西行忌。
花あれば西行の日と思うべし。 角川源義
さて、如月の望月の頃の今日この頃、今朝も数十年ぶりの冷え込みで、明日あたりようやく暖かくなりそうだけれど、いまだに厚い真冬のコートが離せないなんて、「ええかげんにしてちょうよ!」って近頃、名古屋の河村市長のおかげで「きたにゃー名古屋弁」が全国区になってしまって「あんまりええ感じはせんね。」って思うけれど、河村市長の市議会定数の半減と歳費の半減は支持する団塊堂であります。
さて、この桜の写真は先週の土曜日の写真で、既に我が家の近くの岐阜市の清水川公園では、満開であったり七分咲きであったりしたけれど、この週末は満開で散り始めとなりそうで、明日は暖かくなるけれど、その後は傘マークで、さらに嵐もと、花に嵐の例えもあるけれど、さよならだけが人生なのだなとしみじみ思う。
「願はくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ」 西行 と今年も書いてしまったけど、黄砂の季節の、うっすらと膜が張ったように雲がかかった朧月は、中国では「チャイナ・ムーン」といって、不吉の前兆として嫌う。薄ぼんやりとした月を見ると人々は早々に戸締りをして家に引きこもるという。
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