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2014年5月 5日 (月)

ゴールデンウィークに美濃仁輪加を楽しむ。

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さて、美濃紙(みのがみ)といえば和紙の代名詞で、和紙といえば即美濃紙というくらいで説明は要らないと思うが、岐阜県の、長良川の中流域が始まる、つまり山の中を流れてきた長良川が、イヨイヨ濃尾平野にさしかかるあたりに、和紙の生産で栄えた“美濃市”がある。

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楮(こうぞ) やミツマタといった山の産物である製紙原料と豊かな水にめぐまれて、さらに長良川の水運に支えられて和紙の産地として繁栄した美濃市は、豪商の店がその覇を競うかのように、ウダツを上げている。

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そう、美濃市のキャッチフレーズは、“うだつの上がる町”なのだ。

「うだつ 」つまり、あの「ウダツのあがらないヤツ。」といった言い回しをする“うだつ”なのだが。

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「卯建」は、家と家の境の防火壁といった機能ではあるが、それは装飾でもあり家運の隆盛を誇る物でもあって、商人の見栄でもあり誇りでも あり、うだつがある古い町並みが市の中心部にスッポリと保存できている美濃市は素晴らしい街だと思う。

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さてさて、その美濃市に江戸末期から伝わる伝統芸能の「美濃流し仁輪加」がある。

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仁輪加(にわか)、俄かに、つまり即興を旨とする掛け合いで、コントであり、漫才であり、駄洒落なのだが、権力を笑い、不正に笑いで抗する、庶民の風刺劇でもあって面白い。

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今回の上演は、ゴールデンウィークの特別な上演で、15の町内の中から今年のコンクール上位入賞の常盤町の出演。

ご当地のFC岐阜のラモス監督やら“その女?”やら、「さむらこうち」やら、当地の市長の偽者が登場。

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常磐町といえば、あの“野口五郎”の出身町内でもあって、彼の駄洒落のルーツは、

間違いなく美濃仁輪加だと確信したしだい。

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口上の方の、ほっかむりといい、地を這うような、控えめな姿が、おかしくて、お洒落。

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祭りの日には、こうして町内を流して、街角で仁輪加を披露するのだそうだ。

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こういうヤツラが住む町って、素敵だね。

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