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2009年3月29日 (日)

ブロンプトンで花見。

Sakura_004 二年以上前に書いたブロンプトンの記事に毎日何人かのアクセスがある。うれしい事です。団塊堂は、ブロンプトンこそ団塊の我々の自転車なのだと書いたけれど、それは、ブロンプトンファンにとって迷惑な事だったかもしれないと心が痛む。

我々の世代が、ママちゃりで、夢遊病者のように街をフラフラと流している姿を良く見かける。いけませんいけません、最悪であります。行くべきB地点が見つからなくとも男たるものA地点を出たからには毅然とフラフラとすべきです。

ママちゃりも良くないけれど、猿回しの猿、いやボリショイサーカスの熊の様な小さな自転車も良くありません滑稽です。そしてミニバイクという奴、以外と乗りにくく危険でもあります。

Sakura_001 我がブロンプトンの御自慢であります。ブロンプトンの最大の特徴は長いホイールベースにあります。つまり前輪と後輪の間が長くてハンドルを切った時のツンノメリが防げる事です。そして何よりエレガントなスタイルであります。適度な機械感、つまりミニバイクにありがちなガンダム感が無いことであります。さすが紳士の国イギリスの自転車であります。

願わくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月の頃   きさらぎ(如月)は2月,望月の頃は満月で15日のこと。

さて、文武両道を地でいき、更に美形であった、北面の武士、向かうところ敵なしであった西行が自ら階段を降りて愛に生きた。

こともあろうに皇后とのヒメタル愛、桁違いの不倫、いや純愛を思いながら花見のポタリング。

西行は、西方浄土まで生きてこうと、この名を選んだけれど、さしすめ団塊堂など年金の受給までは生きて行こうという程度で、西方浄土ナンテ信じてはいない。岐阜県の西には滋賀県があるのです。

我が家近くの、岐阜加納天満宮の、根尾から移植された薄墨桜も既に八分咲き、勿論薄墨桜は早咲きの品種のようでありますが。岐阜公園も桜の見頃を迎えて、さしずめ西方浄土の様であります。

でも、その下で恋もしないで死んだりしないで下さい。

Sakura_003

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2009年3月28日 (土)

ROYAL ALBERT OLD ENGLISH ROSE TEA CUP AND SAUCER

Royal_albert_001 バラのモチーフのカップ。バラはイギリスの国花。その、バラの下品をグッと抑えて、団塊堂として恥ずかしくないテイストだと感じてコレクションに仲間入りしたのだけれど、どうだろう。

イギリスのロイヤルアルバート「オールドイングリッシュローズ」。年代は1927-1935というからアンティークというには少し若いけれど、団塊のブログではアンティークとさせて頂こう。

だってそうでしょう、7~80年前の物をビギナーの団塊堂か「少し新しいけれど・・・。」なんて言ったらキザだし。

Royal_albert_005 ロイヤルアルバートは、もともと、創業は1896年というから比較的新しいメーカーで、しかしバラのモチーフのうち「オールド カントリー ローズ」などは1962年以来、一億ピースを越える総生産数で、世界で最も多く販売されたものだという。

知的なフレンチシェイプ。マットな黒がボディを引き締めて、尚且つ、スティプル手法という、スポンジでたたいて暈かすという凝った技法で装飾された22カラットの金彩が黒味がかって、とても落ち着いて上品である。

本物だとか贋物だとかハンドペイントだとか転写だとかといった話に巻き込まれず楽しめるこの年代の物はいい。楽しめる入門のヴィンテージカップ。

美しいとは、ただ美しいという事。

なんて事を言ってみたりして、少し恥ずかしい団塊堂の今日この頃なのだ。

Royal_albert_002

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2009年3月24日 (火)

イーベイの2位価格オークション。

Christies_002 インターネットオークションといえばイーベイであり、その時間制限、2位価格の提示、、2位価格の支払いルールといったイーベイ固有の仕組みがネットオークションを極めて有効なコレクション購入の場に作り上げた。

といってもホトンドの皆様にはチンプンカンプンな話ではあると思いますが、まだまだ長い春の夜であります。今夜も最後まで団塊堂の知ったかぶりに、お付き合い戴けたら幸いに存知ます。

Royal_albert_001 普通の暮らしに関係の無い話を沢山知っていたりすると、美しいオネーさんがいるミニクラブなんかではとてもモテたりするのです。勿論、安物のフィリピンパブなんかでは全く通じない話ではあります。ロシアンパブなんかでは少し判って戴けたりしますが。

