夜の王国。
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さて、このところ、老人の関心は、すっかりアンティークタイルに向かっていて、ヴィクトリア期のアンティークタイルに没入の日々なのだが。
タイルと言えば、岐阜県の多治見市が一大産地で、とりわけ笠原町は
施釉磁器モザイクタイル発祥の地にして、全国一の生産量を誇る町だというコトで、昨年の六月に、とてもオシャレなモザイクタイルミュージアムがオープンしたというコトで、遅ればせながら今日出かけたのであります。
入館すると、いきなり、まるで登り窯の様な大階段を四階まで上がります。
四階のテラスは、明るい太陽と、キラキラと輝くタイルが見る人を驚かせます。
そして、展示室はダイナミックな白の世界です。
懐かしい、昭和のタイルが、まるでモダンアートの様なたたずまいで生き返っています。
銭湯のモザイクタイルだって、こうしてみると立派なアートです。
まず、最初の展示フロアーで、すっかり盛り上がってしまいました。
あの、オイラが育った、シミッタレタ昭和という時代が、こんなにもオシャレだったのかと。
もちろん、昭和は、こんなにオシャレではなかったし、シミッタレタ時代ではあったが、タイルがシミッタレテいたわけではなかったのだな。
さてさて、このところ老人はヴィクトリア期のアンティークタイルなどのことを色々と調べているのだが、日本のご婦人が東南アジアなどを旅行なさって、ヴィクトリア期のアールヌーボーのオシャレなアンティークタイルを額装したものを、結構なお値段で買い求められて、日本に帰って額から外してみたら、日本製だったなんてガッカリなさったりしておられる。
オイオイ、日本製でガッカリなんて日本人に失礼な話なんじゃないかな?
まあ、たしかにオイラだって、ヴィクトリアンなタイルだって勢い込んで買った物が日本製で、さらに岐阜県産だったりしたら、かなりナニだけれどね。
でも、ヴィクトリア期のアールヌーボーやアーツ&クラフトのタイルなど、イギリスのミントンやウェッジウッドと対等に戦える質の物を、日本の、岐阜県の、多治見の、笠原町で大量に生産し東南アジアを席巻していたという事実があって、あながちインドネシアのアンティーク屋さんが、ごまかして日本製の物を売ったわけではないのだな。
けっして大きなミュージアムではありませんが、開館から一年を経てなお、とても賑わっていました。予想以上でした。地方の公民館の隣にある、地場産業のミュージアムの枠を、アートのチカラで大きく打ち破っています。大成功だと思います。
ちかごろ流行りの、タイルマンなるキャラクターを創ろうという地元の動きもあるようです。
なにより、この素晴らしい建築と展示設計の成功に拍手を送りたいと思います。
設計は、独創的な建築で世界的な評価の高い建築家、藤森照信氏。タイルの原料を掘り出す「粘土山」を思わせる外観は、地場産業のシンボルとして、なつかしいのに新鮮な、不思議な印象を与えます。(ミュージアムHPから引用)
さてさて、連休は、といってオイラは、毎日が連休だが、常滑の世界のタイル博物館 だな。
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さて、うらしま草の芽なのか他の植物なのか若干不安があるが、我が家で採れたうらしま草の種を昨年蒔いておいたのだが二年目の今年、芽が出た。実生・発芽でガデナーとしては最高の自慢。
今のところ、三つほど確認しているが、たぶんまだまだ芽が出ると思う。
たねを蒔いて三年目だと思っていたが、自分のブログを調べてみたら、たねを蒔いたのは去年の二月だった。去年のブログを貼り付けてみる。つまり二年目で発芽。
地上部になにも無いのに、一年間ただ水遣りを続けるというのは、まことに禅の修行のようでもあったが。
こちらは、親の球根の回りにできた球根を鉢上げした株。
栽培は何も難しくはないが、あまり直射日光に当てないこと、水遣りを忘れないこと、夏には枯れるが、それまで風や雨に倒されないように如何に持たせるか、針金で支持してやる。これでも三年目。
