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2007年8月30日 (木)

骨董について考える。

Imari_001 小林秀雄は「骨董はいじるものである、美術は鑑賞するものである」とし

「骨董という文字には一種の魔力があって、人を捕える」といい、

現代の知識人たちは骨董を古美術などと言ってみて、骨董という言葉が発する何とも知れぬ臭気に蓋をしようとするが、

Imari_004 彼らは美術鑑賞はするが、骨董いじりなどしない故に、器物に関する人間の愛着や欲念の歴史の積もりに積もった目方を量ろうとしない。

「骨董いじりを侮り、美術鑑賞において何ものを得たか、そういう事をほとんど考えてみようとしないからである。」と断じている。

527_008 彼がオールドノリタケを認めたかどうかは別として。いじる、いじりまわして使いまわして「美術鑑賞」する事の価値を説いている。

Maruki_002 手に入れてこそ見えるものがあり。手に取ってこそ解る事があり。毎日ながめてこそ見えてくるものがある。

人間の愛着や欲念の歴史の積もりに積もった目方。  いい言葉だよね。

勿論、子供の頃のメンコ集めやらミニカー集めと何も変わらない「収集欲」だけれど、知識欲でもあり、過去の時間の収集であり、なにより自分自身のリ・スタイルの為の栄養ドリンクみたいなものだね、骨董収集というやつは。

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2007年8月28日 (火)

皆既月食

Moon_004 皆既月食というのに岐阜の空はあいにくの曇り空。月食の七時半になっても月は見えず。窓から空を眺めれば所々に僅かに星も見える。

ところでこの時期の月はどの方角よと、俄か天文ファンのIWANAはアチコチの窓から空を眺めるけれどそれらしきものは見えず30分ほど空を眺めつつ、そういえば月食は地球の影だから太陽は先ほど西の山へ沈んだのだから東の空だよなとベランダの洗濯物の影から東の空を見ていると薄曇の東の空にボンヤリと赤くて丸い物が微かに見えて。

雲が流れているのでじっと待っていると間違いなく皆既月食の姿。さっそくバカチョンのデジカメをベランダの柱に押し当てて撮影。

我が家は市街地で大きな美容院の煌々とした明かりやらコンビニの明かりで最悪だけれど、朧で幻想的な皆既月食を楽しんだ。皆既月食が終わったとたん空は晴れて月食は良く見えた。残念。

こんな写真アップしたら似非常人さんに笑われるかな?

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2007年8月27日 (月)

安倍居直り改造内閣

人心一新だという。自らがNOと言われたら部下を切るというのが、美しい国の遣り方の様です。サラリーマン諸氏からすれば最もケシカラン遣り方だよね。

そして、しつこく言うけれど、先の選挙では、「水道水なんてイマドキ飲んでるの?」の松岡を擁護し、事務所費の絆創膏を、擁護し正当化する安倍の倫理観と常識に対して国民の大多数は明確にNOと言ったのだという事を安倍は未だに解らないらしい。

内閣がどう改造されようと、例えば来月なかばの臨時国会では、安倍はなんと言って登場するのだろうか、この国の首相として小沢がふさわしいか私がふさわしいかといって選挙の争点として自ら取り上げて、国民にはっきりとNOと言われた男が、相変わらず「私が首相です」といって所信を表明するのだから、ほとんど前代未聞の珍事となることだろう。

改造内閣は、派閥横断で挙党一致の体裁だけれど、いづれも百戦錬磨の派閥の領袖、安倍内閣の寿命なんてものはとっくに読み込んでいるのだろう。泥舟のなかで次のチャンスをどう物にしていこうかという事だけが取敢えずの彼らの感心だろう。本気で安倍と心中しょうなんてのが居るはずが無い。

しかし、マスゾエ、なんてのは、イイカゲンなものだね。手招きされたら喜んでついていってしまったよ。「貴方を批判した男が入っていいのか?」ときいたらそのほうが良いと言われたから入ったのだとマスゾエは言うから、ならば「入閣して批判を続ける」のか見届けたいものだ。

