時計コレクション

2015年6月13日 (土)

時計を修理する。

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あのアップルウオッチが、ネットで注文した人にも、そろそろ届いているはずだけれど、まだアップルウオッチをしている人を見たことがない。

此のところ、身の回りの色々なものが壊れて、ちょうど十年か二十年前のオイラの絶頂期に仕込んだものが、そういう時期に来ているワケで、動かなくなったといって捨てるには惜しいし、直すとなると結構な出費で、昨日も修理の上がった時計を取りに行ってきたのだが、アップルウオッチより高い修理費だった。

でも、買った時の値段よりも中古の今のほうが値段が高いというという国産にしては面白い物だから。

高価なものを買うときは、買えるから買うワケだが、修理するときにかならずしもお金があるとは限らない、突然のコトだし。  トホホ

数日前に、レビュートーメンのクリケットの竜頭が抜けた、機械は動くから、深刻な故障ではないが二十年以上前の時計だから時計屋へ行けば分解修理は必至だ。一番のお気に入りだから放置するワケにはいかないし、いかないからといって、お金がなければいけないワケで。またまたアップルウォッチ並みの出費だと思うと、アップルウオッチはますます遠のいていく。

貧乏って辛いな。

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2014年10月 4日 (土)

おじいさんの時計屋さん。

 

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岐阜の柳ケ瀬名物の、「おじいさんの時計屋さん」。写真のタイトルとしては、“おじいさんの時計屋さんの、おばあさんのお客さん”とすべきかな。

他では難しくなった振り子時計も直してくれるから、とても有難い時計屋さんだ。

我が家の時計も何年か前に長期入院して直してもらったけれど、なにせお爺さんもカナリお爺さんだから、ときどき長期入院する。

柳ケ瀬さんぽは、お爺さんの元気を確かめるのが一つの楽しみだ。

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2007年3月16日 (金)

フロッザム掛け時計

Frodsham     Gracechurch Street London

Indofrodsham_004 19世紀のイギリスには、およそ八万にのぼる時計メーカーがあったという、それらが今は跡形も無くなってしまった。あのロレックスでさえ元々はイギリスのメーカー。

フロッザムもまた、英国王室御用達の時計メーカー。文字盤のローマ数字とFrodshamの装飾文字がイギリス気分満点ではないか。手描きの味が残った印刷、文字盤も額縁も、木の板に印刷紙である。日本人ならプラスチックと金属でサッサとやっつけてしまうところがこれだよ、産業革命の名残さえ感じるよね。イギリスって良いよね。

てもねクオーツだし、と思って裏をみたら機械はHERMLEヘルムレ、ドイツ製なんだよね。ヘルムレの方が今や有名な時計メーカーなんだけれどドイツ製の機械で動く英国製の時計ってどうよ。ヘルムレの心臓にフロッザムの皮を纏った時計ってどうよって、オジサンは理屈をこねて、絡みはじめるわけだけれど。

じゃあ印刷した、この紙一枚が英国魂か? maid in Britain 君たちのスピリットはそんな薄っぺらな物だったのか?なんて。

たしかにクオーツの時計を以ってして、英国魂を語ろうとしたIWANAが世間知らずだったんだけれど、印刷した紙の文字盤と額縁だけでも、そこはかとなく君たちイギリスの、いやグレートブリテンの気品を感じるよね。すくなくとも日本製のクオーツムーブメントを使わなかっただけでも君たちの誇りを感じるよって皮肉を言ったりして。

この、「面の皮一枚」ってヤツも大事だよね。皮一枚でイギリスを感じさせるイギリスって凄いよな、なんて変な感心しつつ、今日も退屈しのぎにブログを綴ってみたけれど。

世間はどうよ、景気はどうよなんて、パソコンの液晶相手に「つぶやきシロー」の今日このごろです。皆様いかがお過ごしですか。

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2007年3月 7日 (水)

重錘式掛時計

SEIKO 8DAY

Clok_005 どこの家にも、これが我が家のアイデンティティだと言える物があるだろう、もし我が家のそれを問われたら、間違いなく、我が家のそれは、この掛時計だと家族みんなが答えるだろう。

この時計が、昨年の秋、止まってしまった。さすがに、三十年間なんのメンテナンスもしないまま動き続けた時計だからと諦めかけたけれど、新聞の、岐阜の柳ケ瀬に「おじいさんの時計屋さん」という処があって、修理に困った時計コレクターからの依頼が殺到しているという記事を思い出して出かけた。

