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2010年12月 1日 (水)

オールドノリタケのドラゴンパターンとニッポン物のドラゴンパターンを比較する。

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さて、まずはニッポン物と呼ばれる輸出陶器ドラゴンパターンのカップであります。こうして写真を撮るとナカナカの迫力であります。

イッチン盛り上げという技法で龍がダイナミックに描かれています。背景は吹き墨で青やらピンクなども加えられイカニモイカニモという絵柄であります。子供の頃観た時代劇の「旗本退屈男」の衣装の様であります。

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カップの底には、リソフォンという、底の厚みを変えて、光を透すと絵柄が浮かびあがるという技法が使われています。このカップでは、日本髪の女性の絵柄が浮かびあがります。女性のヌードが浮かびあがるなんて物もあります。飲み終わった後、光にかざすと女性の裸が浮かびあがる、まるで覗き見るようで猥褻であります。いかにも頭の悪い白人が好みそうなアイテムであります。決して高い教養の持ち主が好む物ではありません。ナンチャッテ

イッチン盛り上げという技法、クリスマスのデコレーションケーキの様に粘土を絞り出して描く手法で中国由来の技法ですが、明治期のオールドノリタケやらニッポン物といわれる輸出陶器の代表的な技法で、高い技術の習得を必要とする素晴らしい物ではあります。とりわけ「名古屋物」明治末から昭和にかけて瀬戸・多治見で焼かれた磁体に名古屋で装飾され輸出された「ニッポン物」の代表的なアイテムです。

サテサテ、今回のニッポン物のドラゴン(左)、写真に撮ると、とても凄いのですが、粗雑な仕上げで、たぶん進駐軍の土産物という感じであります。ドラゴンのデザインも技術も悲しいほど素晴らしいのに仕上げがまるで安物であります。明治期の「オールドノリタケ」のドラゴンパターン(右)と並べて見るとその違いが歴然・・・ですが、モチロンお値段も歴然でニッポン物の45倍なんです・・・でも写真に撮ると、そんなに差が無いのはナゼなのだトホホ。オイラのライカのカメラが良すぎるのか、それとも腕か。

オールドノリタケ ドラゴンパターン カップ&ソーサー 過去のブログ

http://dankaiparty.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/3_5b28.html

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