フロッザム掛け時計
Frodsham Gracechurch Street London
19世紀のイギリスには、およそ八万にのぼる時計メーカーがあったという、それらが今は跡形も無くなってしまった。あのロレックスでさえ元々はイギリスのメーカー。
フロッザムもまた、英国王室御用達の時計メーカー。文字盤のローマ数字とFrodshamの装飾文字がイギリス気分満点ではないか。手描きの味が残った印刷、文字盤も額縁も、木の板に印刷紙である。日本人ならプラスチックと金属でサッサとやっつけてしまうところがこれだよ、産業革命の名残さえ感じるよね。イギリスって良いよね。
てもねクオーツだし、と思って裏をみたら機械はHERMLEヘルムレ、ドイツ製なんだよね。ヘルムレの方が今や有名な時計メーカーなんだけれどドイツ製の機械で動く英国製の時計ってどうよ。ヘルムレの心臓にフロッザムの皮を纏った時計ってどうよって、オジサンは理屈をこねて、絡みはじめるわけだけれど。
じゃあ印刷した、この紙一枚が英国魂か? maid in Britain 君たちのスピリットはそんな薄っぺらな物だったのか?なんて。
たしかにクオーツの時計を以ってして、英国魂を語ろうとしたIWANAが世間知らずだったんだけれど、印刷した紙の文字盤と額縁だけでも、そこはかとなく君たちイギリスの、いやグレートブリテンの気品を感じるよね。すくなくとも日本製のクオーツムーブメントを使わなかっただけでも君たちの誇りを感じるよって皮肉を言ったりして。
この、「面の皮一枚」ってヤツも大事だよね。皮一枚でイギリスを感じさせるイギリスって凄いよな、なんて変な感心しつつ、今日も退屈しのぎにブログを綴ってみたけれど。
世間はどうよ、景気はどうよなんて、パソコンの液晶相手に「つぶやきシロー」の今日このごろです。皆様いかがお過ごしですか。
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