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2008年3月12日 (水)

the blue rose

Sbr 青い薔薇の花言葉は「叶わぬ望み」というのだそうだ。

バラには、青色色素「デルフィニジン」を作るのに必要な酵素の遺伝子が機能していない事から、バラ自体が青色色素を作り出せないのだという。

テネシーウィリアムズの「ガラスの動物園」で、トムは姉のローラを、叶わぬ願いの中に閉じこもる「ブルーロージス」と呼んだけれど、IWANAは、このガラスの動物園のトムの台詞が好きで、40年も前に見た劇団「行動座」の堀先輩のトムの名演技が今でも鮮明に頭の中にあって、「ローラ消してしまいなさい、そんな灯りなんて。あれから僕は遠い世界に行きました。遠いといっても月の世界までは行きませんでした。何が遠いかって?時の隔たり程遠いものは無いでしょう。」なんて、40年前に一度聞いただけの台詞が今でも酔っ払った夜には出てくるのだけれど。

「ブルーロージス」に含まれた、青いバラ・叶わぬ願いという韻を意識した事は無かったのだから、「若い青二才の頃」は何か見えているようで何も見ていなかったのだと思う。もちろんアノ頃なんて、性欲に理屈のキナコをまぶした欲望のアンコロ餅の様なケダモノだった訳で、青いバラといわれても二十歳前の若造にはナンノコッチャだったとしてもごく自然の事だったとお許しを頂きたい。

ブルーヘブンだのブルームーンだのスターリングシルバーだのと、「青いバラ」は、ここ数年いくつか発表されてきたのだけれど、どれもが「青みがかったバラ」でピンクが青みがかったバラだったり、青というより灰色だったりしたのだけれど。

今回、サントリーから発表になった「青いバラ」は、今までにない青さを持つ「真の青バラ」で、パンジーの青色色素を造る遺伝子をバラに組み込む事に成功したのだという。そして来年には一般に販売されるのだという。

遺伝子組み換えという事で種の拡散を防ぐ為に切花のみの販売なのが残念。「遺伝子組み換えの青バラ」少し引っかかるものがあるけれど見てみたい物ではある。

だがしかし、我が家の中庭は、年中日陰の庭なのです。

サントリーさん、日陰のロザリアン・IWANAが欲しいのは、

「日陰でも咲く青いバラ」なのです。ヨロシク。

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