オークションの方法には色々な種類があります。

1)イギリス式オークション

真実表明入札、競売人が台の上に立ち、入札額を表明するよう呼びかける、買い手が入札額を示し、さらなる入札額を示す人がいなくなると、競売人が「これ以上ありませんか・・・。はい終り!」となり木槌が振り下ろされて競りが終わる。つまり口頭によるオークションであり、跳ね上げ入札が認められた競り上げ型であり、買い手は匿名性を保つ事は出来ない。

更に、イギリス式オークションには、競り上げ型であるが、競売人が口頭で価格を徐ゝに価格を示しながら入札を促し買い手は顎に手を当てたり、メガネをズラシタリという微妙な仕草で意思を示す。つまり競売人以外に誰が入札したか知られずに買い手は入札する事が出来る方式がある。そして競売人の提示以上の跳ね上げ入札を行う事が出来ない。

2)オランダ式オークション

競売人が入札価格を徐ゝに下げていき、最初に購入希望を出した買い手に商品を販売する。

3)日本式ボタンオークション

競り上げ型のイギリス式オークションの派生であるが、買い手に対してデジタル表示で最新の価格が表示される。買い手は、自分がこれ以上は入札出来ないという価格に達するまで手元のボタンを押し続けます。そして一度ボタンを離すと二度と押すことが出来ない。

これらはイズレモ、最高価格入札、つまり1位価格入札です。

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Christies_003 さて、ようやく、本日のテーマであるイーベイの不思議な2位価格入札の事であります。

インターネットオークションのイーベイでは、Aさんが5ドル、Bさんが12ドル、Cさんが13ドルで入札したとします。落札者はCさんとなり入札価格は13ドルでしたが、落札価格つまり支払いは12ドルとなります。

イーベイには、時間制限・2位価格の提示・2位価格の支払い、という三つの特徴的なシステムがあります。また、普通のオークションとネットオークションの違いは、ネットの場合、比較的長い期間オークションが継続され、決められた時間に終了するという特徴があります。

さて、買い手にとって変らぬテーマは、いかに安く買うかにあります。売り手のテーマはいかに高く売るかです。

買い手にとっては、自分の評価額よりいかに安く手に入れて余剰価値を生み出すかにあります。これを可能にするのが2位価格です。1位価格が評価額であるとするならば2位価格との差は買い手にとって正の余剰となります。この余剰価値がネットオークション参加へのモチベーションとなります。

つまり、イーベイの2位価格入札は、競り上げ方式で売り手の利益を守り、2位価格方式により買い手の利益を実現したのです。

   参考文献 オークションの人間行動学 ケン・スティグリッツ著

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Paris_2 今夜も、普通の暮らしに全く関係の無いアアダこうだに最後までお付き合いいただき有難うございました。

明日の貴方様の経済活動がより余剰価値の多いものでありますように。

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2009年3月21日 (土)

トヨタ博物館

Toyoda_003 Toyoda_001 あの「年金年金とウルサイ」という奥田発言以来、傲慢な体質を問われて評判を落とし、さらに世界不況をマトモにかぶり、アメリカの不況を日本国内に持ち込む事となってしまっている問題の“世界のTOYOTA”の博物館であります。

といいつつ、しかしそんな事をゴチていても世の中は明るくならないのであって、昨年のガソリン高騰いらいスッカリ遠出しない体質になっていた団塊堂も、久しぶりに高速を、流線型とボンネットの名残を残しビレットパーツによるドレスアップでエレガントさを増した愛車で、ブットバシて行ってまいりました。

Toyoda_005 さて、さすがに世界のトヨタであります。そして“世界一のTOYOTA”の博物館であります、素晴らしい展示であります。名古屋の、いや愛知県の、いや日本の誇りであります。19世紀末から20世紀に続く自動車の歴史をトヨタのみならずニュートラルな姿勢で約120台の車で紹介しています。きわめて満足であります、たまらなく満足でありました団塊堂は。そして、このクルマの楽しさこそ、この時期に見直してみるべきではないかと思ったりしたのです。

今回の目的は、会期残り僅かとなった特別展示“団塊世代のブームとクルマ”を見ること、懐かしい月光仮面のオートバイの展示もあって、オトーサン本当にシアワセな一日でありました。クルマって本当にいいです。

できればトヨタ本社の前で「月光仮面のオジサ~ン!」と叫びたい気持ちでありますトヨタさん。

Toyoda_008Toyoda_009 

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2009年3月15日 (日)

