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2017年4月23日 (日)

多治見市笠原町のモザイクタイルミュージアム。

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さて、このところ、老人の関心は、すっかりアンティークタイルに向かっていて、ヴィクトリア期のアンティークタイルに没入の日々なのだが。

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タイルと言えば、岐阜県の多治見市が一大産地で、とりわけ笠原町は

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施釉磁器モザイクタイル発祥の地にして、全国一の生産量を誇る町だというコトで、昨年の六月に、とてもオシャレなモザイクタイルミュージアムがオープンしたというコトで、遅ればせながら今日出かけたのであります。

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入館すると、いきなり、まるで登り窯の様な大階段を四階まで上がります。

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四階のテラスは、明るい太陽と、キラキラと輝くタイルが見る人を驚かせます。

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そして、展示室はダイナミックな白の世界です。

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懐かしい、昭和のタイルが、まるでモダンアートの様なたたずまいで生き返っています。

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銭湯のモザイクタイルだって、こうしてみると立派なアートです。

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まず、最初の展示フロアーで、すっかり盛り上がってしまいました。

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あの、オイラが育った、シミッタレタ昭和という時代が、こんなにもオシャレだったのかと。

もちろん、昭和は、こんなにオシャレではなかったし、シミッタレタ時代ではあったが、タイルがシミッタレテいたわけではなかったのだな。

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さてさて、このところ老人はヴィクトリア期のアンティークタイルなどのことを色々と調べているのだが、日本のご婦人が東南アジアなどを旅行なさって、ヴィクトリア期のアールヌーボーのオシャレなアンティークタイルを額装したものを、結構なお値段で買い求められて、日本に帰って額から外してみたら、日本製だったなんてガッカリなさったりしておられる。

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オイオイ、日本製でガッカリなんて日本人に失礼な話なんじゃないかな?

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まあ、たしかにオイラだって、ヴィクトリアンなタイルだsign01って勢い込んで買った物が日本製で、さらに岐阜県産だったりしたら、かなりナニだけれどね。

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でも、ヴィクトリア期のアールヌーボーやアーツ&クラフトのタイルなど、イギリスのミントンやウェッジウッドと対等に戦える質の物を、日本の、岐阜県の、多治見の、笠原町で大量に生産し東南アジアを席巻していたという事実があって、あながちインドネシアのアンティーク屋さんが、ごまかして日本製の物を売ったわけではないのだな。

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けっして大きなミュージアムではありませんが、開館から一年を経てなお、とても賑わっていました。予想以上でした。地方の公民館の隣にある、地場産業のミュージアムの枠を、アートのチカラで大きく打ち破っています。大成功だと思います。

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ちかごろ流行りの、タイルマンなるキャラクターを創ろうという地元の動きもあるようです。

なにより、この素晴らしい建築と展示設計の成功に拍手を送りたいと思います。

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設計は、独創的な建築で世界的な評価の高い建築家、藤森照信氏。タイルの原料を掘り出す「粘土山」を思わせる外観は、地場産業のシンボルとして、なつかしいのに新鮮な、不思議な印象を与えます。(ミュージアムHPから引用)

さてさて、連休は、といってオイラは、毎日が連休だが、常滑の世界のタイル博物館 だな。

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コメント

こんにちは、いつも楽しく拝見しています。
私の故郷淡路島の淡陶(ダントー)という会社も美しいタイルを製造して時期があります。世界タイル博物館にも展示されていると思いますので淡路島製マジョリカタイルの実物を是非是非ご覧になってくださいませ。

投稿: nami | 2017年4月26日 (水) 07時55分

nami様

手元に、INAXの世界のタイル博物館編 世界のタイル日本のタイルという本がありますが、その“日本のヴィクトリアン・タイル”という章で、淡陶の硬質陶器タイルを、マジョリカ・タイル、イギリス・ヴィクトリア朝風装飾タイルを範としたものとして紹介しています。「世界のタイル博物館」にも展示されているようですので、今度見てきます。

投稿: IWANA | 2017年4月26日 (水) 13時16分

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