« Rare Meissen 18世紀のシノワズリーの皿 その① | トップページ | 我が師、和田泰志が偽マイセンを叩き割るの記。 »

2008年6月22日 (日)

Rare Meissen 18世紀のシノワズリーの皿 その②

Meissen_004_2 さて、貴重な初期マイセンのプレートである。ヘロルト期のシノワズリの有名な港湾風景である。あるいは、マイセンが生んだ最良の絵付けの典型といわれるクリスティアン・フリードリヒの物だろうか、この時期の港湾風景の絵付けは七人しか許されていなかったというから七分の一の確率である。と偉そうに書いたけれど何の根拠も無い。

今月の初めE-bayで落札した物である。出品者によれば

You are bidding on a rare Meissen 18th Century (circa 1725-50) hand painted scenic plate in the manner of J. G. Heroldt. The saucer features a vignette of two european merchants on shore with a tender nearby. Beyond are a number of sailing ships in a expansive harbour. The remainder of the plate is decorated with elaborate scroll work and floral decorations . Special notice should be given to the two Chinoiserie figures that flank the landscape.  とあります。
さてさて、真贋の事である。ネットでの書き込みを調べてみても、オークションに出品されるマイセンのものなど殆んどが贋物と書いてあったりするから悩ましいところであるけれど、そう書いたご本人もオークション出品のリンクを貼って居られたりするから何がナンダカ素人には判らない。
Meissen_017 だから、状況証拠を固めてみた。まずオークションには、カップとソーサーが別立てでオークションに掛けられていた。蓋付きのカップの絵柄もソーサーと同じ港湾風景であり、かなり手の込んだ物であり、セットの形状は本にも出ている物である。カップの蓋のツマミは取れ、ハンドルも取れているという悲惨な状況だけれど経年の使用感もあり未だセットで存在するなどカナリな物である事が感じられる、これこそ本物の証ではないのかと。だがしかし初期マイセンなど博物館物のハズなのだよ。
セットとしてみればカップのダメージの減点は大きいけれどソーサーは表面の経年劣化を除けば完品である。この時期のソーサーのデザインは中心の井戸がなく、皿のみで絵皿として鑑賞に堪える。まあトニカク、真偽はさておき近寄ってみたい世界ではあるのよね。
さて、オークションへの参加である。カップとソーサーのオークションの締め切り時間の差は三分しかない。しかも本命のソーサーが後である。絶対落札を命題としてソーサー一本で行く事とした、勿論、予算もあるわけで。
なにより、実は、前の週にコールポートのジュールのカップ&ソーサーを最後の数秒でセリ負けているのです。勿論、お金を幾らでも出すのなら落とせるのですが、いかに安く落とすかが勝負なのです。締め切り数分前からの激しいセリの結果、たった二ドルの差で落とす事が出来ました。しかも考えられないような価格で、つまりIWANAにも何とかなる価格で、ツマリこれってニセモノ???? 
スリリングで、いやエドハルミ風にいえばスリリングウ~!です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
と、そこそこ幸せなIWANAなのでありましたが・・・・・・・・。しあわせは不幸に比べれば長くは続かないもの。事の顛末は、後日ゆっくり冷静に、ご報告させていただきます。トホホ。
という訳で、一年で一番短い夏至の夜の今夜は、とても長い夜になりそうなのだといいつつ、書いたブログのアップは後一時間後に設定して、眠いから寝ます。オヤスミなさい。

|

« Rare Meissen 18世紀のシノワズリーの皿 その① | トップページ | 我が師、和田泰志が偽マイセンを叩き割るの記。 »

アンティーク」カテゴリの記事

マイカップコレクション」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Rare Meissen 18世紀のシノワズリーの皿 その②:

« Rare Meissen 18世紀のシノワズリーの皿 その① | トップページ | 我が師、和田泰志が偽マイセンを叩き割るの記。 »