なにもない春の夜は。

Lee_2 このところ毎週のようにアメリカからカップが届いて団塊堂のコレクションの病はますます悪化の様子であります。お陰で送料だけでもバカにならず、給料日を三日後に控えて今日はお茶にも出かけずひたすら自宅に篭って、節約の今日この頃でありました。

骨董などという無駄遣いの際たる趣味に浸りながら節約もなにもないのではありますが、この浪費を支えるのは節約以外なにも無いのであって、しかし貯金を取り崩したりしない辺りは団塊堂の小市民的な限界でもあり理性のブレーキが機能していて母の教育の賜物であります。

一日、タバコ代のみで暮らして夕方ニンマリとするあたり、まるで守銭奴のようでもあり、とても嫌な奴でもある様な気もします。

さて、今、机の上には二客のカップがあり、ハズレでとてもブログにアップできない物が二客あり、未着のカップが三客あり、この未着の三客のうち二つなど団塊堂コレクションの新境地を開拓する古い物であります。そして今、虎視眈々と狙っている獲物は、ここ数ヶ月で最高の物であります。無理をすれば射程距離にありますが、ここで無理をすれば梅雨明けあたりまで暮らしに影響が出そうで悩むところであります。ビンボーは辛い物であります。既にキュリオケースは満杯で食器棚もキュリオケースと化し茶箪笥を侵食しつつあります。

あと一つのキュリオケースと、あと一つの財布があれば、団塊堂はもう少しシアワセになれます。

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2009年3月10日 (火)

パラゴンのフルーツモチーフのカップ&ソーサー。

Paragon_003 「いつの世にも人は虚飾に欺かれる」

    シェイクスピア ベニスの商人

Paragon_001 いつの世にも飾るという行為は胡散臭いという見方があり、それ故に二十世紀のデザインの主流は、建築家ミース・ファン・デル・ローエの「レス・イズ・モア(飾りを少なくすればするほど、より機能的な生活ができる)」という言葉のように、まっ白い教室や、四角い箱の部屋を理想とした。

1960年代後半、アメリカの建築家ヴェンチューリは、モダニストのローエの「レス・イズ・モア」に叛旗を翻して「レス・イズ・ポア(飾りが少なければ少ないほど退屈なのさ)」と宣言した。ポスト・モダニズムにおける「装飾の復活」。二十一世紀前夜、「装飾」は長い追放(エグザイル)の旅から還ってきました。日本のバブル期の建築には素晴らしい物が多くあります。

                 引用 「装飾」の美術文明史 鶴岡真弓

Paragon_004 さて、パラゴンのフルーツモチーフの、金彩が美しいカップであります。年代は1960~1970年頃、つまりイマエモンであります。ハンドペイントというフレコミでしたが、間違いなく転写でしょう。虚飾という言葉が相応しいくらい飾りに満ちたデザインです。しかし楽しいカップです。レス・イズ・ポアと小さく唱えると二十世紀的知性が向こうに追いやられ、飾る事の楽しさが見えてきます。装飾主義・オーナメンタリズムの復活です。ナンチャッテ!(笑)

Paragon_002

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2009年3月 7日 (土)

"LOVE THE GIVER". Antique Victorian Motto Cup Floral Bird

Love_the_giver_001 "LOVE THE GIVER"

愛は惜しみなく与う 。といったのはトルストイ。

有島武郎は、「愛の表現は惜しみなく与えるだろう、しかし、愛の本体は惜しみなく奪うものだ」と書いた。

Love_the_giver_005_3 アッシジの 聖フランシスコは、

慰められるよりは慰めることを。
理解されるよりは理解することを。
愛されるよりは愛することを。
わたしが求めますように。  と、祈った。

その“こころ”は、チョコレートを贈られる人より、贈る人に成りなさいという事だと思う、団塊堂は。

さて、ホワイトデーも、まもなくという事で、バレンタインに戴いたチョコレートのお礼に、 小鳥が愛を囁くヴィクトリアンスタイルのこのカップをご紹介して、チョコレートをお贈り戴いた数多の、いや、きわめて少数の愛すべき女性の皆様へのお礼に代えたいと思うのです。安上がりな方法でゴメンなさい。

Love_the_giver_003 モットーカップなんていうカテ ゴリーがあるのだそうだ。昭和な家の玄関に、かならずあった武者小路実篤の「仲よきことは美しき哉」といった色紙の額みたいな、そういえば我社のモットーは「天に星・地に花・人に愛」だったなんて誰も知らない昭和の話。  MOTTO“座右の銘”

