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2019年11月15日 (金)

カルトマニアかポートレイトマニア。

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写真の発明は19世紀前半だが、同時多発的に様々な写真の方法が発明されて淘汰されていくが、19世紀中頃には肖像写真がブームになる。

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とても庶民には自分の写真を撮るということがかなう時代ではなかったが、1840年代にロンドンで売られていた有名人の肖像写真は、当時の都市労働者の一週間分の賃金以上であったというから、プロマイド一枚が十万円程度であったわけだ。

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1854年に名刺版というサイズの写真が考案されると、カルトマニア(名刺版写真狂)とかポートレイトマニア(肖像写真狂)というマニアックなコレクターが登場する。

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残念ながら、このブログにアップした写真は老人の手持ちの写真絵葉書で1910年頃の物だ。

著作権は当然消滅しているから堂々とアップできるのだが当時の写真をフォトショップで修正してみると、クイック補正程度で簡単に蘇らせる、いや当時よりよくなる。アナログの写真もデジタルで修正できるのは面白い。



冒頭の写真は、イギリスのジョージ五世の即位の時の物だから1910年頃の物だ。

ジョージ五世とメアリー王妃の、切手くらいの大きさの写真を小さなボックスに入れて持ち歩いた物だが、そのボックスも手の込んだ物だ。
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20世紀に入ってからだから、もう少し安くなっただろうけれど、写真はまだ高価で、写真を持っているということが一つのステイタスだったのだ。
写真がナゼ小さかったのかが分かるような気がする。

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