
さて、このあいだ始まったばかりだというのに、もう納めだという。

奥美濃の2大盆踊りの一つ“白鳥おどり”が、昨夜、今シーズンの最終日を迎えた。

“白鳥おどり”は、「郡上おどり」より一週間遅くはじまり、二週間早く終わるワケだが、郡上八幡より更に北にある白鳥は、すでに夜はTシャツ一枚では少し寒く、気温も踊り発祥祭の頃から比べると十度も低い。

名古屋や岐阜では、お盆の徹夜おどりが終わると、おおかたの人は、もう郡上おどりは終わったと認識されるようで、踊りに行くと言うと、エッ?という顔をされて、すこし“ターケ”にされる、たわけ・・・・つまりバカにされるのが普通。

昨夜も、岐阜を出る頃は、雷と強い雨で、いったいオイラいつまでバカやってんだ思ったりしたワケだけれど、踊り納めは、おどり助平の大晦日で紅白歌合戦みたいなモノだから、行かないワケにはいかない。

昨夜思ったのだが、「白鳥おどり」は、踊り子の皆さんがとても上手くて、皆さんのレベルが揃っているんだ。つまり皆さんとても上手い。

地元の皆さんが多い上に、ココへ来る他所の踊り助平の皆さんは、郡上を経験して更に極めに来るわけで、上級者揃いなんだ。

だから、踊りも、浴衣のセンスも平均点は、とても高い。と、思う。

あいかわらずの名人の美しさであります。

こどもも可愛いが、お母さんの方がもっとカワイイのであります。白鳥おどりは、子供も安心して連れてこられる混みようです。

さてさて、サタデーナイトボンダンサーのオイラ。通いつめているようだけれど、繰り出すのは土曜の夜のみで、徹夜おどりを含めて今シーズン、郡上へ二回・白鳥へ六回の参加。ようやく白鳥おどりを何曲か覚えたところでシーズン終了とは寂しいかぎり。

今シーズン終了のご挨拶が終わると、拍手と同時にアンコールが湧き起こります。

お約束通りでありますが、“さのさ”で〆ます。

この、最後の“さのさ”が、粋でオシャレで良いのです。この終わり方、オイラとっても好きです。
そして、いよいよ、白鳥の「納め」の名物、下駄の「三本締め」であります。

〆が終わると、花道を保存会の皆さんが退場します。

ハイタッチのトンネルの中を潜り抜けます。

今年は、人出が多かったせいか、ひときわ長いトンネルで大変だったようです。

さてさて、白鳥おどりの夏が終わりました。拝殿おどりは発見でした。
とても面白い夏でした。
また、来年も、遊びにきます。

おまけ。

白鳥おどりは、これやでエエよ!
写真は許可なく撮って、ご本人の了承を得ずアップ致しております。不都合なものはメールを戴けば削除いたします。お許しください。よって、転載はお断りいたします。