常滑やきもの散歩道を散策する。
さて、INAXライブミュージアムを見終えて、知多バスで常滑駅まで行き、焼き物の街・常滑市の散策です。
常滑は、とてもダイナミックでクリエイティブな陶芸家の街です。
とても面白い人達の街です。
この黒く塗られた板壁、懐かしい昭和の風景です。老人が子供の頃、家はどこもかも防腐と防水を兼ねて、コールタールのような“チャン”で黒く塗られていました。
常滑は坂の街で、細い路地の街です。こんな坂道を自転車で降りていく地元の人をみました。下りも怖いけれど、どうやって登って来るのか心配です。
こんな感じで、工房の作品を売る店が沢山あります。
有名な土管坂です。少し写真写りが良すぎる気がします。道路にも瓦や土管が埋められています。
常滑の地名の由来は、常に、滑る、ヌルヌルとした粘土の地質にあります。坂が多い街ですから滑らないというのはとても重要です。
いかにも、常滑らしい風景です。
涙が出るほど懐かしい昭和な景色です。私の小学生時代の光景です。
これです。
これで空が煤煙で汚れて、家の壁が土埃まみれだったら昭和の二十年代三十年代です。
老人には、すこしキツイ坂でしたが、常滑は、とても素敵な陶芸の街です。
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