お友達内閣と言われたけれど、今回は、お友達三役。政治を放棄した安倍は政局だけを睨んで党務だけを重視した、つまり党三役のみを重視してお友達で固めた。放言と暴言で三ヶ月も持ちそうに無い麻生ふてくされエリート意識で何時も上からしか物を言えない石原、調整型で旧時代の政治臭の二階、いずれも好感度とは程遠い陣容。人事の下手な安倍らしい人事だね。

赤城の事務所費問題いらい自民党の各議員は内閣改造に向けて事務所費の点検をさせられたようだけれど、おかげで報告の修正が相次ぎ、秘書の使い込みが露呈したり、事務所が放火され経理担当の机が中心に燃えるといった事件?が起きたり。事務所のビルが未登記で17年も固定資産税が払われていないかも?といった事がゾクゾク出てきて、松岡や赤城どころではない自民党の今日このごろだけれど、さくらパパのスキャンダル程度の攻撃では乗り越えられない、秋の政局ではなかろうか。

それにしても、今日の記者会見でも安倍チャンの口から「美しい国」という言葉は一言も語られなくなったね。「戦後レジームの解体」つまり戦後民主主義を解体して祖父のA級戦犯・岸が跋扈したあの時代を夢見る、ただ無知による歴史感覚だけは変わらないようだけれど。

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2007年8月25日 (土)

ニンテンドーDS・脳トレ

このところの暑さで仕事中の読書もサスガにペースダウン。替わりに携帯のゲームに嵌っていたけれど、さすがに会社の携帯でのゲームはまずいだろうと今日ゲーム機を買ってきた。我が家は、ゲーム機とかこの手の物には余り関心も無く、子育ての頃にはいち早くファミコンもあったしゲームボーイだってあったはずだけれど通り一遍の流行風邪を経験した程度でこうしたものに夢中なったりしないのが我が家の流儀なのです。

とい言いつつ、やってみたら面白いのだよね。何が面白いのか、今日始めたばかりだから上手く書けないけれど、これは面白いわ! 嵌ったね。

ゲームも面白いけれど、「脳を鍛える大人のDSトレーニング」家内のオーダーで買ってきたけれど、これは良いわ。ボケ防止と自己確認に。

ちなみにIWANAの脳年齢のチェックの結果は、これです。調子に乗って脳トレが日課になりそうです。

Ds_002_2

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2007年8月22日 (水)

ペルシアンガラス

Garasu_007 この世とは、ないものをあるものとし

あるものをないものとする

つかの間の、はざま。

ガラスは、光という形のないものに

形をあたえる現(うつつ)。

ガラスとは、夢まぼろしのうつつ。

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2007年8月19日 (日)

T様への手紙

Garasu_005_2 よしや君昔の玉の床とても

かからん後は何にかはせん  西行

昔、玉座にあったあなたにも、死は等しく訪れる。もうこうなってしまったのだから成仏しようではないか。

T様が青春をささげ、IWANAが夢をみた会社が来春ほかの会社と統合されるという、店の名前は残るというものの、334年の歴史に終止符が打たれる。

世の中を捨てて捨てえぬ心地して

都離れぬ我身なりけり      西行

都を○○○○と読み代える、T様だって同じだよね。一所懸命だったもの。

Garasu_004

ペルシアンガラス。三越直輸入品。

「燃える秋」栄光のペルシア・イスファファン展、色々あったけれど今から考えると素晴らしかった時代だね。

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2007年8月17日 (金)

多武朗工房・葡萄文冷茶器

Garasu_002_2 身の晩秋に気がついた

友よおけらよこほろぎよ

わたしも君の仲間だが

君の歌ほどの聴き手もない

わたしは君の歌を聴き

ねむりの前のひとりごと

韻もしらべも無いものを

ひとりよがりに歌といひ

おのれひとりで聞くばかり。

Garasu_003                  佐藤春夫

三ヶ月の通勤定期を買ったら、有効期限は11月半ばだった。11月半ばといえばコートを着ようかどうしょうかと迷う季節。猛暑で最高気温の記録更新が毎日のニュースの今日この頃だけれど三ヶ月もすれば冬なのだと思うと何かしら不思議。

