たまらなくオールドノリタケな一日。
オールドノリタケの研究者やコレクターの集まり「日本ポーセリン協会」が発足して、記念すべき第一回の記念講演会が、今日、メルパルク名古屋で行われた。日本中から熱心なオールドノリタケファンが集まって、いまさらながらオールドノリタケブームの盛り上がりに驚く。参加者の名札に書かれた住所を見て更に驚く、東京・横浜・大阪と各地から参加があり、むしろ地元名古屋は少数派、これも驚き。
講演は、オールドノリタケ研究の第一人者・井谷善恵氏の 「東洋と西洋の輸出磁器の異文化交流」。
しかし、何よりIWANAが期待したのは、あのジュールで有名な(ジュールは既に閉店)“横山コレクション”が展示された「ギャラリー千種」(非公開)の見学会。
ジュールも凄かったけれど、今度はオールドノリタケの個人美術館が完成した様なもので、総数2,000点というから、もの凄いのです。収蔵品は勿論、完品の「美術館クラス」のコンディションのものばかり、解説のしようがないのです。とにかくオールドノリタケの全てを三階建ての美術館にビッシリ詰め込んであるのです。たまらないのです。これだけのコレクションを7年間で集めたというのですから、市場からオールドノリタケが消えてしまうはずです。全てはココに集まっていたのです。
もう、これは壮大な、名古屋の、いやニッポンの、いや世界の文化遺産です。横山さん、これはもう貴方の物ではありません皆の物です、社会の物です、是非一般公開してください。公開の為ならボランティアだって便所掃除だってなんだってしますIWANAは!!って感じです。
みなさん!お幸せですか?今夜のIWANAは幸せです。
| 固定リンク
「オールドノリタケコレクション」カテゴリの記事
- フラッパーのハーフドール。(2019.03.15)
- アールデコ フラッパー ビスクドールのドアノッカー。(2019.02.07)
- オールドノリタケ ピエレッタのピンディッシュ。(2017.09.12)
- オールドノリタケのフライングスワンズ。(2017.09.11)
- ツリー&メドウ。(2017.09.10)
コメント
至福の時を味わわれていたのですね。
私も絵付けを始めて頃はノリタケの雑な絵付けが余り好きではなかったんです。
華美な金盛りなどもちょっとなぁと、、、
でも色々描いている内に、ノリタケの花のざっくり感は計算されたざっくり感じゃないのかと思うようになりました。
IWANAさんの参加された会で、クイズの司会をされた方(殿方)のブログをご存知ですか?
以前オフ会でお会いした方ですが、オールドノリタケの収集家で、色々と写真もアップしていらっしゃいますよ。
必要で有ればお教えしますよ。
投稿: boss | 2008年1月28日 (月) 08時03分
boss様
今夜のIWANAは“小野リサ”のコンサート帰りで頭がボサノバしてます?
その方のブログ、見させて戴いてます。その方のお仲間のポーセリンペインティング仲間の皆さんも来てらっしゃいましたよ。IWANAの席の近くに沢山おみえでした。
ちいさな声で言いますが勿論“絵付け”のレベルはロイヤル・ウースターやらコールポートの方が数段上です。
王侯貴族の宮廷文化に磨かれた物と、アメリカの新興成金をユーザーとした物の違いでしょうね。
投稿: 団塊堂主人 IWANA | 2008年1月28日 (月) 23時15分