名和昆虫館。
オイラがライカのX1を選んだのは、とにかくカッコ良さで、イカにもカメラという感じのデザインで、画素数とかスペックには余り関心はなくて、レンズが単焦点というのには躊躇したけれど、不便を逆手にとって絶対的スナップ道を極めるというのがリアリズム写真蚊としての逝き方ではないだろうかなんて事を思ったわけ。
「絶対非演出」と言ったのは土門拳だけれど演出臭プンプンの土門拳の写真は強烈に階級的でプロレタリア独裁的で、欺瞞だけれど素晴らしい。
土門拳のリアリズム写真を「乞食写真」とサロン写真家は揶揄したけれど「乞食写真」は差別語だから「貧乏写真」と言い換えるが「貧乏写真」は好きだ。貧乏写真はホッとしてイイが、上から目線で写している様なところがあって、豊かな現在にあっては少し犯罪的であり痛みが残る。
「道楽なんで、そんなむつかしいことはどうでもいいんです。」なんて事を言うヤツがいるけれど、それを言っちゃあおしまいなんだ、そういうヤツはなにをやってもダメなヤツで、生きる資格も、なにかをヤル資格もないんだ。
ナンテ事を言ってみつつ、ピントも合わない、ホワイトバランスもくるって、放っておくとやたらピカピカな彩度の高い軽薄な写真になりがちなオイラ、今日もブロンプトンで下手な写真とりに出かけます。結構、楽しいのだ、コレが。
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