日本一暑い・岐阜県・多治見市で「きっこパパさん」やら「マッキーバー」は生きているのだろうか、居酒屋の生ビールが何処も品切れと聞いたけれど、生きていたらコメントを。

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2007年8月14日 (火)

ガラスコレクション

Garasu_001 花の香りに迷う者は、花を摘んで

その胸にいだくが、お蔭で花は枯れてしまう

その様に、僕たちがいとおしむ美しいものは

僕たちの胸の奥にしまい込まれると、滅びてしまう。    改バイロン

「眼垢が付く」と言って、骨董の世界では自分の持ち物をなるべく人目に晒すのを避けるものだそうです。

でも「美しい」が滅びないでいられる様に、こうしてネットで晒して楽しんでいます。

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2007年8月11日 (土)

ドーム 葡萄葉文に蝸牛トレイ

Daum_010 フランスは、パリは、やはりエレガント。

ロンドンのバロック的な装飾過剰、ニューヨークのギルテッド金ピカ。このところオールドノリタケを通して18世紀から20世紀初頭の時空を旅してきたけれど、ドームのガラスを再度アップして想う、フランスのロココ趣味を継ぐしなやかなアールヌーヴォー、やはりフランスは美の終着駅だと。

このドーム、今の物だけど、そして、今の物にしては装飾的ではあるけれど、何処か抜けていてエレガント。

Daum_008 葡萄よ讃へよ!夏の過ぎゆけば

わが美酒は老いゆきて、わが齢をたのしまむ

                      バイロン

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2007年8月 9日 (木)

ノブレス オブ リージュ

ノブレス オブ リージュ 高貴なる者の義務とでも言うのだろうか。

横綱 朝青龍の騒動。サッカーもさる事ながら、あと二三日で鬱病になると語ったアノ医師、もちろん朝青龍の後援者というか友人だとの事だけれど。ネクタイがワイシャツの共布というイデタチで怪しげで、こいつドウよなんて2チャンネル見たらスグサマ書き込みがあって、彼は六本木ヒルズて開業する「包茎専門の整形外科医」で、なんという奴がまた出てきたのだと思ったけれど、もちろんこの医者「鬱病」についての本も書いてて、勿論、本を書くくらいの事は誰だって出来るわけで、怪しげな医者だって良くヤル手口で、だからこの事で彼が権威ともそうでないともいえないけれど、「アト二三日で鬱になる」というから、つまり、言える事は「今は鬱では無い」という事ではないか?

とIWANAはブログのネタを暖めていたら、

さすがの相撲協会もこんな医者に診断書でも出されたらたまらないと思ったのか協会から医者を差し向けたら「横綱は部屋の電気も点けず暗いなかで何もしゃべらなかった」ので、「急性ストレス障害」だという、だから外へ出して遊ぶといいよと言ったか言わなかったか?急性ストレス障害とか、アト二三日で鬱病症候群だとか、だったら安倍チャンなんか大変重いストレス症候群のハズだけど謹慎もしないぜって思いつつ。

朝青龍もモンゴル大使館やらモンゴルの地下資源の利権絡みやらのあらゆる方向からの絡め手を使いつつナントカ謹慎逃れでモンゴルへ逃げてモンゴルで羽を伸ばして体力を付けて、再起を図ろうなんて。

気の弱い親方は、なにも言えず、いや、ようやく横綱に会えたけれど、病院へいったらどうよと言った程度で、その病院たるや「鬱」に付いてで、疲労骨折の事なんか完全に何処かへ飛んでしまっていて。まるでヤンチャなチンピラと腑抜けの父親の漫画を見るようではないか。

