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2008年5月12日 (月)

リモージュの古いカップ&ソーサー その2

Limoges_021 リモージュ フランス

マヴァレー&グランジェル社 Mavaleix & Granger

小花と金彩のキャビネットカップ

1920~38年

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秘密の核心にせまろう。カップはじつは人の体を写しこんでいる。たとえば高台のことをフット(足)とかスカートと呼ぶ。ティーカップがくびれている場合、そのくびれをウエスト、下にふくらんでいる部分をヒップと呼ぶ。生地のことをきめが細かいとか透けるようなとか、肌に対するのと同じ形容詞で表現する。 (中略) 誰でもカップや茶碗を手にとるとき、深層心理のうちで、人の体の温かみを写しこんでいるのだ。これが器の楽しみの究極である。

                   「洋食器を楽しむ本 今井秀紀著 晶文社」

あまりに見事にこのカップの事を言い表している文章なので、思わず無断引用してしまったのだけれど、IWANAがこのカップを、そんな不埒な視点で買い求めたのでは無い事を、まず、コトワッテおかなければならない。

しかし、深層心理にそれが無かったか?と言われると自信がない。

リモージュのこのカップの裏側に貴方は何を観ますか?

Limoges_012 繊細・優雅・洗練・小ぶり・粋・典雅、ロココ様式(宮廷趣味)のキーワードの総てをこのカップから読み取って、今月の窮乏も省みないで購入してしまったのです。「美」の世界は魔界であります。

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コメント

なるほど~ そういう見方ですね。
このカップの裏側から何を感じ取るかというと、
ドミニク・アングルの「横たわるオダリスク(La Grande Odalisque)」はいかがでしょう?
同じアングルの「浴女」よりは、このカップの方が若々しい曲線のように思います。

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和田様
コメント有難うございます。まさにオダリスクですね。カップを横にして写してみたのですが、あまりに直接的でしたので、この写真に致しました。

個人的には、ウェストはキュンと締まっていないと駄目です。(笑)
このままでは、白菜の様な女ではないかと。
                    団塊堂主人 IWANA

投稿: 和田 | 2008年5月13日 (火) 22時51分

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