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2011年12月31日 (土)

ニュー イヤー イブに“蛍の光” ロバート バーンズのアンティークカップする。

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今年も色々とあったけれど、いつの日か、そんな事もあったよねと語れる日も来るはず。そんなこんなで、今夜はスコットランドの国民的詩人、ロマン主義の巨人 ロバート バーンズのポートレートカップのご紹介。

そう、「蛍の光」の原曲であるAuld lang syneの作詩者であるROBERT BURNS。「蛍の光」の原曲の題名はスコッツ語でAULD LANG SYNE(オールド・ラング・サイン)。英語でOld Long Since、「遥か遠い昔」という意味。

L1001959今夜は紅白歌合戦のみならず、世界中のスコットランド系移民によって「蛍の光」が歌われるんだ。でも本当のAuld lang syneは別れの歌というより「昔なじみを忘れてなるか、想い出さずにいられるか。昔なじみを忘れてなるか、遠い昔のあの頃を。いざ、遠い昔のために、友よ、遠い昔のために。われら友情の酒、酌み交わさん。」といった回想の宴会ソングなんだそうだ。ユーチューブなんかで観てみるとバグパイプのオジサンのバカ騒ぎなんかが観られて楽しい。

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昔、美しい友人と、しっとりとお話でもと入ったイングリッシュパブが、その日はバグパイプやらフィドルで大騒ぎでビックリした事があったけれど、あれは1月25日でROBERT BURNSの誕生日バーンズ ナイトだったわけで、この日は世界中のスコットランド系移民が大騒ぎする日なんだ。バーンズの詩で「故郷の空」なんてのも本当は替え歌の「誰かさんと誰かさんが麦畑、チュッチュ チュッチュしていた」というタグイの歌で、やはりバカ騒ぎの歌なんだ。

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さて、このカップ、イギリスの名窯リッジウェイの物で、Porcelain Markは、弓と矢筒と"England"1891年の物。

バーンズのポートレイト、スコットランドのエディンパラにあるバーンズモニュメントと、ソーサーにはバーンズとハイランドメアリーの絵柄が、本の挿絵の印刷の様な味を活かしながら転写されている。この転写の荒さが文学的でとてもいい。形はムスタッシュカップ、つまり口ひげが濡れない様に口縁部にガードがあるカップ。 

このカップ、毎年この時期にオークションに出品されるが、バーンズ人気で、かなり痛んだ物でも結構なお値段になったりする。実はオイラ、今回で三回目の入札だったんだけれど、ラッキーなことに今年は、コンディションの良い物を最低価格で落札した、メデタシなのだ。

L1001971_2さてさて、そんなこんなで、今年も終わるけれど、今年は最後まで素晴らしいアンティークを紹介できて満足なオイラ。これでアンティークは暫しオヤスミを戴いて、オイラは来年の郡上おどりの事など準備に入るのであります。オイラのキリギリス的浪費生活は、ジッと我慢のアリさん的生活の日々があって成り立っているのです。

というわけで、今夜はオイラの、今期のアンティークシーンの最終ブログでもあって、少し寂しいけれど、ロバートバーンズを偲んで、世界に8万人の会員が居るというロバートバーンズフェデレーション公認のスコッチウィスキー「ロバートバーンズ」で「蛍の光」致します。

今年も、つたないオイラのブログにダラダラとお付き合い戴き、ありがとうございました。

来年こそは、アナタ様にも、オイラのコノ幸せが届きますますように。  乾杯!

