ガーデニング

2020年4月19日 (日)

ことしもウラシマ草の群落が。


Dsc08351

このところコロナで頭がおかしくなりそうだから、YouTubeで「郡上おどり」を見て気を紛らわしているのだが、まるで別世界だな。いったいこれは何なんだと改めて失くしたものの大きさを感じる今日この頃だが、老人の庭では今年も“ウラシマ草”が沢山咲いた。岐阜県の準絶滅危惧種ということだが20年前に植えたものが今年は50株に増えた。


Dsc08364

街の中の小さな中庭と裏庭で、しかも完全日陰の庭で、光といえば朝方お隣との隙間から入る光がガラス戸に反射してその反射光がブロック塀に当たるのが頼りというわけで花が塀の方を向いてしまうのはお愛嬌。

Dsc08329


ウラシマ草はマムシ草とも言い、怖いとか奇妙だとかご婦人方の評価は宜しくはないが、老人のめざすエドワーディアンな廃墟趣味の庭では、とても良い雰囲気を出している。すこし行き過ぎてヴィクトリアンになっているが。

家の中が、まるで奥山の林の中の風情で老人の今の気分にぴったりだ。

| | コメント (0)

2019年11月24日 (日)

蔦紅葉。

Dsc07697

秋こそあれ人はたづねめ松の戸を

幾重もとぢよ蔦のもみぢ葉

 

式子内親王

 

な~んちゃって

| | コメント (0)

2019年5月23日 (木)

わたしのニルバーナ 今年の庭。

Dsc05856



西洋の庭園思想を辿ると、ギリシア・ローマの「アルカディア・桃源郷」やキリスト教の「エデンの園」に行きつくが、これらの庭園は、たわわに実る果樹が重要な要素だが、日本庭園ではこうしたものは排除されている。

Dsc05803

仏教の極楽浄土や蓬莱などの楽園思想・庭園思想には生産に結びついた農作物はみられない。

我々が今、イングリッシュガーデンと呼んで憧れる鑑賞を主にしたイギリスの風景式庭園は18世紀以降に現れたものだ。

Dsc05799

西洋の庭が、いかに生きるかというテーマのキリスト教の、修道院の食料生産の為の庭から発展したものとするなら、仏教寺院の庭に発する日本の庭は、いかに死するかというテーマの仏教の浄土の具現であり、生産や労働を止揚した精神の理想郷の具現化である。

のどかな農村風景は理想郷であっても我々には庭園ではないし、豊かに実る果樹園は庭園ではない。  な~んちゃって。

Dsc05817

まあ、そんなことを小難しく語ってみたかった老人の今日この頃だが。

Dsc05816

男、還暦を過ぎて、庭も芸術も歴史も語れないヤツなんてクソだぜ! なんてことをヘタに言ったりしたら気が狂ったように遠くで吠える老人がいるから、老人なんてものはろくでもないヤツが多いからホドホドの付き合いに収めている。

Dsc05839

さて、毎年、その年の庭の完成形を写真に撮ってブログに残しているが、庭に完成形など無いのであって、あの花が咲いたらと思っていると、こちらの葉がしおれ、この葉がひらいたらと思っていると、あちらの枝が徒長したりしてナカナカ写真アップの踏ん切りがつかない。

梅雨入り前のこの時期に撮るか、梅雨で徒長した植物を剪定して充実したところを撮るか、いや、梅雨の長雨で折れたり、虫に食われたりで梅雨の後ではリスクが大きい。

Dsc05870

今年も、上手くいかなかったことも二三あるし、まだこれからのこともあるが、今、パティオの壁面緑化も、裏庭の壁面も強剪定にもめげず新緑に覆われている。下草も今年は特に充実している。

 

Dsc05853

 

老人の、ささやかな秘密のミュージアムは緑に覆われて至福の時を迎えている。

 

ニルバーナ 没入の至福。

Dsc05827

老人は、緑の光のなかで、一日なんども死んでいる。

 

 

 

むかついたらゴメン。

君はそうして怒り狂って死んでいくのか。

| | コメント (0)

2019年4月25日 (木)

庭で。

Dsc05411

老人の人生など、すでに終わっているが、庭に出ると、まだやることがある。

計画通りに行かない事など自然相手では当たり前だが、計画は大事で、計画があるからこそ環境の変化も逸脱も認識できるワケで、老人は庭でコツコツと小手先のことをしながら作業に埋没し、計画を見直したり反省したり改善したりしている。

古希を迎えて未だやることがあるというのは、なにやら余裕がないように思えるだろうが、もちろんやらなくてもイイようなことだったりするワケだが、低く暮らして低いこころざしで生きるか、低く暮らして高く思うか、人間それぞれだが、自然は寛大なようで冷徹だったりするわけで、隙があったり思い上がりがあれば容赦なく結果を突き付けてくる。ボーっと生きていて庭のフィットネスは保つことはできない。庭のフィットネスは老人の心のフィットネスでもあるんだ。

