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2013年6月15日 (土)

ジョージ5世 ロイヤルファミリーのアンティーク ブリキ缶。

さて、ブリキ缶 Tin Can。アンティークコレクションとしては欠かせないアイテムで、いやTin Canだけですばらしいコレクションが構成できるジャンルなのだけれど、おいらイイ歳こいてカード破産するワケにもいかないワケで、ここは欲望をグッと抑えて、ジョージ5世関連のコレクションという括りに限定して、少しTin Canを手に入れた。

とりあえず、今回のご自慢はジョージ5世のロイヤルファミリーのTin Can。

 

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It shows the pictures of Queen Mary, and also King George and Prince of York and the Prince of Wales and Duchess York with Princess Elizabeth。

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正面にジョージ5世、裏側は王女メアリ。

左サイドには長男のPrince of York 、デイヴィッド、つまりジョージ5世の頭痛の種、放蕩息子の、「王位を捨てた恋」のエドワード8世。

右サイドには、その兄が捨てた王位を押し付けられた「英国王のスピーチ」のPrince of Wales アルバート、後のジョージ6世。

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缶の蓋にはジョージ6世の妻エリザベスとその子リリベット、後のエリザベス2世が描かれている。

ブリキ缶は17世紀の終わり頃から作られたが1910年ころから1940年頃の物が良い。

この缶の年代は、ジョージ5世の在位期間でエリザベス2世の幼児時代、エリザベス2世は1926年の生まれだから、1930年頃と考えられるが、しかし、エドワード8世を差し置いて弟のジョージ6世の娘が缶のトップにあるのは不思議かもしれないが、これこそがこのファミリーの不幸でもあったワケだ。

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↑ 憂い顔の、淋しがりやの遊び人、長男エドワードは、「プリンス・チャーミング」と呼ばれて人気を博するが、父親のジョージ5世は死の床にあって「あの坊やは、私が死んで十二ヶ月以内に身を滅ぼすことになるだろう」と予言し、その予言は的中し、「王冠を賭けた恋」で国を追われることになる。

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↑ 弟ジョージ6世は、父に似て生真面目で、生活は堅実で、兄エドワードに先駆けて1923年に名門の令嬢エリザベスと結婚し、エリザベス(2世)とマーガレットの二人の娘に恵まれた。しかし、“英国王のスピーチ”の通りなのだ。

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ジョージ6世の長女、リリベットの愛称でジョージ5世に溺愛されたエリザベス2世は、二歳のリリベットを見たチャーチルをして 「まだ、子供なのに、なんて威厳と思慮深さを兼ね備えているのか」と言わしめた、イギリス王家の希望の星でもあったわけだ。

人物の描写が良く、ジョージ5世のTin Canとしては、その家族のドラマまで読み取ることが出来る素晴らしい物だと思う。

「物語」があるアンティークってイイよね。

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今日も、老人の人生最後の熱狂に、お付き合い戴きありがとうございました。

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