ノブレス オブ リージュ。高貴なる者の義務というのだけれど、横綱というのはね、なんてチンピラ横綱の君に言っても始まらないけれど、相撲協会には言いたいよね。国技だもの。

国技の相撲は、間違っても、亀田一家のチンピラショーではないのだよと、明確に教えてやることも国際親善だって事。モンゴルの名誉にかけても朝青龍は「横綱」たりえないのだという事をモンゴルにも伝えたいよね。

しかし、アベチャンの自民党と良く似ているよねこの騒動。

ちなみに、ノブレス オブ リージュの反対語は ノブレス マラード。病んだ、または腐敗した貴族という意味。アベチャンあんただぜ。

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2007年8月 7日 (火)

安倍シンゾーの論理。

彼に論理などという物は有りはしないけれど、彼が参院選の敗色が濃厚となった投票日の夕刻、安倍の首に鈴を付けに来た中川幹事長に激高して「結果がいかなるケースでも解散のない参議院選挙で政権選択が行われることは基本的にあるべきではない」とアット驚く変節ぶりで、中川氏だってオイオイ「小沢と私とどちらが首相にフサワシイか国民の皆さんに決めていただく選挙」だとアンタが言っていたのでは?とポカンと口を開けたかどうかは解らないけれど「国民は人心一新を求めており、改革を止めろという民意ではない」と安倍が言うから、オイオイ人心とはマサニ安倍チャンあんたが辞める事を国民が求めているのであって「赤城の絆創膏」が辞めれば済む程度の事では無いのだと馬鹿ばかりの自民党員だってサスガに、壊れてしまったアベチャンにアッケにとられている今日この頃だけど、それでもこのアベの論理を支持している県連やら派閥が有るというから不思議きわまりない自民党の美しい泥沼です。

もちろんIWANAは、アベシンゾーには、来るべき衆議院選挙までは、その調子で頑張ってもらって、大暴れしていただきたく、間違っても小池百合子総理大臣なんて姑息な傀儡政権や、片山さつき総理大臣アット驚く根性悪政権なんて政治を100倍面白くしそうな新政権誕生は困るわけで、このままで衆議院選挙が戦えると思うバカボン・安倍の馬鹿さ加減に驚きつつまた頼もしく思う今日このごろです。できれば夏休み恒例の24時間テレビのマラソンはアベシンゾーさんにお願いしたいのです。みのもんたや田原が「アベは何にも悪くない」って一緒に走るってのも面白い企画だと思うけどね。

しかし、骨折といってサッカーやってたチンピラ横綱を指導出来ない元朝潮親方と同じだね自民党員は。

政治というのはね、戦ってナンボなんだぜ、けちなサラリーマン社会のように、様子見で、郵政反対組の二の舞はゴメンとばかりに、この期に及んでアベチャンの顔色見ている自民党の代議士ってどうよ?

所詮、利権政党の自民党だね、損得抜きで義の為に戦うなんて事は無いのだね。

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2007年8月 4日 (土)

ドーム 葡萄に蝶文脚付ポット

Daum_002_2 夏らしくガラスをと昨日アップしたドームのガラスのアップが気に入って、もう一度全体像をアップ。

今日は久しぶりに名古屋へ。年三回開かれる名古屋骨董祭へ。骨董品みたいな客と、骨董品みたいな骨董屋。とても大きな名古屋の吹上ホールが骨董品で埋まる。

去年から目を付けているアンティークカップの、コールポートの金彩にトルコ石のジュールのデミタスカップが未だ残っていて、ロイヤルウースターのペインテッドフルーツは三万円程安くなっていたけれど、先日来のオールドノリタケへの散財を考えて今回も見送り。オールドノリタケのカップ&ソーサーを良く揃えている地元の業者さんも主な商品は五月の骨董祭から変化なし。売れていないのだから焦る事もない。人は多いのだけれど不景気なんだね。コレモ・コイズミクンやらアベチャンのせいだとは言わないけれど。

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2007年8月 3日 (金)

似非常人様への手紙

Daum_005 囁くなかれ、想ひおこさすなかれ

やがて、君もわれも世に忘れはてられ

われらのはかなき生命ものがたりつつ

崩れゆく石のごと心無きものとなるまで。

   Remind me not,Remind me not.

