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2011年12月 3日 (土)

AVON BEDTIME STORY BOY COLOGNE BOTTLE

L1001853さて、これもコレクターアイテムとして人気があるエイボンのコロンボトルなんだ。“BEDTIME STORY BOY”なんてタイトルがとてもオシャレだろ。おとぎ話の本を持ったパジャマの坊やで、後ろ手にはテディベアをぶら提げているんだ。まさに "Sweet Dreams"たまらない可愛らしさだよね。頭部はプラスチックのキャップ、ボディはガラスに着色。

1886年、ニューヨークに誕生した小さな香水会社、カリフォルニア パフューム カンパニー
それが、エイボンのはじまり。創始者は、デビッド・H・マコーネル。
ビジネスでの成功を夢見て、父親の農場を後にした野心的な青年。ある時、本のセールスマンをしていたマコーネルは本を買ってくれるご婦人客へのサービスとして、小壜につめた香水を贈ることを思いつきました。そのアイデアは大ヒット。 香水は、売り物の本よりも人気を博することになり、それが、化粧品の世界へと彼を導くヒントとなったのです。
ときにマコーネル28歳。やがて、世界で最初のエイボンレディ、アルビー婦人が家々をノックしてまわりはじめました。アメリカで女性の参政権が認められる34年も前のこと。エイボンレディという訪問販売方法を生み出し、 女性の経済的自立を支援していくことを目指しました。

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なんて、エイボンのHPのコピーだけれど、最近読んだ本に、あの徳山ダムのカメラ婆さん・増山たづ子さんの「ふるさと転居通知」なんてのがあって、オイラけっこう感じるところがあったんだけれど、その“たづ子”さんが「エイボン賞」を戴いたのが昭和59年だったんだ。“たづ子”さんも偉いけれど、岐阜の山奥の、岩魚が棲みキツネも狸も棲む徳山村のキタナイといって失礼だけれど、外見は美しくはないカメラ婆さんに賞を贈った化粧品会社のエイボンも偉い!なんて妙なツナガリで恐縮。

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さて、このエイボンのスイートドリームス、1970年代の物でアンティーク香水瓶というには余りにも若すぎるけれど、コンセプトは、いかにも70年代的で、こういうマーチャンダイジングってもう生まれてこないと思う。その上、訪問販売という方法がいま消えようとしているんだ。

さてさて、お代は10ドル95セント、つまり855円のオイラの宝物、コロンも少し残っているしベッドサイドで今夜はどんなBEDTIME STORYを聞かせてくれるのかな。

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コメント

はじめまして。
aostaと申します。
香水瓶が好きで画像検索をしているうちにこちらのブログにたどりつきました。
エイボン、なんて懐かしい。その昔、カタログと首っ引きで初めての口紅を購入したことなど、つらつら思い出してしまいました。"Sweet Dreams"、可愛らしいデザインですね。シンプルなデザインは、どこかリヤドロを連想するものもございますが、より素朴でも良き時代のアメリカの香りがいたします。
エイボンといえば、映画「シザーハンズ」では、さびれたお屋敷を一人のエイボンレディーが訪ねていくところから物語が始まりましたっけ。

写真が美しいばかりでなく、含蓄に富んだ文章も読みごたえがあるIWANAさまのブログ、また再訪させていただきたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。

投稿: aosta | 2017年12月21日 (木) 15時23分

aosta様

コメント 気が付くのが遅れました。大変失礼しました。

あけましておめでとうございます。

エイボンのボトル。消費に夢が付いてきた楽しい時代の物ですね。ガレのガラスもイイけれど、この手の物も、とても面白いです。

朗読とリコーダー。素敵なことをおやりですね。

投稿: IWANA | 2018年1月 6日 (土) 07時54分

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