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2008年12月24日 (水)

なんとなくバロック&ロココ風のアールヌーボーのアンティークカップ&ソーサー。

France_001 ANTIQUE RARE FRENCH

CUP AND SAUCER

Beautiful collectible antique porcelain

Made in France

19世紀末

さて、この「なんとなくバロック&ロココ風」のアールヌーボーのカップ&ソーサーであります。裏印はフランスとのみあります。団塊堂のコレクションのリモージュのカップと共通したテクニックが使われておりリモージュの物だろう。デミタスカップより小さいキャビネットカップ、実用に使われたわけでは無いのにハンドルとソーサーに金彩のスレがある、よほど愛されたカップなのだろう。

France_003_2 アールヌーボーといえばガラスであり、陶磁器など余り良いものは無い、アールデコも然りだと思う。だがしかし、アールヌーボーこそは団塊堂の40年来の探求テーマであり我がアンティークカップコレクションに、アールヌーボースタイルのカップは欠かせないのであります。

さてさて、このカップ、サザエの様な形、ハンドペイントで小花が描かれ、ソーサーは定番のホタテ貝の形状である。ジャポニズムというよりバロックの流れをくむヨーロッパの流儀。ギリシャ的均整を拒絶した非対称の形状、世紀末の退廃を色濃く伝えています。

以前にも書いたと思うけれど、「様式美の流行は、曲がりくねった川の流れのようで、理性の右岸と、感情の左岸に、ゆったりとぶつかりながら変化していく」という。ああだこうだと言いながら年の瀬にアールヌーボーに戻る、アールヌーボーこそは団塊堂のアンティークへの興味の原点です。

メリークリスマス。

どなたさまにも、等しく神のご加護がありますように。

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追伸

さて、このブログ、当初はアールヌーボーのアンティークカップとしてアップしながら姑息にも少しずつ書き換えているのです。アールヌーボー贔屓の団塊堂は、当初からアールヌーボーと決め込んでいましたが、昨日仕事中に、アレッ!あれってバロックそのものじゃないか?なんて事が年の瀬の忙しい最中に頭に浮かんだのであります。いや言い訳は致しませんバロックと書き直すべきです。実はこのカップ、若い頃、本で見たことがあるのです。そこで、当時から残っている資料を調べてみたのですが見つかりません。先日来、図書館の資料もあたってみたのですが。さて、そんなこんなで、迷っていたところ、わが師・アンティークカップ界の重鎮・和田泰志は、このカップを「なんとなくバロック&ロココ風の」と表現しました。

この、「なんとなく」がタマラナイではありませんか?いや正確にはバロック・ロココとのみ言うべきでしょうけれど。

さてさて、アールヌーボーもバロックもロココも、ほとんどの皆様にはドウでも良い事ではありますが、深夜すぎまで和田先生とメールをヤリトリしながら一日が過ぎていきました。し・あ・わ・せ であります。

0812_003

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