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2016年9月19日 (月)

バーンズコレクションのアンサンブル。

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ブラケットは、まだ付ける場所はあるが、ドアノッカーは既に1ダースとなって、ドアの数という限界があって終わりにするしかない。我々は封建時代のなごりで、“飾る”というコトが悪いことのように思わされてきたところがあって、飾るということに少し抵抗があったりするから、ここいらあたりが、グッドテイストとバッドテイストの境目だなと蒐集を足踏みしている今日この頃なのだが。

フィラデルフィアのバーンズ財団は、ルノワールとセザンヌだけでも250点を越える壮大な個人コレクションなのだが、コレクションの展示の構成、組み合わせを「アンサンブル」というコレクターの故アルバート・C・バーンズの視点で固定し、美術館の不変の定款としている。

おもしろいのは、めくるめく名画の展示の間には、ドアノッカーや蝶番、かんぬきやら鍵といったアンティーク金具が組み合わされて展示されていることだ。この“アンサンブル”は、とても公立の美術館ではできない独特の展示方法だがコレクターの視点が最高に生かされていて素晴らしい。

壁面でのドアノッカーや金具の展示ということにビビッと反応したわけだが、壁面なら我が家にはまだある。しかし壁面の下地が石こうボードだから確実に固定するのは難しいし釘穴だらけの壁面というのも困る。と、出来ない理由を探して、しない様にしているワケだが、なにより、ルノワールもセザンヌもそのカケラすらない。

この先は、「沼」なのだよと自分に言い聞かせている老人の今日この頃なのです。

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しかし、干上がった沼というのも寂しいな。

 

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