あまりにも。
御嶽山の噴火のことは、色々と分かってくるほど悲惨で、ああだこうだと書くのもナニな気がする。
昔、息子とスノーボードに出かけたことのあるスキー場からの中継もあったりして、なんだか他人事ではないな。
考えてみると、木曽川本流も、木曽川に合流する飛騨川も御嶽の麓の水を全て集めているいるわけで、御嶽山の火山灰の多くは濃尾平野に運ばれているのだ。
薩摩義士の宝暦治水は、木曾・長良・揖斐の下流部を分流したのだが、それは木曽川の川底が長良・揖斐川に比べ2メートルくらい高くて、長良川に流れ込むので、分流の必要があったというコトを読んだことがある。
江戸時代の金森藩の飛騨川周辺の無謀な木々の大量伐採による土砂の流入が大きな原因だが、木曽川本流も飛騨川も御嶽山という火山灰の排出源があったからなのだな。
この夏、福沢桃介と貞奴のコトを色々と読んでいて、木曾の電源開発のことを少し勉強して、開田高原やら王滝村へ出かけたいなと思っていたヤサキで・・・。
それにしても、被害に遭われた方も整然として避難されて、家族の方も、泣き叫んだり大げさに何かを非難したりしない姿に、ホッとする。
自衛隊やら警察・消防の命がけの活動に感謝と、二次災害の無いことを。
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