若い日のエドワード7世と弟のアルフレッド。
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さて、昨日の日本列島は、太平洋高気圧に覆われて、猛烈な暑さに見舞われて、熱中症で八人が死亡なんて、大変なコトになっていたワケなんだけれど、老人は“盆踊り”に、暑いさなかに郡上八幡へ出かけたのであります。
今シーズンは、郡上踊りから“白鳥おどり”に路線変更を宣言したのだけれど、昨夜の白鳥おどり(しろとり)は、「ちびっこおどり講習会」というコトで、ビギナーのオイラにピッタシなイベントなのだけれど、子供達に混じって子供達よりヘタなジイサンが踊っていても迷惑なんじゃなかろうかってコトで、高速道路を途中下車して、やっぱしオナジミの郡上おどりに出かけたのであります。
それにしても暑かった。夕方6時を過ぎても温度計は34度であります。
街の中を散策していたら、こんな看板を見つけました。
郡上は、長良川を擁し、鮎つりの本場です。釣り人は、釣れた鮎を料理屋に持ち込むのですが、「土用隠れ」といって間もなく釣り辛い時期に入るのですが、今年はどうやら調子が良いようです。
さてさて、昨日の郡上おどりは、暑いなか、更に熱かった。
“おどり免許状”であります。昨夜は、踊り上手20人に免許状が出たのでありますが、審査曲が「猫の子」。
郡上おどり10曲のうち、七曲に“免許状”があり、日によって審査曲が違うのですが、この「猫の子」は、なかなか懸からない曲なんです。オイラも全曲制覇の最後に戴いたのが「猫の子」の免許状なのです。
ですから、皆さん必死です。みなさんの強烈なアピールに、審査員のボス・保存会の踊り部長も頭を掻いています。
さてさてさて、今夜(昨夜)のオイラの郡上土産は、今年売り出してイキナリの大ヒット。「郡上木履」の下駄。
郡上の若い人が今年やり始めたオリジナルの下駄で、オイラのは、あの藍染の渡邊藍染店の藍染の鼻緒。
なんでも、郡上おどりの開幕以来、売れすぎてココ数日、品不足で販売を休止していたみたいで、下駄の木が、まだ乾ききってないのはご愛嬌。
それに、先日、買って帰って大好評だった、時代屋大國の「葉なんばん」。今回は辛さが更に上の“大辛”。
写真は許可なく撮って、ご本人の了承を得ずアップ致しております。不都合なものはメールを戴けば削除いたします。お許しください。よって、転載はお断りいたします。
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さて、アンティーク絵葉書は場所を取らないからコレクションとしては良いが、アンティークはデコラティブアートつまり装飾美術でもあり、部屋に飾って楽しむものでもあるから、思いついたのは、その時代のフレーム額縁とマッチさせたらどうかって。
こういうコトは、凝りだしたら徹底的に凝るべきで、その徹底的の度合いがコレクターのステイタスになるワケで、そのマッチングの才が問われるのは、美術商の世界と同じだ。ナンチャッテ!
さて、まずエドワード7世の戴冠式の絵葉書だ。
エドワード7世の時代は、エドワーディアンスタイルといわれる明確なデザインの様式があるわけで、フレームもそれでいきたいのだが、この装飾過剰な戴冠式の衣装に、シンプルがとりえのエドワーディアンスタイルの額では合わないのだ。
用意したのは、レイトヴィクトリアンスタイルのAntique Carved Wood Oak Picture Frame だ。つまり19世紀末の物だな。
エドワード7世の即位はエドワーディアンスタイルのはじまりでありヴィクトリアンスタイルの終焉でもあるから、即位の姿はレイトヴィクトリアンの額に飾られるコトは正しい。とも言える?
