「あのヒトよりは」。
九月の初めから、住宅ローンの借り換えなんて事を手続きしてて、ようやく先週片付いたのだけれど、この手の事はシロートにはタイヘンなプレッシャーで面倒で鬱陶しかったのだ、しかし、2.9%の利率が十年固定で1.6%になったわけで、手数料を引いても普通車一台くらい支払いを節約できた今日この頃、団塊の世代の皆様いかがお過ごしですか。
思い起こせば、団塊堂が28歳で最初の家を建てた時など利息はたしか6%くらいだったわけで、最近の低金利は三年固定なら0.9%なんて事で、住宅ローンの税の還付が1%あったら、利息はゼロで0.1%の補助があるのと同じで、このデフレと低金利は老人には天国で、インフレならば物価上昇に収入増が追いつかず、年金も預金も目減りして先は坂道だけれど、少なくとも先も平坦であるなんて事は極めて有り難い。
ますますの円高も、一ドル360円世代である団塊堂にとって、80円なんて相場は、外国の物が昔の4.5倍も買えるわけで、昔36万円したアンティークカップが8万円で買えるわけで団塊堂が利用している、イーベイの日本語翻訳サイトのセカイモンに荷物が殺到して発送が一週間以上遅れているなんて事は凄い事で、アンティークコレクターにとって、アメリカの不況で競争相手が現れないし、円高で数年前の三割は安く買えるわけで、この最後の三割というのはオークションという競争の世界ではとても強い味方なのだ。だから円高もゼロ金利も大歓迎なわけで、とてもいい事で、今朝も朝からテレビが円高がどうのこうのと言っているけど、老人には、少しウルサイぞ!
さて、他人の不幸は蜜の味、なんて事で、弱いオイラは、ついつい自分より不幸な人を見つけ出して、「あのヒトよりは」なんて胸を撫で下ろしたりするナサケ無いヤツだけれど、菅改造内閣の資産公開なんてのを今みながら、このヒト、預貯金ゼロなんて、そんな事で大臣なんかやってられるのかよ、早く家にかえって内職でもしたらどうよ国家公安委員長、でもそのわりに車は良いのじゃないか。オイオイ菅さんの固定資産税の○倍もオイラ払っているのかよ。このヒトとても差別されたヒトなのに随分たくさん持ってるな。なんて、世の中は結構、ヒガミそねみヤッカミで動いていたりするから怖い。でもオイラ預貯金なんて恥ずかしくて公開できないから政治家にはなりたくないな。
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