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2012年2月 7日 (火)

エッフェル塔のアンティーク香水瓶。

1889素朴派の画家アンリ・ルソーがセーヌの河畔に立って、空に浮かぶ気球と、パリ万博の万国旗を飾る帆船、その向こうにエッフェル塔を描いた自画像こそは、この時代のパリの空気を描いた最も象徴的な絵画だと思う。

L1002178さて、1889年(明治22年)、フランス革命100周年を迎えたパリの空には、鉄の時代19世紀を象徴する巨大なエッフェル塔が聳え、飛行船が浮かび、パリ万博のパビリオンは赤や青の電飾で彩られ、五色のサーチライトが夜空をかきまわした。

1889年、第四回パリ万国博覧会、それを記念したエッフェル塔の完成。

怒号に揺れた第一回メーデー。アナーキストのテロ。経済恐慌。世紀末の混沌と華麗な現代の幕開け。

そして、叙情性にあふれたアールヌーボーの流行。

中世的マンネリズムの中で呻吟していたヨーロッパの芸術が現代の曙を見いだし、突破口を開いた記念すべき年。

L1002180_2さてさて、いかにもアンティークな、魅力的な香水瓶。

エッフェル塔の配置がパリの空を思わせてとてもいい。ゴシックを引きずりながら、新しい時代の夜明けも感じさせるデザイン。時代は19世紀末。ペンダントトップ。

あれっ? アンティークのブログ やめたんじゃないの?って。   ごめん、煙草は止めたけれど・・・。

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コメント

1889年、ムーランルージュ開店の年でもあります。 香水瓶をなでると当時の踊り子が煙とともに現れるといいですね・・・お友達のヤマダ様と同じ発想でしょうか。

投稿: とげなし | 2012年2月15日 (水) 22時28分

とげなし様
香水瓶のエッフェル塔を逆さまにすると、踊り子の美脚が見えてきます。疲れでしょうか。

投稿: 団塊堂主人 IWANA | 2012年2月16日 (木) 00時11分

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