柳ケ瀬の路地に小さな二坪程の店がある、爺さんの机と客からの依頼の時計が壁に沢山かけられて、客は座る場所も無い。確かにお爺さんだ、ピノキオに出てくるようで、頑固そうで、優しそうだけれど目の奥が光っていて。そして、やはり、この類の人にありがちな話し好き。もちろんIWANAもその類だから話は止まらない。持っているもの持ってくる物を見れば診断書も履歴書も無くったってお互い全てお見通し。この時計、機械が良いから直りますよ、だから直して使わないといけないよ。でもね、この重錘式時計という奴は調整が大変でね・・・一ヶ月時間を頂戴よ。というわけで諭吉一枚。

古い振り子式の掛け時計には、この時計の様に重錘駆動とゼンマイ駆動の物がある。子供の頃、学校の図書館や時計屋さんの店先には「鳩時計」があったよね、あの鳩時計も錘のついた重錘駆動、錘が二つ付いていたりしたよね。

この時計が留守をしていた一月は、我が家の居間は、まるで神様の居ない神棚のようで、ブルータスの居ないシーザーの行列の様で、いやタモリの居ない「笑っていいとも」みたいな間の抜けた日々だった。

居間に、この時計が復活して、脱進機の規則的なカチカチという音が復活して、ようやく我が家のペースが戻ったような気が強くした。この時計こそ、我が家のペースメーカーだったのだと改めて実感。

それにしても、この佇まい、民芸風で、派手すぎず、頂部の飾りが象徴的で良いだろ?

文字盤も白一色でシンプルで知的だろ?時計って本当にいいよね。

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2007年1月 9日 (火)

アンティーク スケルトンからくり置時計

フランス製

今日は、9の日。岐阜の柳ケ瀬近くにある金神社(こがね)の骨董市。

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今年の初骨董がこれ。中国人の骨董商から買った物。どうせ眉唾物だろうと思い切った値引きを。値札の三分の一以下、言い値の半額。あいては涙声だったけれど差し出した現金を受け取った。たいした、やり取りもなく現金を握らせて。

80年くらい前の品との事であったが、解体して調べてみると機械にMADE IN FRANCE 1731のFc_003 刻印。さっそくE・ブラットンの時計文化史やらアンティークの本を調べてみる。たしかに、そうであっても不思議は無い。パヴィリオンあるいはエビアリーを思わせる円柱のガラス、天地のグリーンのガラスが魅力的、天蓋は七宝、洋銀?のコラム、そうだ、これは水槽なんだ。中の球体が回転し固定針で時間を示す。三匹の金魚が機械仕掛けで泳ぐ。機械は問題なく動いている。機械物って楽しいね。さあ、ゆっくり調べさせていただきます。

とりあえず、いきつけの喫茶店で記念撮影

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2006年10月25日 (水)

レビュートーメン アルティマーク

時計コレクション  REVUE THOMMEN ALTIMARK

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IWANAのアウトドアー用時計が、このアルティマーク。高度計付き二重構造式時計。スイス軍のヘリコプター部隊御用達の物。24時間計付で短針を太陽の方角に合わせることにより正確な方位が測れる。二重構造で写真のように蓋を開けると時計の裏は反射鏡となっており遭難時の信号用。二重構造の下の段は高度計つまり気圧計になっている。鍋蓋を合わせたようなカプセルの膨張で気圧を測る。つまり気圧を測ることで高度を知らせる。IWANAは山登りに使うが、高度計つまり気圧計は台風の時に真価を発揮する。

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レビュートーメンは時計メーカーであり航空計器製造メーカーとしても有名。時計メーカーとしては、一癖あるコンセプトの、ひねりのある、そして超高級ではない面白いメーカー。

でも10年前に比べたら真面目に成りすぎて面白みが無くなってきた。15年前くらい前に購入したが、当時は、この分厚い時計が珍しかった、ジッポーのライターの1.5倍の分厚さ。時計の重みで革のベルトの傷みが激しいので最近ゴム製のベルトに替えた。ゴムのベルトこれがナカナカ使い心地も悪くない。ブルガリに始まって最近はグッチなどもゴムのベルトが使われている様だし。

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2006年10月 6日 (金)

レビュートーメン クリケット1947

時計コレクション③    REVUE THOMMEN cricket1947

Wrc IWANAの時計コレクションのなかで。最もオーソドックスな時計が、このクリケット。太平洋戦争中のアメリカ大統領、トルーマンをはじめとして、歴代の合衆国大統領に愛用され続けた時計として有名。

女性がネクタイを見て男を品定めするように、IWANAは時計を見て相手を見定めます。これって結構、有効なのよね。時計って結構、人柄が出るのよね。

ギューシェ模様の刻まれたベゼル、クリーム色の文字盤と、ゴールドのインデックスと針が醸し出すクラシカルな雰囲気。人柄だよねオイラの。

じゃあ、コレクション②のド派手なビッグヘェイスはなんだってか? 

