古希、さてと。
「身を捨つる 人はまことに 捨つるかは 捨てぬ人こそ 捨つるなりけれ」西行法師
古希と言っても、あまり実感はないが、現役の頃、五十代半ばで、会社の先輩同僚が続いて亡くなった時期があった。
また、ここ二三年で、なじみの先輩がほとんど亡くなっていたことを最近知った。なんだか、みんな無理して生きていたのだなと。
願わくは。
父親の寿命に達して、もう私も充分だなと思う、しかし。
この十年のコレクションは面白かったな。もう大したことが出来る歳ではないし、大したことをしたいとも思わないが、まだ十年は生きられるとしたら、この十年のように、計画し少しづつ実現していきたいことがある。
捨てて拾った古希だから。
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コメント
何も捨てられません、方丈での生活体験が必要です。
つぎなる計画素晴らしいですね
投稿: 1059bashi | 2018年12月24日 (月) 08時55分
1059bashi様
メリークリスマス!
捨てぬ人こそ 大切な物を捨てているのではないかと。
しかし、考えてみれば、貴君こそ、肩ひじ張らずに、捨てずに、見事に通り抜けたのだな。スマートで素敵だよ。
投稿: IWANA | 2018年12月24日 (月) 23時02分