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2012年10月13日 (土)

完品でなくとも。

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無傷と思って買ったアンティークカップが、チップがあったりヘアーラインが入っていたりすると愕然とするが、傷があっても欲しいと思った物は、キズなど乗り越えられるくらい良いところがあるわけで傷などは大した問題ではない。むしろ傷のお陰で老人にも手が届いたのだと喜ばしい。

日本の陶器の場合は、疵すら愛でたりするところがあるが、西洋のアンティーク陶器の世界では疵は決定的に価値を下げることの様に言われるが、それは陶器を鑑賞するというより、疵がないという希少価値を愛する、たとえば美しいという事はあまり関係がなく希少であることに価値がある切手の収集の様な世界で、美とは無縁の世界で、オイラには下らない世界のようにおもえる。

疵があるからと値切る客に痛めつけられた骨董商の傷ついた反動の形なのか、希少であることを煽る下賎な骨董商の商法なのか、そんなものに左右されるのは幼稚なコレクターだからどうせ大したものを買うわけではないのでドウでもよいが、高いものを買ったりすると痛々しい。

偽物・本物も、偽物を本物として売るのは言語道断なのだが、ただニセモノ・ホンモノだけで語ると、とても狭い世界しか見えなくてマイセンは柿右衛門の偽物つくりから始まってウィーンを盗み、ウィーンを盗んだロイヤルウィーンがウィーン以上にあり、伊万里のコピーのロイヤルクラウンダービーを偽物と誰も言わないのだから、なにより磁器は偽物の本家・チャイナの発明だから、本物偽物もケイケイには言えない。

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ヘアーラインがあっても、ソーサーが無くても、ウィーンの偽物でも、オイラの最高のお気に入りは、このジークフリードのカップだな。

くわしくは、ジークフリード アンティークカップ で検索すると出てくるから見て欲しい。

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