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2008年8月 2日 (土)

エィンズレイ ターコイズのレトロなカップ&ソーサー。

Aynsley_001 AYNSLEY (英国)

1900-1940

さて、決して高級骨董というわけではない、「選りすぐられた、価値在るもの」というわけでもない。むしろ安物感が漂っている。しかし絶妙なセンス、キッチュでレトロ。オシャレに普段使いの出来るアンティークカップである。

いかにもイギリスらしい大ぶりなサイズ。ファッショナブルなターコイズのカラーに安物の転写による平板な金彩。プアーマンズウースターのエインズレイの売り物のフルーツペイント、もちろん手描きのわけがない。

デパートの売場で素晴らしいと思って買った物が、家に帰って観てみると、ツマラナイ物であったり。何かのツイデニ買ったドウでもイイ物が意外に良い物であったりする事があるけれど、近頃、私の机の上にはカップが幾つか転がっていて、このエィンズレイも既に十日程机の上にある。コールポートの逸品に慣れた目には、如何にも安物と感じたけれど、このエィンズレイ日が経つにしたがって魅力的で惹きつけられる物がある。微妙な違和感がファッションとして懐かしくて美しい。

Aynsley_002_3  ヨーロッパアンティークカップの面白いところは、大まかに言えばヨーロッパで始めて磁器が焼かれた18世紀初頭に、いきなり黄金期が到来しその後は質を落としていくという逆の流れがある事、とりわけこのカップの時代は王侯貴族の物であった磁器がブルジョワジーに下り更に庶民の生活にまで下りて雑器との境を無くす時代であり気取りが消えて雑が平気でまかり通る時代。

ところで、このエィンズレイ、マークには創立が1775年とありますが、和田泰志先生によれば、「またこの会社は経歴詐称をしてまして、1800年代後半にできたのに、1775年創業、かなんかをうたってるのです。創業者の祖父か曾祖父あたりが、庭で趣味の陶芸をしていたのがこの頃だ、Aynsley_004_2
というらしいのですが、この趣味と、
後の孫だか曾孫の会社設立とは何の関係もありません。
」 いやはや、どこの国にも・・・・。

エインズレイ社は1864年創業です。

さてさて、パリパリのキュウリのサンドイッチ、スコーンとクロッテット・クリーム、たっぷりミルクが入った午後の紅茶。「コージー」温かく居心地がよい暖炉の前、何時になったらそんな暮らしが・・・。

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コメント

チャイナペイントにのめり込むほど、マイセンやKPMの凄さに恐れをなしています。
その点では「オールドノリタケ」が何ぼのもんじゃい!!と思うのですが、こんな事云ったら袋叩きに遭っちゃいそうですね
そのノリタケの薔薇、最近ではこのザックリ感の薔薇が描きたいと思うように、、、
ザックリは計算されているように感じるこの頃です。

アンティークは本当に喉から手が出る程欲しいですが、、、パンピーにはとても無理な話です

和田先生の本と、IWANAさんちのコレクションで溜息をつく時間が小市民には十分かもしれませんわ・爆。

投稿: boss | 2008年8月 3日 (日) 10時01分

boss様 お待ち致しておりました。
それでは、そのうち更にザックリとしたパラゴンの薔薇をご覧戴きます。
おっと!!!boss様 香坂優の「抱きしめてタンゴ」も宜しくお願い致します。

投稿: 団塊堂主人 IWANA | 2008年8月 3日 (日) 17時08分

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