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2013年6月29日 (土)

70歳でアンティーク屋。

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アメリカの老人のリタイア後の夢の第一位は、「70歳でアンティーク屋」というのを何かで読んでメモしてあったのだけれど、リタイアした私の周辺を見廻しても、骨董をやってるヤツなんて誰もいない。

我々、団塊の世代の悲劇は、たとえば厚生年金の場合、基礎年金の支給が65歳に繰り上げられてしまったことだけれど、つまり年金の満額受給は65歳からで、それまでは厚生年金の報酬比例分だけが頼りの綱になるわけで、五年間といえば少々の退職金は消えてしまうわけで、年金受給前にサラリーマンは丸裸になってしまうワケだ。

個人事業者の国民年金は、厚生年金の基礎年金と同じだから、65歳までは無年金という過酷な制度で、商売人には定年は無いからよし、という理由のようだけれど。経済環境の変化で若い頃はじめた商売が60歳を過ぎて続けられている人は極わずかだ。退職金も無ければ、60歳を過ぎて勤め人に再就職などまず無理な話で、さらに過酷な制度だ。

「団塊の世代」の著者・堺屋太一は、団塊の世代の退職で、退職金をタンマリ持った団塊の世代の消費がはじまり「団塊の黄金の時代」が来ると言ったがそんなものは何処にも無い。

退職と同時に年金が支給され、退職金を老後の蓄えに出来た少し前のサラリーマンのリタイア像とは比べ物にならない、過酷な団塊の世代のリタイアの姿であり、それはそのアトの世代にとっても自分たちの問題なんだぜ。

といいつつ骨董をやってるオイラは、「タダ馬鹿なだけ」なんだけれどね。

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コメント

団塊の世代、若者からは年金逃げ切り世代とも云われ、、、どちらも余り嬉しくない呼び名です。
戦後の繁栄を支える世代だったけど、今となっては、、、堺屋さんの説は外れましたねbleah

投稿: boss | 2013年6月30日 (日) 07時37分

boss様
おひさしぶりです。コメントありがとうございます。
我々が一生懸命払った年金は、すでに上の世代にバラマイテしまったから、おまえらには無いといわれ。
下の世代からは、そんなものは支えられないといわれ。
私たちは、払ったものを払ってくれと言っているだけなのに、払ったものが払ってもらえないなんて余りにも理不尽ではあります。
年寄りが豊かだった時代はマボロシだった、いや団塊の世代の掛け金で、上の世代は甘いシルを吸っていたのですが、いよいよ年寄りが貧乏だった時代に逆戻りです。その最初の洗礼を団塊の世代が今経験しているのですね。

投稿: IWANA | 2013年6月30日 (日) 10時46分

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