                    Byron

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2007年8月 1日 (水)

オールドノリタケ考・マルキ印

  527_008 オールドノリタケの年代はバックスタンプ・裏側の裏印で判定します。

オールドノリタケの裏印の、「初期マルキ印」はイギリスへの輸出品に使われた裏印。1900年頃(明治33年)から使われた。次に出てくる527_012_3 「マルキ印」は1908年頃(明治41年頃)。

この頃のイギリスの事と日本の事を少し考えてみた。

イギリスが最も輝いていたと言われる時代は、ヴィクトリア時代。ヴィクトリア女王は1819年に生まれ、1837年から1901年までの63年あまりを女王として君臨した。

Meiji_001_2 ちなみに、ヴィクトリア女王が崩御した1901年(明治34年)、この年、夏目漱石はロンドン留学中であり、昭和天皇裕仁殿下の誕生の年でもあります。

「世界の工場」と呼ばれ繁栄を謳歌するイギリスと比べて、漱石は当時の日本の状況を小説「それから」の中で主人公の代助にこう言わしています、「日本ほど借金を拵えて、貧乏震ひをしている国はありやしない。比借金が君、何時になったら返せると思うか。日本は西洋から借金でもしなければ、到底立ち行かない国だ。それでいて、一等国を任じている。」

Maruki_002 そして、日清・日露の戦争で日本が勝利をおさめた軍艦は、殆んどイギリスで建造された物だったのです。つまり、当時の日本は、気のMaruki_003 遠くなる様な借金を抱えて世界の一等国入りをすべく見栄を張っていた時代なのです。

日露戦争(明治37-38年)当時の日本の国家予算が六億八千万円。日露戦争の戦費が年間四億五千万円。ノリタケ・日本陶器の輸出額が明治37年106万円・明治38年160万円という事ですからノリタケが稼ぎ出す外貨が如何に貴重なものだったかが解ります。オールドノリタケのマルキ印の時代にはこんな背景があります。

Meiji_002_2 少し話題が広がりすぎた様です。

オールドノリタケの初期マルキ印の物がイギリスへ輸出された時代。19世紀末20世紀初頭ヨーロッパの陶器は黄金期を迎えていました。とりわけイギリスのこの時代は様々な陶磁器業者がしのぎを削る素晴らしい作品が生まれた時代です。「マルキ」とは困難の「困」を図案化したもので、外国との交渉の困難に由来するとガイドブックにはあります。日本には伝統の美的資産はありましたが「洋陶器」の文化を理解するには大変な困難を経なければならなかった事は想像するに難くない事です。

Maruki_001 ヨーロッパのアンティークカップがコレクションされるのは、この時代の作品が最高の出来だからです。それ以降、陶器は大量生産に向けて工業製品化していきます。それと共に美術的価値を失っていきMaruki_004 ます。

侘びさびに価値を置く骨董ファンからは、これらの作品は派手で成金趣味との批判を浴びますが、侘びもさびも好きで、これ等の物も好きなIWANAとしては、恥じる事なく、これらの華やかな物も「美しい」と申し上げます。間違いなく美しいのですから。それが洗練というものです。

もう一度いいます。煤けた仏像より、生身の美しい女性の方が、IWANAを極楽に導いてくれる様に、美しいものは美しいです。

写真上から

初期マルキ印 1900年頃(明治33年頃)

マルキ印 1908年頃(明治41年頃)

マルキ印 1910年頃(明治43年頃)

  他に、ヴィクトリア期のイギリスの家庭を描いた銅版画と明治25年頃撮影の日本の家庭の写真。

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