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2007年8月30日 (木)

骨董について考える。

Imari_001 小林秀雄は「骨董はいじるものである、美術は鑑賞するものである」とし

「骨董という文字には一種の魔力があって、人を捕える」といい、

現代の知識人たちは骨董を古美術などと言ってみて、骨董という言葉が発する何とも知れぬ臭気に蓋をしようとするが、

Imari_004 彼らは美術鑑賞はするが、骨董いじりなどしない故に、器物に関する人間の愛着や欲念の歴史の積もりに積もった目方を量ろうとしない。

「骨董いじりを侮り、美術鑑賞において何ものを得たか、そういう事をほとんど考えてみようとしないからである。」と断じている。

527_008 彼がオールドノリタケを認めたかどうかは別として。いじる、いじりまわして使いまわして「美術鑑賞」する事の価値を説いている。

Maruki_002 手に入れてこそ見えるものがあり。手に取ってこそ解る事があり。毎日ながめてこそ見えてくるものがある。

人間の愛着や欲念の歴史の積もりに積もった目方。  いい言葉だよね。

勿論、子供の頃のメンコ集めやらミニカー集めと何も変わらない「収集欲」だけれど、知識欲でもあり、過去の時間の収集であり、なにより自分自身のリ・スタイルの為の栄養ドリンクみたいなものだね、骨董収集というやつは。

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コメント

はじめまして、かみなり屋です。
自分も古物好きなので、
「骨董はいじるもの…」には納得です。
ではまた今度ゆっくり寄らせていただきます。

http://kaminariya.blog95.fc2.com/

投稿: かみなり屋 | 2007年9月12日 (水) 16時46分

かみなり屋様お立ち寄りありがとうございます。
「素晴らしいブログ」を読まさせて戴きました。コメントいただき光栄です。
IWANAも実はモンブランやらペリカンを数本集めております。さっそくブログをお気に入りに追加させて戴きました。是非、お付き合いの程を。

投稿: 団塊堂主人 IWANA | 2007年9月12日 (水) 19時20分

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