リッジウェイ ポーセリンマーク Ridgways

そして、浜岡原発に サ・ヨ・ウ・ナ・ラ。

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2011年12月28日 (水)

マーサ・ワシントンの不思議なカップ。

L1001953本当は、クリスマスの天使のカップで、今シーズンのアンティーク蒐集は、終わりにするつもりだったんだ。終わりのブツは、とても重要で、今後それが何時もこのブログのアンティークのアタマになるわけで、それなりの物で、好感度の高い物でなければならないワケで、でも、その後あまりにも面白いカップが出たものだから、ついつい追加してしまった二点を年末特別放出というコトでご紹介。

いつまでアンティークやっているんだなんて声も聞こえてくるけれど、もう、アト二点だから我慢して読んで欲しい。

さて、このカップ、いったいカップというべきか、ボウルというべきか、いやはや鉢というべきか、とんでもないデザインの物なんだ。まず、大きいのだ。口径は12センチもある。ハーフサイズのラーメンなんかにぴったり、フィンガーボウルに脚とハンドルを付けた感じ、ワタクシ的には、お正月に花でも活けたい感じ。まあ、オイラのアンティークカップコレクションの番外編という位置づけで許してほしい。

絵柄は、マーサ・ワシントン(:Martha Dandridge Custis Washington 1731-1802)アメリカ合衆国初代大統領ジョージ・ワシントンの妻。

L1001954このハンドルと脚のデザイン、危険で、焼きづらい不合理なものだってコトは見ればわかる。生産性や経済性などとは程遠い唯美主義的暴走がたまらないのだ。まるで黒人のファンキーアイビーのスーツのようで、この暴走がアメリカなんだと、根拠があるような無いような評論でゴメン。時代から思いっきり飛び出したつもりが後の時代から見ると、とてもその時代的であったりするわけで、50年代60年代のアメリカを感じ取るのはオイラだけ?あるいは76年のバイセンティニアル(アメリカ建国200年祭)で盛り上がった建国記念グッズ?バイセンティニアル、懐かしいね。

さて、大晦日は、いかにも団塊堂と言うべき、面白くてロマンチックなカップをご紹介の予定。是非お立ち寄りを。

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2011年12月23日 (金)

天使のアンティークカップ。

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さて、クリスマス特別企画なんてコトで、今夜は、可愛らしい天使のアンティークカップ&ソーサーのご紹介。この可愛らしい天使のようなもの、これが今の我が家には無いんだ。冷温停止の老夫婦と不機嫌な息子だけの我が家だから、オトーさんはこうした可愛いものが欲しいのかもしれない。ナンチャッテbearing

L1001904でも、新年会でまた、カサハラ君から「お前、最近はエンゼルを集めているのか?」って言われそう。カサハラ君って、ホンワカしながらキッイ事いうんだ。プッ!

 そういえば同窓会をマカオ行きで欠席したハラダ君がマカオで儲けた金で新年会を開く約束なんだ。でもハラダ君いまごろティッシュで涙をふいてたりして。

ピンクのファインポーセリン、金彩の窓が豪華で美しい。バックスタンプは無く、年代の特定は難しいが、まさかルネッサンス期などとは言うまい。でも、このカップとても大きいのだ、口径は10センチもある。高価だったコーヒーをこのカップで飲めたなんてことは無いからカフェオレ、あるいはスープ椀?でも茶溜まりのキズが全くないんだ。ディスプレイ用にしてはソーサーに使用感が有りすぎるんだ。

L1001908ソーサーの形も古いのだ、まるで伊万里の傘高台みたいなんだ。オイラのダヴェンポートのイマリの1870から1886年の物の高台と同じ造りなんだ、とするとカップの裏の76という金文字は1876という年代なのか、少なくとも19世紀末と観た。

天使の絵も手描きでとても上質なんだ。

嗚呼!そして、天使を包むピンクが美しいではないか!