Love_the_giver_004 ヴィクトリアンスタイルのこのカップ、年代は1850-1899年頃だろうとの事。

裏印 MADE IN GERMANY

「小鳥が愛を囁くバレンタインカップ」

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2009年3月 4日 (水)

小沢 秘書逮捕。処理は適法・中味は違法・麻生は阿呆。

Dochi_mo_dochi_001 小沢の公設第一秘書が、この時期に逮捕されて、麻生末期政権の、そして自民創価政権の汚さがいよいよ表に出てきたなと感じるのは、団塊堂だけだろうか。極めて意図的なものを感じる今回の逮捕など、まるで、かっての韓国の軍事独裁政権を思わせる。自民創価連立政権は一昔前の韓国並みだと感じるのは、団塊堂の感受性が豊か過ぎるからだろうか。

Dochi_mo_dochi_002 とはいえ、小沢を弁護する気など全く無い。小沢の逮捕すら期待する団塊堂の今日この頃なのです。長良川河口堰など愚劣な大土木事業を繰返し自然環境と国土を破壊した利権屋・自民党の金丸の子分であった小沢、今さらキレイ事を言ったところで・・・・。さて、小沢の主張は「適法に処理されていた、汚い事は知らなかった」という事に尽きるが、汚すぎる西松建設との永年の取引こそ汚職と言わずにどういうのか。「処理は適法・中味は違法」自民党の論理そのものである、ナメルな小沢!!

そんな論理が通る日本ではないのだ。

Dochi_mo_dochi_001_2 さて、これで少しはスッキリする。団塊堂は、「とりあえずの民主党支持」であるが、小沢はノドに刺さった小骨の様な存在で、自民党より自民党的なるものを内包する小沢こそは矛盾であったのだ。ソノウエ小沢の“総理になりたくない病”こそ、安倍・福田・麻生と続いた政権交代の好機を迎えながら民主党の煮え切らない態度でイタズラに自民創価連立政権を延命させてきた原因だと思う。

Dochi_mo_dochi_002_2 小沢は民主党党首を辞任すべきであり党籍を離れるべきである。党首は鳩山で充分であり、実質、鳩山が表の党首であったわけだから。

さて、これでスッキリして民主党を支持できる。

自民党と自民党的なるものを日本から消し去る選挙。さあ麻生さんよ解散のチャンスだよ。

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2009年3月 1日 (日)

おくりびと。

団塊堂といえば、このところ本当に映画づいてしまって、毎週末、涙ナミダで過ごしているのです。いささかミーハーな気がしないでもないが、やはりアカデミー賞受賞の“おくりびと”を見ない訳にはいかないだろう。再上映にもかかわらず定員600名の劇場は満員で“おくりびと”というより“まもなくおくられびと”というべき観客ばかりだけれど、そして素晴らしかった。映画が、というより“おくりびと”がというべきだろうと思う。そしていずれの役者もピッタリと役にはまって、人間って、いや人生って本当にイイものだと思う。

Image123 さて、唐突ですがアンカケスパの話なのです。名古屋といえば「きしめん」であり「みそにこみ」ではありますが、ここ数十年の本当の名古屋を代表する「麺類」といえば「あんかけスパゲッテイ」なのであります。太目のスパゲッティにスバイシーなトマトベースのトロミがある「アン」をかけたスパ。トッピングは「ミラネ・ウインナーをスライスしたもの」「カントリー・キャベツやコーンなど野菜」「ハムエッグ」などが選べる。

本家はなんといっても「ヨコイ」だけれど、近頃は「チャオ」やら「ユウセン」が美味しい。「あんかけスパ」の本質はなんといってもボリュームだと思う。オーダーの際は必ずボリュームを訊ねられる。「イチ」だの「イチニイ・1.2」「イチハン・1.5」だのと選ぶのだけれどレギュラーでも結構なボリュームなのに、ほとんどの男性はイチニイ以上を注文する。

さてさて、なかでも団塊堂のお気に入りは「チャオ」の“キャベツベーコン”トッピンクがキャベツとベーコンの油いためで、そこにナント、「花かつお」がフンダンにかけられている、それじゃあ焼きソバでは無いか?と言われそうだけれど間違いなくスパゲッテイなのです。美味しく戴くコツは、これに更に粉チーズをフンダンにかけてイタダク事。スパゲッテイに「花かつお」なんてタモリには内緒にしておいて下さい。

あんかけスパが恋しくて、映画もついつい名古屋へ出かけてしまうのです。

「映画」と「あんかけスパ」 たまらなく シ・ア・ワ・セであります。

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