ベルギーのシーサイドリゾート ブランケンベルヘのお土産。和傘をさしたアールデコのBathing Beauty。
さて、先日アップした和傘をさしたビーチフラッパーのフィギュアがとても良かったから、また手に入れてしまった。
アールデコ期のフラッパー、Bathing Beauty。もちろん和傘・蛇の目傘がポイントだ。
傘を除けば10センチ足らずの小さなフィギュアだ。
ベルギーのシーサイドリゾート・ブランケンベルヘの地名が入っている。
古希老人のコレクションとしては、すこし気恥ずかしいのだが、海水浴のお土産のお人形さんで、とてもカワイイから・・・。
いかにもアールデコ的で、1920年代のビーチフラッパードールとして秀逸だと思う。
ベルギーのBlankenbergeは、周辺の国からも観光客が訪れるシーサイドリゾート。
上の着彩写真は19世紀末のブランケンベルヘ。
まだ海辺で遊ぶ程度で、女性が水着で泳ぐというのは20世紀に入ってからだ。
水着の登場が、ちょうどアールデコ期と重なる。
やはり、日傘として日本の蛇の目傘は大活躍だ。
アールデコ期は、現代のファッションの基礎が固まった時期だが、
水着の黒は、透けて見えるのを防ぐためだが、まだ水着用の素材が無かった時代だ。
この二週間ほど、ポールポワレからシャネル、そしてディオール、サンローランの伝記や資料を続けて読んでみた。
20世紀を、ファッション、とりわけデザイナーの浮き沈みを視点に読んでみたらとても面白かった。
写真は現在のブランケンベルへ
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