L1001910ピンクといえば“ピンク映画”くらいしか思い浮かばない貧困な発想のヤマダ君に、天使のピンクのアンティークカップに美しいと声を挙げるオイラの美意識は伝わらないかも知れないけれど、それでいいんだ。君と別々に歩いた四十年という月日は、ふたりの間に深くて暗い溝を作ってしまったんだ教養という。ナンチャッテ。

Lfさて、カップの天使、ラファエルの“システィーナのマドンナ”を思い起こさせたが、イタズラっぽいラファエルの天使に比べていちだんと育ちは良さそうで円満そうで何より。

ラファエルの絵で、マドンナを差し置いて絵の一部分にしかすぎなかった二人の天使の方が有名なのは、この二人の子供こそ制作途中のラファエルのスタジオの窓辺に毎日訪れていたご近所の子供で、ラファエルの心は、マドンナよりもリアルな子供達に心を奪われていたからだろうか。

「システィーナのマドンナ」といえば陶磁器のメッカ、ドレスデンの美術館の所蔵で、あのマイセンのアウグスト王のコレクションでと話はグルグルと回るが、まあドレスデンのものならラファエルの描写に忠実であろうから、これはイギリス生まれではないのか?

というワケで、クリスマスの夜がパレスチナの子にも北朝鮮の子にも南イエメンの子にも福島の子にも、ひとしく良い夜であります様に。

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2011年12月20日 (火)

今年は。

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今年は、凄いことがいっぱいありすぎて、凄すぎるから忘れてしまいたいなんて事もあって、なにか、もう遠い日の事の様にしてしまったようなところがあるけれど、冷温停止なノダ、なんて野田に言われると、この国も新幹線を埋めて隠そうとした中国並みなノダな。キムジョンイルが死んで良し良しだけれど、来年は内乱とか戦争とか難民とかという言葉が日常になる大変な年になる野田な。

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2011年12月18日 (日)

昨夜の酔っ払い。

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昨夜、名古屋駅前に居た酔っ払いなんだ。みんな良い顔になったね。

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ちいさな写真って、クリックすると大きくなるんだぜ。

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2011年12月17日 (土)

マキャベリ皇太子のアンティーク香水瓶。

L1001895オールドポルシェビキのオイラ?が言うのもナンだが、ポルシェビキにロシアを追われたロシア貴族のマキャベリのアンティーク香水瓶なんだ。

十字架を戴いた王冠のボトル、いかにもイカにもという感じで、アンティーク香水瓶のコレクションとしては欠かす事の出来ない物なんだ。

贅沢を極めたロシア貴族が革命に追われ、無一文で行き着いたニューヨークで立ち上げた香水。ロマンだよね。好きなんだこういうの。

Windsong 風の歌 1953。ボトルはフランス製。

Georges V. Matchabelli

Match
Wind Song by Prince Matchabelli is a Floral fragrance for women. Wind Song was launched in 1953. Top notes are coriander, orange leaf, mandarin orange, tarragon, neroli, bergamot and lemon; middle notes are cloves, carnation, orris root, jasmine, ylang-ylang, rose and brazilian rosewood; base notes are sandalwood, amber, musk, benzoin, vetiver and cedar.

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2011年12月14日 (水)

喜捨(きしゃ)。

L1000460年末ジャンボの話。土曜日に名古屋へ行くから年末ジャンボでも買ってこようか。でもどうせ当たらないんだから、そのお金は東北の義捐金にでもした方が良いんじゃないか?まだあれから九ヶ月しか経っていないんだね。日赤がモタモタしているから、義捐金を送ろうという気持ちがどうにかなってしまったよね。宝くじ買えば東北にお金が行くんじゃない?宝くじも買わないと当たらないし。やっぱし三億くらいないと人生かえられないよね。でも三億当たったらオイラ一億くらいは寄付するよ。なんてコトを話していたら来年は震災復興で五億円の宝くじが発売されるようだ。

すてさんが寄進って、なんかおかしい。

喜捨 - 惜しむ心なく,喜んで財物を施捨すること。

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2011年12月10日 (土)

オールドスパイス 「アーリーアメリカン」のビンテージボトル。

L1001868オールドスパイスといえば、最も一般的なアメリカ男性の化粧品で、オールドスパイス・ガイなんて言葉があるくらいで、日本で言うなら、あの古臭い匂いの“ポマード野郎”って感じなんだけれど、オールドスパイスが1937年に初めて出した商品は女性用の「アーリーアメリカンオールドスパイス」と呼ばれるもので会社名はShulton Company。男性用のオールドスパイスが発売されたのは一年遅れの1938年。