クリケットの最大の特徴は、クリケット=こおろぎ、つまりアラーム式時計。腕にしている時は、コオロギのように鳴くけれど、ベルトを緩めているとセミの様に鳴くのよね。これがオウムの事件の頃、地下鉄の中で突然アラームが鳴って自分も乗客も皆がビックリしたなんて事も。

手巻き式 17石。時計って本当にいいよね。 

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2006年10月 3日 (火)

シチズン カンパノラ

シチズン カンパノラ

時計コレクション②   CITIZEN CAMPANOLA

数年前に高級時計がブームに成った時、ビッグフェイス・とてつもなく大きな時計が一つのキーワードになりました。それまでの時計の世界では、薄く小さくがステータスだったのですから天と地がひっくり返ったようなものです。これがフランク○○○だ! これが590万円の○○○&ソーネだ!とでも言うような。

IWANAはこれを「かまし時計」と呼んでいます。つまり、ブチカマシ。でもね、これってカナリ効果的ではあるのです。とりわけ夜のニキータには?

IWANAは、既に皆様お気づきの様に複雑時計が好きなのです。

Wc2_3 パーペチュアルカレンダーを内蔵したシチズン渾身の作。ダイアル上の8本の針で年・月・日・24時・12時・分・秒・曜日を表示します。

更に、1900年から2100年までの、カレンダー呼び出し機能が付いています。  ダカラナンダヨ? 

だから・・・つまり100年前のアノ日から94年後のソノ日まで正確な日付と曜日が表示できるのよ。   ソレガドウシタノ?

だからリュウズの上のボタンが末来で、下のボタンが過去のボタンなんだよ、これって凄くないかい!! ? ? ?

誰も分かってくれなくてもいいのです。複雑すぎて、シニアグラスの団塊男には、時間がさっぱり分からなくてもいいのです。普通の時計の二倍の重さでも良いのです。非実用的価値の究極を極めた、この時計が、IWANAは好きなのです。

「不合理ゆえに我愛す」と言ったのはブルトンだったか?

男だってそうだろ?  ニキータ。

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2006年9月29日 (金)

エルメス セザム

時計コレクション①  HERMES SESAME

SESAME つまり、オープン セサミ。「開けゴマ]というやつである。

子供の頃、オヤジの腕時計の裏蓋を小刀でこじ開けて驚いた。びっしりと詰まった歯車がシャキシャキと音をたてて動いている。美しかった。

そのうちオフクロの南京虫までこじ開けて裏蓋にキズを付けたから、もうオフクロの南京虫は隠されてしまった。

IWANAハ オトナニナッタラ ウデトケイヲカッテ ダレニモモンクヲイワレズニ トケイノナカヲミテイタイトオモッタ

Wh_1 「スケルトン」 時計好きなら必ず一つは欲しいと思う物。クォーツが時計の世界を席捲して、機械式時計を追いやってしまった様に見えたが、十数年前から、機械式の時計が、また人気を得ている。とりわけ高級時計の分野では、ムーブメントが足りないくらいだという。

街には時計があふれ、携帯だってなんだって時計が付いている。ほんとうは腕時計なんて必要ない世の中なんだけれど。

HERMES SESAME スイス ビエンヌの自社アトリエから生み出されるこの時計、スケルトンの透け具合がとても美しい。部品を極限まで削ぎ落とし機械に美しく彫刻が施されている。とりわけ裏側のHERMESのロゴが精密に切り抜かれたローターは最高の景色です。

この時計、某百貨店のワールドウォッチフェアで選んだのだけれど、クロノスイスのスケルトンは機械の極致を思わせる美しさが有ったし、ブルガリのゴールドは贅沢の極みだったけれど「コンナノ ツケテイタラ トモダチナクスヨナ」なんて思いながら、「一番地味なの」を選んだIWANAなのです。 

でもね、夜のお店のカウンターでは、とてもキラキラ光るのよね。お蔭で請求が少し高くなったような気がする、今日この頃です。

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