とてもめずらしいセルロイドのアンティークヴィクトリア女王像。
RARE AND UNUSUAL EARLY PLASTIC QUEEN VICTORIA FIGURE
こういう物が手に入ったといって老人が一人書斎で涙を流していたりすると、昔はオタクと言われたが、近頃は痴呆ではないか、いや老人性の欝病でないかと心配されたりするけれど、安心してください穿いてますよ。
今日が何曜日かは時々わからない時があるけれど、それは私が「毎日が日曜日」だからであって、ボケてはいません私は。でも、少しボケたかな。
さて、プラスチックの前身、歴史上最初の人工の熱可塑性樹脂・セルロイドが発明されたのは1856年、ヴィクトリア期(1837-1901)のイギリスで、アレキサンダーパークスによって「パークシン」という商品名で売り出された。当初は象牙の代用品として作られた。
ヴィクトリア女王の姿からヴィクトリア中期以降と考えられるが、まさにその時代に発明された最新の素材で作られた物というコトになる。軽くてカラカラと音がする、薄皮一枚、そうピンポン玉のよう。セルロイドは、発火性が問題になったり、光による劣化などもあり、この時代の物が残っているのは貴重。
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