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2013年6月11日 (火)

ジョージ5世のアンティークの。

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しかし、19世紀末に生きたイギリス人のすべてが、帝国を強力に支持していたというわけではありません。帝国という発想そのものが全体として間違っていると考えた人々もいました。他方で、帝国がどのように成り立っているのかをまったく知らない人々もいました。こうしたことから、19世紀から20世紀への世紀転換期に生きた帝国主義者(帝国の支持者)は、イギリス市民、とくに子供たちや青年層に、自分たちの国と帝国に誇りを感じさせることが必要であると考えるようになりました。この章で、あなたが目にする帝国のイメージのいくつかは、まさにそうすることを企画されたものです。

これは、イギリスの中学校の歴史教科書の一部です。 (写真とは無関係)

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19世紀末のヴィクトリア女王の時代の大英帝国は、植民地を含めると、地球の表面の五分の一ちかくを占め、世界の人口の四分の一を占めていました。それらは、まさに帝国主義であり力による侵略であったわけですが、イギリスの教科書は、常に当時のイギリスの支配者の考え方と、支配される側からの見方を冷静につたえ、つねに子供たちに、自分の力でそれをジャッジし発言し発表することを求める内容になっています。

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どこかの国の、無知な首相が「侵略の定義がどうのこうので、アレは侵略ではなかった。」といいかけて、首相にこびへつらう女性代議士が身代わりを買って出て「侵略ではなかった。」と言い切って、党内からも緘口令をしかれるお粗末とはレベルが相当ちがいます。

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ただ、残念ながら、これは歴史認識という様な高尚な問題ではなく、自民党という劣化した党の「2世3世の勉強が得意でなかったオボッチャマ」の資質の問題でしかないのですが。

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さてさて、そんなこんなでは、ありますが、このところオイラがアンティークとしてアップしてきたジョージ5世グッズ。まさにイギリスの歴史のなかで帝国主義を正当化する宣伝工作の道具でもあったわけで、どこか「お馬鹿臭」が漂うのは、日本の「戦時下の愛国骨董」と同類なわけで、その愚かさは、我々自身の持つ「おろかさ」でもあって、いとおしくもあり、簡単には焼いて捨てるわけには行かないのであります。

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この帝国主義的キャンペーンツール、たしかにそういう物でありますから、一方で、老人のボーイズハートをワクワクさせるモノを孕んでいることは、間違いないわけで、ヒットラーは許せないけれどポルシェは美しいしワーゲンも好いしワグナーを聴くと元気になれるのと同じなので、社会の片隅で、こういうキケンな物を集めて喜んでいる老人の矛盾を許してほしい。 なんちゃって

参考 世界の教科書シリーズ イギリスの歴史 帝国の衝撃

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