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2009年5月 9日 (土)

クールビズのダサ~ィ、ボタンダウン。

090509_001 微妙な襟先のラウンド。ブラケット・フロント(表前立て)、カラーの後ろ正面もボタンでで留める。ボタンホールは必ず横に切る。背中のプリーツはセンター・ボックス・プリーツ、その上端にはハンガーループを付ける。ボタンは四つ穴で糸はクロスがけ、洗濯後は糊は使用しない。そして生地はザックリとしたオックスフォード。アイロンだって軽めに。

これこそが神・石津謙介が提唱したVANのボンダウンであり、日本の服飾文化に偉大な革命を起こしたVANジャケットのボタンダウンなのであり、最近知ったのだが、これはブルックスブラザースのボタンダウンともJプレスの物とも明確に違い、VANがその後提携するGANTのパターンだったと知って、高校時代は学生服以外は下着からコートまで総てVANだったIVY小僧の団塊堂としては、感慨ひとしおだけれど、ほとんどの皆様にはなにも関係ない話だけれど、近頃のクールビズの襟の高い黒やら青の下品なボタンに、ステッチまで色糸で入れた、田舎者風のクールビズのシャツについて皆様はどう、お思いでありましょうか訊いてみたい今日この頃です。

さて、アノ手の下品なシャツは、我々、団塊の世代以前の「田舎の洒落者」の世界に有った物で、俗にハイカラーといわれた、ハリウッド映画のパーツをチャランポランに取り入れた田舎伊達であり、我々団塊の石津教徒の打倒すべき悪趣味な物でありました。

ことしもまた、クールビズでアノ手のシャツが街に溢れるのでありましょうか。あれはいったいなんなのでありましょう。アノ手のシャツは昔は田舎のスーパーか、商店街の洋品屋さんでしか売られていない物でした。

アタマは悪いけれど、センスだけは血を引いたデザイナーの愚息は、アノ手のシャツは一枚も持っていないようです。さすがです。

と・・・、言いつつ、我々団塊の世代のIVYファッションは、この様な教条主義ゆえに、後継者も無く途絶えたのでありますが。我が家のアイビーは昨日の雨で新緑が美しく育ってまいりました。相変わらず石津謙介は私の「神」であります。

「メンズ・クラブ」に始まり 「チェックメイト」 「Made in U.S.A」 「ポパイ」 「アメリカ西海岸の本」 「ホットドッグ・プレス」と続いた団塊の潮流は「レオン」「ブリオ」「ウォモ」と今に続いています。これらはいずれも「カタログ雑誌」と言われるものですが、物へのこだわりこそ、団塊のシティ・ボーイの本領であります。

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コメント

iwanaさんよりちょっと年下ですが、やっぱりメンクラと街アイでファッションに目覚めさせられました。

とはいえすぐに長髪族に鞍替えしてしまい、以来端正なファッションとは縁遠い不細工な格好をして暮らしております。

投稿: frisco | 2009年5月10日 (日) 22時27分

いえいえ、frsco様の、ジャケットの生地の選び方などナカナカなもので、趣味の良さをいつも感じておりました。メンクラこそ我々の教科書で、男の礼儀も作法もメンクラが教えてくれました。
清志郎は逝ってしまいましたがfrisco様の着物姿も、そろそろ宜しいお歳ではありますまいか。発射出来ない夜は。

投稿: 団塊堂主人 IWANA | 2009年5月10日 (日) 23時00分

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