オークに彫刻が施されているが、ヴィクトリアンの盛期に比べるとシンプルだ。釘もバックパネルもオリジナル。丁寧にブラシをかけて汚れを落とし、リベロンのアンティークワックスをかけたら見事に甦った。
これは、まだ、序の口に過ぎない。
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さて、郡上おどりと並んで奥美濃の2大盆踊りの一つ「白鳥おどり」が昨夜から始まった。
天気予報は、雨だ雷雨だ注意報だと囃すから、雨の白鳥デビューもナニだから、デビューは明日にしようかとも思ったのだが、あさから天気予報とニラメッコしたり、雨雲ズームレーダーで雲の動きを観察したりして、この調子なら降ってもタイシタことはないと踏んで出かけたのであります。途中、郡上八幡の手前ではカナリ降られましたが、白鳥は曇天ながら雨は全く降らず、暑くもなく、幸先の良いスタートとなりました。
それもこれも昨夜私がアップした、白鳥駅前のお土産屋さんの“おじぎ福助さん”の祈りのせいでしょうか。
さて、「白鳥おどり」の始まりは、宝暦義民太鼓の演奏と踊りからはじまります。素晴らしい始まり方です。正しい遣り方です。郡上一揆に立ち上がり、義に生きて犠牲になった農民の悲しみのおどりで追悼の踊りであります。
盆踊りは、庶民の踊りです。封建時代は、百姓など虫けら同然ではありましたが、圧倒的に少数の武士が支配する時代では、百姓が集まって何かをヤルというコトは武士にとってとても怖いことでした。それがいつ暴動になるやもしれず、数で負ける武士は、百姓が数あつまるということは、恐怖そのものだったのです。
この、義民太鼓から踊りにツナガル、百姓衆の踊り始めが素晴らしい。これが見たかったんだ。これが郡上なんだ、これが郡上おどりなんだ!このまま踊っていて欲しかった。
さてさて、かたい話は、このくらいにしておいて、オイラまさにカルチャーショックだったね。
「白鳥おどり」 とってもイイわ!! これはハマルね。
百姓衆がどうのこうのといったアトに、この写真では落差があり過ぎだけれど。
「白鳥おどり」のこの盛り上がりは一体何なんだ。激しいビートはイッタイなんなんだ!まさにロックな盆踊りじゃないか!
郡上おどりに負けず、みんなオシャレで、更にファンキーなんだ。
この激しい踊りを、年寄りも良く踊るんだ、素晴らしい。
この激しいビートを生み出す音頭とりは大変な技術だね。
おっと!郡上おどり発祥祭欠席の名人クロさんを見つけた。
今年こそ、こちらに名前が載りますように。歴代名人。
えっ!こんなところで!
郡上おどり保存会の、三味線の美人師匠で、レンタル浴衣の女将さんが踊っているではないか。
「わたしね、商工会の偉い様なんで、今日は郡上市商工会というコトでーす。」って。
あれーっ! もうこんな時間。
今夜も、行くつもりだから、そろそろ寝ます。
ごきげんよう。
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“白鳥踊り”は、郡上八幡から高速道路を二区ほど北に行った郡上市白鳥町(しろとり)に伝わる盆おどりで、白山信仰の美濃側のメッカ・石徹白(いとしろ)に隣接する地域でもあり、白山信仰やら仏教の浄土信仰の一つの形でもある、この地域の“盆おどり”の原形を感じさせる踊りで、歴史派の“おどり助平”にはタマラナク魅力にあふれている。
郡上八幡は城下町で川にへばり付くような武士の町だけれど、白鳥町は拓けた農地を背景にもち、郡上一揆の拠点でもあった土地で、百姓が、貧しいながらも権力に反発する力を蓄える余力を持った土地でもあったワケで、郡上八幡の郡上おどりは、田舎なれど城下町の洗練がみられるが、白鳥おどりは、郡上一揆の立百姓の情念をいまに伝えるパワフルなもので、権力にヘツラウことのないヤンチャな踊りでもある。
なんてコトを、未だ現地で踊ったこともないオイラが言うのもナニだが、とりあえずはナントカ踊れるようになりたいな。
明日は、「白鳥おどり」の発祥祭。オイラの人生初の白鳥おどりでございます。
神様、お天気のコトどうぞ、宜しくお願い申しあげます。
雨の白鳥デビューとは・・・。トホホ
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H.M. KING EDWARD VII c1910 Unused VG-EX, Rotary 2451 B
昨夜は少し遊び過ぎたかな、という虚ろな視線がイイ。王様はそれくらいがイイのだ。
エドワード7世、生涯に関係を持った女性は101人だったという。この百と一人というところが重要で、アバウト百人というのとは違って、こまかく数えて、キチンと数えて101人ということで、そんなことをシッカリと数えていたヤツがいたわけで、パパラッチの国イギリスの王様というお役目もつらい。
