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2007年7月15日 (日)

提灯まつり

Maturi_003_1 IWANAが住む、岐阜市の加納は、中仙道の宿場町で、江戸の昔から、下級武士の内職から始まった和傘と提灯の産地だった。だったというのは過去形で、IWANAの子供の頃は未だ和傘屋さんが町内にも沢山あって空き地という空き地には和傘が干されていた。

今では、傘屋さんは数軒しかなく、提灯屋さんだって有るのか無いのか?という感じだけれど。

夏のこの時期、とりわけ梅雨のこの時期は、夏のまつりのシーズン。六月の終わりの「みそぎ」と七月半ばの「提灯まつり」に子供達は心をザワザワさせて小遣いを握り締めて神社の境内に集まる。

この時期の祭りはいずれも(病封じ)を願っての事。提灯まつりでは、各町内、大きな竹一本に赤い提灯を沢山つけて天満宮境内の津島神社に向かう。町内毎にお祓いを受けて帰ると子供達は竹笹を一本づつ折って提灯をそれぞれ持ち帰った。

しかし、これとて過去形で、今では各町内、子供など二三人しか居らず、大きな竹笹に付けられた提灯は、小さな神輿風の物か、台車に飾られた粗末な物に変わった。

Maturi_004 最も悲しむべきは、各町内とも、夕方明るいうちに御参りを済ませてしまう事、赤い提灯の美しさは失われてしまい「早く済ませてしまいたい」という大人の都合が優先されて、ひどい町内では提灯に灯を灯す事もないという。提灯がロウソクで燃えるからという理由だそうだが、提灯が二三個燃える事など当たり前の事で、提灯など使いきりであるべきで、大切に取って置いて来年も使うという物では無いのだよと思いつつ、美しい国はこんなところでも壊れ初めているなと思いつつも、下手な事を発言しよう物なら、すぐ町内会長を押し付けられそうだから祭りにも出ないで遠くで見ているだけの今日この頃のIWANAです。

Maturi_005 Maturi_007 提灯まつりの後は、近くのモールの夏祭りでフラメンコを楽しんで地鳥の焼き鳥でビール。台風が過ぎて夏です。

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コメント

禊ーこの言葉はきわめて日本人的です。
夏祭りも禊のひとつだとしたら、いくつもある禊の中で人生のそれはなんだろうかと思います。永遠に動く人生は流れる長良川の如しです。過ぎ去った愛の形を思い出し力強く生きるーこれこそiwanaの生き様ー無理は禁物です。

投稿: 似非常人 | 2007年7月16日 (月) 06時39分

上人様 お立ち寄り有難う御座います。
「茅の輪くぐり」あるいは「禊」。茅で作られた大きな輪をくぐり紙吹雪のお祓いを受ける。ミソギ。輪をクグル事が何かしら怖い事のように思われた子供の頃。紙吹雪を浴びる事で何やら身に付いた穢れが祓われる。とても便利な仕組みを考えたものです。
上人様は人生で何度「茅の輪」をくぐりましたか?
永遠に流れ続ける長良川の水は、涙のガンジス川にも、汚れたテムズ川にも繋がる流れです。もちろん上人様の思い出の母なるラインの流れにも繋がっています。川という姿を失っても川は何時も流れ続けています。

投稿: 団塊堂主人 IWANA | 2007年7月16日 (月) 08時22分

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