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2009年8月 9日 (日)

伊吹山山頂にて団塊堂「お花畑がきれいよ!」と叫ぶ。

090808_006_2 若き二十歳の頃は演劇青年で、役者を夢見ていたIWANAの養成所時代、劇団民芸の水品春樹先生の演技指導の時間、最初に皆で言わされた台詞が、この「お花畑がきれいよ!」なのだ。まずは、大きな声を出す事と相手に感情を伝えるというテーマだったけれど、先生の「演技求真」なんてテキストは、状況劇場やら天井桟敷そして暗黒舞踏なんてものに憧れる理屈ばかりのガキには、なんだか人を馬鹿にしたようなタルイものに思われたけれど、誉めて育てる優しいオジイサンの春樹先生は好きで、奥様の水品加衛子先生はチャキチャキで厳しく「ケナシテつぶす」授業だったから不器用なIWANAは苦手だった。アノ頃の仲間がもしここに居たら、河村さんだって長谷君だって多恵子だってミヤコだって絶対「お花畑がきれいよ!」って叫ぶと思う。皆、どうしているのだろう。

090808_005 岐阜の人間にとって金華山と伊吹山は絶対外せない山で、岐阜や愛知県の尾張地方の学校で、校歌に、伊吹山、あるいは「伊吹下し」が詠まれていない校歌は無いとおもう。ちなみにIWANAが卒業した岐阜市立加納第二小学校の校歌は「秀峰伊吹その姿、映して清し長良川」と詠まれているが、小学生に「秀峰」が何かなんて全くわからず、当時まだ健在だった蒸気機関車の「しゅっしゅぽっぱ」だとばかり思っていて、校歌の出だしは、小学生は、みんな、やたら元気に「シュッポー伊吹」と歌っていた。

090808_002 大阪から新幹線で東京に向かうと、米原を越えたあたりで、左手に麓を残酷に削られたひと際高い山が迫ってくる、秀峰・伊吹山であります。

歴史的な古戦場・関が原からはドライブウェイで一気に1,377.4mの山頂近くまで車で登る事ができる。写真は昨日の山頂の様子だけれど、長かった梅雨が明けて、爆発的にお花畑が綺麗だったのだ。駐車場から20分程度のハイキングで山頂に立つ事ができる。本州の真ん中に位置する伊吹山は、北限の植物と南限の植物が入り混じって植物の種類も豊富で山野草好きにはたまらない。ここでは、誰だって「お花畑がきれいよ!」って叫びたくなるのだ。

090808_008 さて、帰り道、小学生時代に遠足で行った醒ヶ井養鱒場(さめがい)へ向かうけれど、明治11年に作られた醒ヶ井養鱒場は、今は寂れて、魚に対する情熱など微塵も感じられないダラダラとやってるボッタクリ施設だったけれど、道すがら「いぼとり地蔵」と「いぼとり水」なんて湧き水があったりして、近頃、手に出来たシミの様な“老人性イボ”が気になる団塊堂、思わず手を合わせ、湧き水を飲んみたのです。美味しい水でした。

090808_011 さてさて、昨日の大発見は、中仙道醒ヶ井宿「梅花藻」(バイカモ)であります。醒ヶ井への道を尋ねた食堂のオバサンに「梅花藻」を見に来たのかと聞かれて、梅花藻って何?って教えて戴いたのだけれど。

今尚、宿場町の風情を残す醒ヶ井宿、中仙道に沿ってミネラルウォーターの様な地蔵川が流れて、極めてキレイな水にしか棲まないハリヨが泳ぎ、梅花藻が花を沢山つけていました。梅花藻、例年なら七月が見頃ということですが、長梅雨のお陰で、今年はは今が見頃、観光客も沢山訪れて、しっとりとした醒ヶ井の町は極楽でありました。

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