父親のアルバート公は脚が長くて極めて美男子だったわけで、不機嫌な婆さんというイメージのヴィクトリア女王も若い頃は、美しくてお姫様そのものだったから、その子、エドワード7世は、もちろん美男子だったワケだ。
この可愛らしいセーラー服の子供こそ、後のエドワード7世で、多少のデフォルメはあるにせよ、美男子であることに間違いはない。テディボーイとは彼を元祖とするんだ。
さて、そんなプリンスであるが、色々あって、隣国のフランスの悪場所に入り浸ってロングステイしてしまったのだ。平和な時ならともかく、イギリスは世界に拡がる植民地を持ち、植民地では反乱の火の手があがり、他国はイギリスの権益を奪うべく軍拡の競争に躍起になっていたワケで、ナカナカ勇気がいる放蕩ぶりだったのだ。
写真は、キング・エドワード7世級戦艦 (King Edward VII class Battleships)、1903年から1905年にかけてイギリス海軍により建造された準弩級戦艦。イギリスの帝国主義を支えたのは海軍力だったワケで海軍で男を鍛えるというのがイギリス王室の帝王学でもあった。
まさに、第一次世界大戦前の「戦争の時代」だったワケだが、王位に就くや、遊び人の社交性やら、人心掌握術で、外交に才を発揮し“ピースメーカー”と呼ばれ、「エドワード平和王」と呼ばれたワケで、人間というのは面白い。
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さて、台風が去って、雨の心配も全くなく、奥美濃の熱い夏の到来を告げる、郡上踊りの発祥祭が昨夜行われた。
昨夜から、9月6日まで、32夜にわたるロングランの盆踊りの始まりだ。
雨の心配がないというので、昨夜は大変な人出。主催者発表では九千人ということで、オイラ、写真は早々に撮って、カメラを納めに車に戻って、浴衣に着替えて、会場に戻ったら、踊り会場は人でビッシリと埋まり、とても踊りに入り込める状況ではないんだ。
雨が降るのも困るが、晴れて人出が多すぎて踊れないのも、困るな。
昨夜は、スーパームーンで、お月様がとても大きくて、踊り会場をキレイに照らしてくれていて、オイラ橋の上から、月に見とれていたのだけれど、台風で悲しいめに遭った南木曽の中学生のコトなんか思いながら、彼が星になったのなら、ドノ星かなって探したのだけれど、スーパームーンで空が明るすぎて見えなかった。
ゴメンな、君が星になって、ジジイのオイラが盆踊りで。
さて、昨夜の郡上土産は、時代屋大国の「葉なんばん」
あの、「行列ができる下駄屋さん」の西へ2~3軒おいたご近所なんだ。
葉とうがらしの瓶詰めで、やさしい“おふくろの味”といった感じの煮物で、この季節、食がすすんでとてもいいんだ。一本は自宅使い、一本は差し入れを戴いてばかりの佐藤さんへのお土産。
さあ、来週は、「白鳥おどり」の発祥祭だな。
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この画像、iPhoneで撮ったものを、現場からアップしてみたのだけれど、やはり少し無理があったかな。
今回は、iPhoneとデジカメの二刀流で撮ったのだけれど、なんだか集中できずに、支離滅裂になってしまった。現場からiPhoneでアップってのもイソガシ過ぎて、肝心の踊って遊ぶってのがどこかへいってしまってダメだな。
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His Majesty King Edward early PPC by Lafayette National Series. Smoking Cigar Unposted
まことに神々しい、神・エドワード7世の私服、いや至福のお姿であります。
インバネスのコート、そうシャーロックホームズと同じです。日本ではトンビといって男性は、着物にこれを着ていました。
カンペキなお姿であります。手には葉巻で、何から何まで見事であります。こういうお年寄りになりたいものです。といってオイラもうその歳なのだが。
写真家は、James Lafayette 。
我が西洋陶磁史研究所、このところ陶磁研究からはハズレっぱなしではありますが、今、エドワーディアンなアンティークフレームを蒐集中で、絵葉書より額縁の方が立派なお値段なのでありますが、それなりに整えてエドワード7世のアンティーク絵葉書コーナーを開設するつもりであります。
アンティークの楽しみは、まことに底なしの沼であります。