「アーリーアメリカン」は1969年まで販売されたが、このボトルは1940~50年代の物、つまり日米の戦争時代の物でありデザイン的にはミッドセンチュリー。

さてさて、というわけで、団塊の世代的には、死ぬほどあこがれたアメリカンモダンであり、アメリカ映画のアメリカそのものがびっしりと凝縮されたようなアンティーク・・・いやビンテージなボトルなんだ。香りは女性用とはいえほとんどオジサンの匂いなんだ。時代あるいは流行の変化なんだろうね。

大量生産のプレスガラスで、語るほどのテクニックではないが、金彩とコバルトブルーのガラスが時代を感じる。自分と同時代の物って特別な気がして愛おしいのだ。まあ、たいした物ではないけどね。こんな時間にブログをUPしてどうよ・・・いや、先ほどオークションで面白いカップを落としたんだ。おやすみ。

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2011年12月 7日 (水)

今日の言葉。

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こういうのが結構すきで、わざわざ自転車で見に行ったりする。

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2011年12月 4日 (日)

イチョウ。

L1001861このヤマブキ色のものがお金だったらいいのに。

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2011年12月 3日 (土)

AVON BEDTIME STORY BOY COLOGNE BOTTLE

L1001853さて、これもコレクターアイテムとして人気があるエイボンのコロンボトルなんだ。“BEDTIME STORY BOY”なんてタイトルがとてもオシャレだろ。おとぎ話の本を持ったパジャマの坊やで、後ろ手にはテディベアをぶら提げているんだ。まさに "Sweet Dreams"たまらない可愛らしさだよね。頭部はプラスチックのキャップ、ボディはガラスに着色。

1886年、ニューヨークに誕生した小さな香水会社、カリフォルニア パフューム カンパニー
それが、エイボンのはじまり。創始者は、デビッド・H・マコーネル。
ビジネスでの成功を夢見て、父親の農場を後にした野心的な青年。ある時、本のセールスマンをしていたマコーネルは本を買ってくれるご婦人客へのサービスとして、小壜につめた香水を贈ることを思いつきました。そのアイデアは大ヒット。 香水は、売り物の本よりも人気を博することになり、それが、化粧品の世界へと彼を導くヒントとなったのです。
ときにマコーネル28歳。やがて、世界で最初のエイボンレディ、アルビー婦人が家々をノックしてまわりはじめました。アメリカで女性の参政権が認められる34年も前のこと。エイボンレディという訪問販売方法を生み出し、 女性の経済的自立を支援していくことを目指しました。

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なんて、エイボンのHPのコピーだけれど、最近読んだ本に、あの徳山ダムのカメラ婆さん・増山たづ子さんの「ふるさと転居通知」なんてのがあって、オイラけっこう感じるところがあったんだけれど、その“たづ子”さんが「エイボン賞」を戴いたのが昭和59年だったんだ。“たづ子”さんも偉いけれど、岐阜の山奥の、岩魚が棲みキツネも狸も棲む徳山村のキタナイといって失礼だけれど、外見は美しくはないカメラ婆さんに賞を贈った化粧品会社のエイボンも偉い!なんて妙なツナガリで恐縮。

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さて、このエイボンのスイートドリームス、1970年代の物でアンティーク香水瓶というには余りにも若すぎるけれど、コンセプトは、いかにも70年代的で、こういうマーチャンダイジングってもう生まれてこないと思う。その上、訪問販売という方法がいま消えようとしているんだ。

さてさて、お代は10ドル95セント、つまり855円のオイラの宝物、コロンも少し残っているしベッドサイドで今夜はどんなBEDTIME STORYを聞かせてくれるのかな。

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