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2014年1月 4日 (土)

「英国王室・歴史記念品でみる戦争の世紀」ジョージ5世の時代。

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「英国王室・歴史記念品でみる戦争の世紀」第三章はジョージ5世の物。

今回のコレクションは、ここからはじまった。そして、当コレクションの最も充実したパート。

ジョージ5世 George Frederick Emest Albert Windsor

在位 1910(明治43年)-1936(昭和11年)

 

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昨年生まれたイギリスのロイヤルベビーの名前が、ジョージ・アレキサンダー・ルイ George Alexander Louis。このジョージという名前は、ドイツ系の名前で、あまりイギリス的ではないのだが、1714年年以来三百年の歴史のなかで、13人の王・女王のうち六人がジョージを名乗り、その治世は合計158年に及び、つまりイギリス王の最も代表的な名前。

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西洋の言葉に「王家は、栄誉の源泉なり」というのがあるが、勧賞懲罰は上部構造の必要欠くべからざるところであるが、懲罰は政府や国会にまかせ「王家は、勧る有りて罰する無く、賞する有りて罰するなきもの」などと、王家のあるべき姿として、福沢諭吉先生なども帝室論で述べておられる。

つまり、王様の仕事とは、威張ることではなく、国民をホメルことなのです。

GeorgeV のKing's Medal の、Attendance Medal 出席メダル、子供の為の皆勤賞メダルなのであります。

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上段のバーにあるL.C.C.とはLondon County Council(ロンドン州会)、下のバーの1919-20は授賞の対象となった期間を示します。.

メダルの側面には受賞者の名前が G. PERKINS. と彫られています。こんなメダルをもらえたら、子供は夢中になってしまいます。おかげで、どんな病気になっても学校は休まないという子供が続出し、困った学校が年間何日かの休みは、皆勤と認めるなんてことにしたという話です。

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威張り散らして国民を苦しめて、あげくは国民から石を投げられ、ムチを打たれ、火あぶりにされるというのは、ヨーロッパの王様のほとんどの末路だったワケですが、そんな不安定な王様が生き延びる為に考えだしたのが、勲章やらメダルを、国民にオゴソカにフンダンニ与える事だったのです。

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ジョージ5世の即位から百年を過ぎ、即位記念の物が、アンティークの領域に達したという事もあり、第一次世界大戦、世界恐慌という激動の時代に生まれた「物」をとおして、イギリスと世界の歴史を見てみた。

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 ちなみに、「英国王のスピーチ」のジョージ6世はジョージ5世の次男。長男はシンプソン婦人との“王位を捨てた恋・王冠をかけた恋”のエドワード8世。現エリザベス2世はジョージ6世の子でジョージ5世の孫。

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昨日は、退屈しのぎに、シネコンで「ルノアール」を観たが1915年のフランスを描いた映画だった。そうか、この時代だなと思ってみていた。

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BRITISH ROYALTY COMMEMORATIVES

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