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2008年1月 2日 (水)

映画 「実録・連合赤軍」

Shkhole_002 正月早々、若松孝二なのかと、団塊の世代からは顰蹙? もちろんIWANAだって69年の大学のバリケードストライキの中で開いた「バリ祭」で見た「処女ゲバゲバ」やら「犯された白衣」以来の若松作品なのであって、ピンク映画を堂々と見に行く感性も度胸も持ち合わせていないわけです。しかし若松孝二イコール・ピンク映画という構図は古いのであって、若松孝二は、ここ名古屋で極めて良心的で美しいマイナーな映画を細々と上映しつづける映画館・シネマスコーレのオーナーでもあるのです。
Shkhole_001 「実録・連合赤軍 あさま山荘への道」 団塊の世代の皆さんに是非みて戴きたい映画です。ほんの少しでもアノ頃の決着が付かずに心の隅に滓の様なものが溜まっているのならその決着の為にも観てみてください。
彼らを愚かだったというのは簡単です。全ては永田と森という愚劣な指導者によると言うのもその通りだけれどそれだけで済まないものがあります。そして彼らが「本当に普通の優しい青年だった」というのもその通りです。IWANAは登場人物の内の二人を学生時代見ています。いかにも都会のインテリの家庭に育った様な線の細いひ弱な政治少年でした。しかしだからといってそれで決着も付きません。
三時間10分という長い映画があっという間に終りました。しかし重い映画です。年の初めの書き込み、少しはオシャレな事も書こうと思ったのですが映画が重過ぎました。当分「総括」と「共産主義」という言葉は使いたくありません。
城山三郎が愚劣な暴力支配の軍隊から帰って書いた「旗」という詩を著作権を冒しつつ載せてみます。これがIWANAの今の気分です。
Shkhole_005 「旗」

旗振るな
旗振らすな
旗伏せよ
旗たため

社旗も 校旗も
国々の旗も
国策なる旗も
運動という名の旗も

ひとみなひとり
ひとりには
ひとつの命

走る雲
冴える月
こぼれる星
奏でる虫
みなひとり
ひとつの輝き

花の白さ
杉の青さ
肚の黒さ
愛の軽さ
みなひとり
ひとつの光

狂い
狂え
狂わん
狂わず
みなひとり
ひとつの世界
さまざまに
果てなき世界

山ねぼけ
湖しらけ
森かげり
人は老いゆ

生きるには
旗要らず

旗振るな
旗振らすな
旗伏せよ
旗たため

限りある命のためにShkhole_004

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コメント

今年も辛口、甘口団塊のおもいを楽しみに
拝見させていただきます。
城山三郎『旗』はじめてみましたまだまだ知らないことばかり、もうひとつの『ハタサン』は

投稿: 1048 | 2008年1月 4日 (金) 11時53分

1048様
ひさびさのお立ち寄り有難うございます。11月は貴兄の顔が見られず残念でした。
もうひとりの「はたびょう」は、この寒空の下、生きているのか死んでしまったのか?
ルンペンプロレタリアートからプロレタリアートを取ったら、ただのルンペンです。今も尚、革命の事など語りながら公園で生きているのだろうか。年末には金山あたりを廻ってみましたが彼らしき姿は見当たりませんでした。
いやいやしかし彼のことだから女のマンションにもぐりこんで昔の事など語りながらヨロシク生きて生きているような気もします。

投稿: 団塊堂主人 IWANA | 2008年1月 4日 (金) 20時07分

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読ませて頂きました。次の記事も楽しみにしています。 [続きを読む]

受信: 2008年1月12日 (土) 11時45分

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