さて、夜のウラシマ草であります。うらしま草と知らなければ、少し怖くもあります。
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テレビのニュースで高山祭りが全国に流れる頃、このウラシマ草が咲く。
山奥のイワナ釣りの帰りに買い求めた山野草なのだが、それは二十世紀最後の年だった。
もっとも激しく仕事をしていた時期が、もっとも激しく釣りに出かけていた時期というのが不思議な気がするが、釣行の車の中が、仕事のドロドロを洗い流す時であり、仕事のヒントを得る大事な時であった。
ウラシマ草は、花が咲くまでに何年もかかる。親の芋の回りにできる子芋を上げて鉢植えにして管理しているのだが、花がそ咲くまでに五年はかかるという。この小さな苗だってすでに三年目だ。種からだと芽を出すのに二年もかかるというが、種を植えた鉢もいくつかあるが三年目だが反応がない。そういうことに耐えながら、じっくりと水やりを続けるということが大事だと思っている。
ああ、山の中を思いっきり走りたくなった。明日は郡上だな。
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さて、岐阜市の桜は、何といっても岐阜公園から護国神社そして長良川堤の長良川一帯なのだが、
昨日はブログで、最近メキメキと人気を上げている岐阜駅南の清水川の桜を五分咲きとご報告したら、なんと岐阜地方気象台は、きのう満開宣言ということで、ブロガーとしては立場がないワケだが、岐阜市の桜の標本木は清水川にあるワケで、ますます立場が無い。
今年は寒気のせいで、桜の木によって開花のバラツキがあって、標本木は満開でも、昨日のブログの写真でもわかるように、まだ蕾みのままの桜も二割くらいはある。
さて、この週末は、間違いなく桜は見頃を迎えるのだが、当地のお天気は、昨日の予報では週末が雨とあったが、今日はさらに悪化して明日の六日から十日まで連続五日間の雨マークになっている。
ということで、桜を愛でるのも、桜を撮るのも今日限りということで今日は長良川まで車を走らせたのです。
桜の花はいいよね。長良川は開放的で最高だね。
最近は、中国人のツアー客ばかりが目立つが、桜のシーズンということで地元民も多数来訪。
岐阜公園には、日中友好庭園というのがあって、かっての日本の侵略戦争を詫び、中国人と満蒙開拓団の悲劇を慰霊する日中不再戦の碑も、中国へ出征した経験をもつ元岐阜市長を中心とする人々によって建てられている。
日本人だって反省もしているし、詫びてもいるし、日本人が全て石原チンタローではないし、無教養で嘘つきな安倍シンゾーではないコトを訪れる中国人ツアー客の皆さんにも分かっていただけるかしら、ついでと言ってはナニだが フリーチベット !
まったく、桜ってイイよね。
背負ふなら
牡丹いばらも
良けれども
さくら恋しき
我が身なりけり
なかにし礼 の さくら伝説 だったな。
という事で、今年の桜は見られそうもないという皆さんへ、
桜の写真をイッパイ貼り付けてみました。
この週末は、雨でも良かったら、ぜひ岐阜へお出かけください。
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さて、岐阜市の、JR岐阜駅南の清水川緑地の桜のご報告。
清水川の桜まつりは、十日も前に終わったのだが。祭り当日は、今年は全く桜は咲いておらず、カワイイ子供のフラダンスなんかが見られたのだが、とても寒そうで気の毒だった。
岐阜まつりも一昨日で終わったのだが、今日は少し暖かくなって、桜もようやく見ごろを迎えた。
まだ、五分咲き程度なのだが、当地は週末は雨という予報。
写真を撮るなら今日明日しかないわけで、とりあえずご近所の清水川へブロンプトンで出かけた。
鞄に望遠レンズを入れ忘れてでかけたりして、それならなんで鞄が必要だったんだということだが、近くても取りに帰るのもナニだから、まあイイかって言う写真でゴメン。
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