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2014年9月23日 (火)

エドワード7世 大元帥姿のアンティーク絵葉書。(海の上の帝王学)

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世界最強のロイヤル・ネイビーといわれたイギリス海軍ではあるが、すでにこの時代はそれが幻影にすぎないことが常識となりつつあった。

すこしピンボケだが原画がピンボケなんだ。

エドワード7世の海軍元帥姿。H.M.The KING ADMIRAL of the FLEET

Publisher:  Misch & Co.
Series Number:  'H.M. The King' no.477.
Photographer: from a painting by Fred Howard
Back Divided:  Yes
Postally Used:  No
Condition: Good - discolouration to reverse - graining to surface on left side edge and slight blurring to image
Surface Finish:  artistic

さてさて、先日来、思わせぶりに画面に登場している、そのカップはなんだ?って方には、「海の上のカップ&ソーサー」なんてキーワードで検索してみて欲しい。

そんなコトは、面倒だという方のために、昔のブログを引っ張ってみた。

Photo

五年も前に、書いたオイラのブログだ。

Photo_2

カップを逆さまにすると、アレキサンダー大王のヘルメットの形になるワケで、なんで、それが関係あるのだというコトは、下の英文を読んでいただくが、まあブログを読んで欲しい。

日本には、「板子一枚下は地獄」という喩えがあるが、 

船底の下は大海原であり、いったん港を出てからは波任せ風任せで人の力が及ばない、と船乗りの仕事が危険に満ちた仕事であることをたとえた言葉。“板子”とは和船の船底のこと。

ソーサーの中心にプリントされた英文がキモなのだが。船での生活は、板子一枚の上での共同体、その中での指導者の責務、ありかたを説いているワケだ。

091121_002_2

"From out his helmヘルメット once Alexander poured Water水を注いだ in self denial 自己犠牲o'er the ground. Now quaffがぶがぶと飲む we gather at the social board-From out a helm.the fragrant tea sent round回し飲み"

この英文を理解する為、アレキサンダー大王のエピソードを紹介。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

紀元前325年、インド遠征の帰り、大王の一行はマクラン砂漠に迷い込んでしまいます。皆、水に飢えた死の行軍となります。

ある兵士が、貴重な水をヘルメットに汲んで大王に捧げます。しかし、全ての兵に水が渡らないと知った大王は、大地に水を棄ててしまいます。

大王は、「私ひとりが、この水を飲んだならば、他の者たちは、どんな想いするだろうか」と。

この一言に兵士達は泣き、そして一斉に立ち上がり「いざ前進を!」と叫び「この王ある限り、疲れも渇きも、ものの数ではない」と彼らは勇気凛々快活に行軍を始めた。

Photo

このカップの年代は、1882年。ヴィクトリア期でイギリス海軍が世界の海を制覇し、帝国の領地を太陽は常に照らしているという栄華を誇った時代。

プリンス オブ ウェールズ、後のエドワード7世 41歳の時。イギリス王の帝王学は海の上で授けられたといって過言ではない。 なんちゃって。

と、こんなコトを書きながら、老人は、この秋冬のワードローブのプランを練っているんだ。Pコートやら、シェットランドのセーターで海の上のエドワーディアンを気取るって感じ、時代考証は正しい。

今回のブログ、30年の時間差を埋められず(笑)、いささか支離滅裂でゴメン。

Ed77

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