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2014年8月17日 (日)

郡上おどりの原形・前谷白山神社の拝殿おどりを観る。

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昨夜の、岐阜は警報が出る程の雨で、郡上おどりのクライマックスの徹夜おどりの最終日だけれど出かけるべきかどうか朝から“雨雲ズーム”とニラメッコしながら迷っていたのだ。

踊りの途中から雨が降るのは我慢が出来るが、始じめから豪雨と判っていて、遠くから高速を使って出かけるのもナニなワケで、しかし郡上おどりの徹夜おどりに一日も行かないなんて、お世話になった八幡の皆様にあまりにもナニではないかなんて思いつつ、考えてみれば、拝殿おどりなら屋根があるワケで、今夜は絶対、白鳥おどり・前谷白山神社の“拝殿踊り”だな、と決めたのだ。

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さて、「盆踊り」を拝殿で踊るワケで、つまり盆踊りを神社で踊るワケで、多少の知識があるとかえって違和感がある話だが、少し神仏混淆という歴史を齧っていると、これがそうなんだなと納得したりする面白いものなんだ。

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神社の由緒というのは、明治維新の廃仏毀釈という流れで書き直されたりしているから全て正しいとは言えない。簡単にいえば、宗教なんてイイカゲンなもので維新以前は、寺も神社も一緒にあったりして、坊主が、あるときは神主をやり、あるときは坊主をやったりしたわけで。寺に神社があったり神社に寺があったりして、たとえば神宮寺ってのがあるけれど、神宮の寺なワケで、神様がオマイリする寺なワケで、神宮のソバにあるワケで神様は仏様を信じている、つまり神様は仏教徒だったのだ、というから日本は面白い。

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前谷白山神社は、白山信仰の美濃側のメッカ・石徹白(いとしろ)の入り口にある神社。このコトは当ブログの“白山文化圏巡礼”のテーマだから、今日はスルーして。

しかし、面白いね。これが郡上おどりの原形なんじゃないか?

これだよ!オイラが観たかったのは!

おもわずオイラ叫んだね。

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神社の拝殿に、盆に精霊が降りてくる拠り所(よりどころ)となる“切子灯篭”が提げられ、その下に音頭とりが輪をつくる。お囃子もなにもなく、アカペラの生唄で順に文句を唄いつないでいく。

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拝殿は板の間だから、踊り子の下駄は拍子木であり太鼓でもあって唯一の楽器となってリズムを刻む。

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三味線も笛も無い、きわめてシンプルな構造なんだけれど、これがとても心に響くね。これが「日本だ」って。

これが本当の郡上おどりなんじゃないかな。つまり白鳥も含めて白山文化圏の土地の踊りじゃないのかって。

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マア、そんなコトを他所者のオイラが言うのもナニで。実は、こういう場でオイラの様な者が踊って良いものかどうか、すこし躊躇していたんだ。

だって、ここにいつもの他所から大挙押し寄せる、名古屋や岐阜のイツモノ踊り助平が、やはりイツモノ様に踊っていたら、よそ者のオイラとしても興醒めだからね。オイラのようなよそ者は遠くの木の陰から見ているくらいにするベキかなって。

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まあ、白鳥おどり保存会のイツモの美人さんはイイけれどね。

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そのわりには、図々しく、輪の中まで入っていって写真を撮ったりしてごめん。とてもカワイかったから。

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ピントが甘くて恐縮だけれど、こういう絵が撮れる世界って、ひとつの文化だと思うね。

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駐車場は充分あったし。トイレもキレイなのが向かいの集会所にあったし、屋根もあるし、いうコトなしだね。

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音頭取りの若い娘が、顔が真っ黒になっててゴメン、カメラの色調をビビッドにしたうえに現像でコントラストを付け過ぎたんだ。本当は色白の美人なんだ!と、思う。

今日は、おいら拝殿おどりをジャマしないような地味な夏大島の浴衣と、郡上の徹夜おどり用の派手な絞りの浴衣を2セット持って行ったのだけれど面倒だからTシャツのままで通した。そして、郡上八幡の徹夜は凄い雨でスルーしたんだゴメン。

今シーズンおいら、雨で浴衣を濡らしていないんだ。八幡は今夜も豪雨のようだけれどね。まだコノ時間、踊っているんだよね。風邪ひくなよ。

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白鳥の拝殿おどりもエエよ!

この写真、ワタクシではありません。念のため。

写真は許可なく撮って、ご本人の了承を得ずアップ致しております。不都合なものはメールを戴けば削除いたします。お許しください。よって、転載はお断りいたします。

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コメント

初めまして。
随分と前のエントリーにコメントしてすみません。
平成26年の拝殿踊りの写真に写ってる、揃いの浴衣の幼い兄弟は私の息子です。
白鳥踊りでブログ検索して見つけました。
この年は、三男を出産してなかなか踊りに行けなかったので、夫と3人で行ってもらったのです。
今年27年度は、街踊りにはなかなか行けませんでしたが、拝殿踊りには行きました&まだまだ行きます。
いつかどこかでお会いできれば、と思います。ではでは。

投稿: AYU | 2015年8月27日 (木) 01時04分

AYUさん
場所の雰囲気を壊さないように、遠慮して写真を撮っていたのですが、お母さん手縫いのペアの浴衣の兄弟があまりにも可愛いので、曲替わりの時に図々しく輪の中へ進入して撮らせていただきました。踊りの皆さんも、かわいい二人が写せるように列をあけてくれました。
暗くて狭い会場ですからピントも合ってませんが、今年からカメラを代えたので、来年はもう少し良い写真が撮れると思います。
喜んでいただけるのなら、来年も出かけて、もう少し良い写真を撮らせていただきます。
コメントありがとう。

投稿: IWANA | 2015年8月27日 (木) 08時16分

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