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2007年12月 8日 (土)

団塊を直撃するハイパーインフレ。

Oil_001 灯油やガソリンの価格について先日来考えていて、IWANAが早い結婚をした1973年は、第一次オイルショックの年。70年代は二度のオイルショックがあり経済は混乱に陥ったが、アノ頃の一ドル360円の時代にくらべれば遥かに円高の現在なのだ今は。

Oil_002 にも関わらず円高に救われて現在の石油価格の高騰の深刻さが見えていないところが我々にはあって調べてみると大変な事になっていて、しかも深刻なのは過去のオイルショックは第四次中東戦争やらイラン革命といった一過性のものだったけれど現在の原油高騰は中国経済の拡大といった今後ますます深刻化しそうな問題を孕んでいて大変な事になっているのだ。

たとえばガソリンや灯油の価格を考えるには円ドルの為替相場と連動して考える必要があるので面倒だからニューヨークの原油価格の推移だけで見てみると。

◎第一次オイルショック

1973年10月 第四次中東戦争

原油価格 一バレル  3ドル→11.65ドル

◎第二次オイルショック

1979年2月 イラン革命

原油価格 一バレル 18ドル→39ドル

◎そして今回、11月21日ニューヨーク市場では一バレル99ドル突破。

もちろん1973年の3ドルに比べて今年11月の99ドルの33倍という高騰はこの間のインフレ率を差し引く必要があるけれどビックリするような高騰が続いてのです。

Oil_002_2 しかしながら、先日入れたガソリンの価格は149円。しっかりした数字の裏づけなしに言うけれど、ここ三十年ガソリンの価格はリッター80円くらいから最近の150円を行ったり来たりしている訳で決して33倍になったりしている訳ではないのでシロウトには良く説明が付かないのだけれどトニカク原油価格は大幅に値上がりしているのだそうだ。

この大きな要因は、アメリカと中国の石油争奪戦によるもので、とりわけ中国は2004年に日本を抜いて世界第二の石油消費国になった。

Oil_002_3 もちろん中国は13億の人口であり一人当たりの石油消費はまだまだ少ない。中国のGDPは5兆ドルあり既に日本を追い越しているがアト五年もすれば倍増すると見られている、もちろん中国経済が倍増すれば中国の石油消費量は現在の倍以上になると考えて良い。さらに楽観的な見方では中国経済は2025年までには四倍になるという。つまり現在の中国が四つも生まれる事になる。

現在の中国のエネルギー源は全体の66パーセントが石炭だという、これらは今後環境問題から石油へとシフトしていく事になるだろう。つまり驚くほど石油をガブノミする巨大な龍が世界をノタウチマワル状況があるわけで。勿論、中国だって石油を使う権利はあるわけで国民一人当たり中国の10倍近くの石油をガブノミするアメリカこそ非難されるべきだけれど、それを言っても始まらない。

世界の石油は、中東の専制国家とロシアと、なにより「世界の正義」を自称する軍事強国アメリカによって支配されており、この出来上がった支配の中に13億の民の中国が入り込む必要があるわけで大変な事態なのである。

Oil_002_4 安すぎるレートの中国元と有り余る安価な労働力のお蔭で世界の工場と化した中国は貯め込んだ外貨をもとに石油を必死で買い集めている。共産主義は放棄し、しかし共産党独裁という専制主義はそのままで、重商主義と化した中国は、アメリカとロシアの狭間で、たとえ悪魔のようなアフリカの独裁国家であっても手を結び石油をかき集めているという。もちろん彼らにも石油を獲得する権利は有るわけで、しかし専制的な独裁国家が極端な為替管理で不当な為替レートで輸出を伸ばし世界の製造業を破壊しながら、石油も金属も、なによりも食料品も価格の高騰も招いているのだからタマラナイ。

Oil_002_5 もちろん、日本円が、かって一ドル360円から現在の100円台に円高となったように中国元もやがて大幅に高くなるわけで、そうすればユニクロやらの中国製の衣料品も、工業製品も大幅に値上がりする訳で、ドウ考えても、いよいよハイパーインフレの到来、間違いなく団塊の世代のみならず年金生活者などを直撃する基本的な生活必需品を中心とした超インフレの時代がやって来たと思う今日このごろ皆さんいかがお過ごしですか。

すでに、現役を終えた団塊の世代にはインフレで儲ける方法なんて見つかる訳もなく、貯えは成り行きで大幅に価値を減らし、物価スライドといいながら年金は調整的に実質大幅減額という悪夢が始まった。こうなれば消費税は大幅アップに賛成して、他世代から取るだけ取って我々の世代の年金の原資を確保するのが・・・なんて・・・つまりイヨイヨ我々だけが生延びるべく世代間戦争を仕掛けなければならないと、団塊老人党は秘密裏に決定したのです。

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コメント

宵越しの銭が積もり積もって実体経済の何倍にもなっている世界、
ハイパーインフレでも何でも来やがれってんだベラボーめ!
でも、三途の川の渡し賃6文は残しておかないと・・・・・

投稿: とげなし | 2007年12月 9日 (日) 12時31分

とげなし様
久々のコメント有難うございます。
まあ、トニカク我々庶民は、成る様にしか成らないのでありまして、アトは野となれ山となれではあります。
あの世も、ナカナカ良いところの様で、いまだあの世が嫌だといって帰ってきた人に出合った事がありません。楽しみな事です。
三途の川の渡し賃は六文だったのですか、良い事を聞きました。タダだと思って文無しで行ったら渡れないところでした。それだけは何時も持っている事に致します。

投稿: 団塊堂主人 IWANA | 2007年12月 9日 (日) 17時04分

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