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イーベイから、ROYALTYの缶バッジがほとんど消えてしまった。めぼしい物はオイラが買い占めてしまった。とまでは言わないが、あれは有る様で無い物ではなかったか。意外とレアな物だったのかも知れない。どなたかが現地で買い占めているのかも知れない。
以前のココログのアクセス解析では、英語圏からのアクセスが、アクセスの三分の一くらい有る日もあったけれど、イギリスのコレクターもブログを読んでくれているみたいだ。だから検索で引っかかるように、英文を貼る子したりしているワケだけれど、イギリス人の、ロイヤルティに限った缶バッジのコレクターのサイトを見たことがないから、してやったりだ。
でも、コレクションで訪ねてくれた外人さんが、当ブログの郡上おどりの写真を見たら、今でも田舎へ行くと日本人はみんな浴衣を着ていると思わないかしら。笑
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毎年、雨に悩まされる郡上踊りだが、12日(土)の、踊り始めの発祥祭までアト一週間。
さっそく、郡上市の週間天気予報をチェックしてみた。
降水確率30%、微妙だな。
ちなみに、去年の、郡上おどり発祥祭の当ブログをコピーしてみた。
「今年も雨の郡上おどり発祥祭。」
さて、雨がドウのコウのと言っても、始まらないんだ、郡上おどりに雨はツキモノなんだ。
郡上踊りは、雨でもヤルんだ。全天候型盆踊りだけれど、ドームが無いのが野球とは違うんだ。なんて強がりを言ってみつつ、しかし今年は空梅雨だったのに、やはり郡上踊りが始まると・・・雨が。
今日も、カメラをぶら下げて郡上八幡をブラブラしていたら、こんな物を見つけた。
雨が降っても、ようこそ、なんて・・・・・いかにも郡上八幡だな。
しかし、もし郡上踊りが、「雨天中止」だったらドウだろう、32夜の踊りがジューゴヤくらいになってしまったりして、踊り助平の皆さんは消化不良で悶々とするなんてコトになるのは必定で、雨でも踊るというのが郡上おどりをヒートアップさせるんだ。
さてさて、いよいよ開幕というコトで、今のところ少し余裕の保存会の踊り部のお姉様方、ことしもどうぞヨロシクお願い致します。
さあ、提灯にビニールを被せて、粋な脚おどりをみせとくれ。
郡上のみならず、他所からも郡上おどりのグループが参加して、踊り流しを盛り上げます。
さてさて、踊り流しが、今夜の会場に着くころには、頭に手ぬぐいが・・・。
そして、こんな団体も。まるでカルトの集会ではないのか? 確かに郡上おどりは、その熱さにおいて宗教に近いものがあります。踊る宗教です・・・なんてことを本気にしないでほしい。
さて、踊り流しが広場に入ると、郡上市長の開幕宣言です。
市長さん、雨にもめげず、一生懸命おどってみえました。市長が踊り助平と一緒のココロでいるナンテ、とても嬉しいことです。
さてさて、そんなコンナだけれど、雨はマスマス激しく降りだします。
思えば、去年もコンナでした。
時折、雨は小降りになるのですが。
踊り助平は場外でストイックに踊って極めます。
おっと! ノーマルバージョンのカ○ヤさんではありませんか!今年もヨロシク。
さて、カメラはこの辺にして、オイラもこのあと浴衣に着替えて、滝のような雨のなか、ヒタスラ濡れて踊ったのであります。
今日も、準備万端で出かけたのでありますが、一つだけ忘れ物がありました。
バスタオルです。
バスタオルは、郡上八幡水中盆踊り大会の必需品です。
というコトで、あくまで去年のコトですがね。
さあ、一週間、天に祈りますか。
それにしても、去年も空梅雨だったのに、郡上おどりが始まったら雨だったのだな。
でも、今年は、台風一過の青空になると思う。
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KING EDWARD VII CORONATION SOUVENIR POSTCARD POSTED 1902 BUCKINGHAM PALACE
さて、このエドワード7世の即位の頃は、昨今の携帯メールのように、絵葉書がブームで、ことあるごとに人々は、絵葉書を送った時代で、毎日何通もの絵葉書を送った。需要はシステムを作り上げるもので、当時のロンドンでは、一日六回も郵便の集配があり、前日の夕方パリで投函されたハガキは、翌日のロンドンのお宅に届いたというから素晴らしい郵便の時代だったのです。
この絵葉書は、子供服のお店の販促品だったようだが、いかに絵葉書がブームだったかが伺われる。
その後、電話の普及により絵葉書のブームは廃れ、郵便のシステムも後退する。
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