老境にあっても、高く思い努力することが、至らなかったあの苦渋の時代のリカバリーであり、老人の魂の解放の作業なんだ。極楽は造るものなんだ、造れるものなんだと思う。

一人でする土や植物を相手のことは瞑想に似ているが、決してボーっとしているだけではない。次から次へと出てくる問題に対処しながら、それに追われることが喜びでもあるのだ。あまりにも無限だから傍目にはボーッとしている様に見えるが、尽きぬ問題や作業は、尽きぬ庭仕事の喜びでもあるのだ。    なーんちゃって。

| | コメント (0)

2019年4月17日 (水)

今年も、ウラシマ草の花が咲いた。

Dsc05407

この時期の、うらしま草の開花のご報告は、すっかり老人のブログの定番になってしまったが、今年もウラシマ草の花が咲きました。

去年のブログでは、うらしま草の数を25本と記しているが、今年は46本と増え続けている。

 

うらしま草は都道府県によっては絶滅危惧種に指定されているような植物で、当地の岐阜県では準絶滅危惧種に指定されている。

老人の庭に、うらしま草が来て20年近くなるから、すでに第三世代くらいになっているハズだ。

Dsc05372

当初は地植えにしていたが、数年前から鉢上げして管理し始めて、サトイモの様に球根が分球したり、実がなり翌年それを蒔いて株は増え続けている。残念ながら花が咲くまでには五年近くの時間が必要で、老人は、浦島太郎になってしまいそうだが、今年から、育った株を再度、地面にリリースしている。

Dsc05384

実生のものは、ひ弱だが、分球したものは茎もしっかりしていて頼もしい。このままいけば更に分球して来年は、60本以上になりそうだ。花が付くまで五年以上かかるめんどうな植物だ。花の数は、今年は二本だが、このままいけば三年以内に五本、五年以内に十本くらいは咲きそうだ。

廃墟趣味の小さな庭に、数十本のウラシマソウの花が咲いたら壮観だ。怪奇趣味的ではあるが、いかにもヴィクトリアンで、老人は好きだ。

先日、来客があり、老人よりは一世代下の方だが、庭をみて、植物は全て「和」の物なのに見事に洋風の庭ですね、と褒めていただいた。イングリッシュガーデンの要諦は日本の植物を用いることではないかと、少しガーデニングについて語ってしまった。

Dsc05407

ウラシマ草 パンダ出目金 ネオヴィクトリアン ブルートゥースでジミー・スミスの、古希老人の今日この頃だ。

 

 

 

 

| | コメント (0)

2019年4月10日 (水)

春の雨。

Dsc05349
暖冬だったのに、春先になって寒い日が続いて、庭いじりも少し盛り上がりに欠ける老人の今日この頃だが、去年は、隣家の新築で我が家の日陰の庭も少し改善され、壁面の蔦が伸びすぎて膨らんできたから、この冬は思い切って強剪定した。
お陰で、庭は今みすぼらしい状態だが、あと一か月もすればツタの新緑が展開し見頃を迎えるハズだ。老人の王国のシンボルプランツ、ウラシマ草も、今年はたくさん展葉している。来週あたりは開花のご報告ができそうだ。


それにしても、冷たい雨だ。庭の水槽の金魚が一匹天国へ旅立った。 ゴメン、私が悪かった。

| | コメント (0)

2018年5月 9日 (水)

作庭。

Dsc02523

緩いものだけれど計画の集積で決して自然などではないが、ときどき作為以上の結果がでることがあって自然というのは面白い。
 
人生だってそうだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月 3日 (木)

蔓草に覆われた廃墟の庭。

Dsc02432

 

お隣の新築で、少し明るくなった中庭が、このところの暖かさと雨で、塀の蔦もギボウシもシダも、何もかもとても元気で、蔓草に覆われた廃墟の庭の様相を呈してきた。
 
 
まだ、五月半ばに入らないと、大きくなりすぎて植え替えたメインのプランターのアジアンタムもハンギングのオリヅルランも姿を見せないが、それを除けば、既に剪定が必要なほどの緑であふれている。
 
これなんだな、目指したものは、蔓草に覆われた廃墟の庭。
ならば、剪定などせず、ひと夏、緑の暴走を眺めているのも一興か。
 
新緑に、身も心も洗われるような、老人の今日この頃だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月 2日 (水)

バラが咲いた。

Dsc02424

バラが咲いたと歌ったジゴロがいたな。
今も咲いているのだろうか。
 
 
うすら汚い白髪のチョンマゲ 口髭
ライフスタイルなんて言ったかな
 
ハッタリなんだよハッタリ
 
老人は、きちんと床屋に行ったほうがいい。ただでさえ汚いんだ。

Dsc02428

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年4月21日 (土)

すみれ。

Dsc02402

スミレと言えば、田んぼの畔の日当りの良い場所の植物なのだが、意外と日陰の庭でも育つ。

  

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