« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »

2007年5月30日 (水)

松岡農水大臣の自殺 2 ご冥福なんて祈りません。

530 冥福とは

死後の幸福のこと。 仏教では、亡くなった人は49日間冥土をさまよい、生前の行いに対する裁きを受ける。生前の行いによって次に転生する世界が決まると言われている。 「冥福を祈る」とは、冥土の旅を無事終えて、良い世界に転生できるように祈ること。

だという。

ならば松岡利勝が冥土をさまよっている、この49日間に彼の罪状を更に明白にし、正しい裁きを下すのが、我々ただしい仏教徒の務めではないのか?なんて事を思ってみつつ、7月22日の参院選にはアベチャンにガッーンと一発カマシタイと思う今夜のIWANAです。

西の松岡が死んで、東の宗男が善人面して、同志松岡を語るなんて滑稽の極みだけれど、アベシンゾーの本質がハッキリと見えてきたね。岸・佐藤という自民の暗黒の系譜の中で育ったバカボン・アベは世の中なんて完全にナメきっていたんだろうね。

コイズミの多少の功績である利権政治との訣別が、多少進んだと思ったら、アベ内閣のこの汚さは何だろう?

ツギカラ次へ出てくるではないか。「きっこの日記」が詳しく教えてくれているけれど、バカボン・アベは、岸・佐藤のジィサマ達を見て育ってきたのだから松岡の事なんて大した事ではないと思っていたのだろうね。

日本中を敵に廻しても岸なんかは頑張ったわけだし、光熱水費なんて、もちろん年金問題だって大した事ではないし、いつでも強行採決で突破すればいい、岸のジイサマが生きていればそう言うに決まっていると思っているんだよ。

右だとか左とか言う時代じゃないけど、政権は時々交代しないといけないね。コイズミが力んでいたけれど、結局その下で、こういう輩がまた育っていたのだもの。利権を育てない為にも、政権は時々交代しないと。

ご冥福なんて祈ってられるか! って思うのが本当の仏教徒だぜ!!

ナンミョーのみなさんドウョ? 日蓮なら松岡の遺影に石投げつけるぜ!

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年5月28日 (月)

松岡農水大臣の自殺

Gokiburi 「死者に鞭をあてるな」という美意識があるようだけど、IWANAの美意識は、公人としての政治家の死は、事実を正確に検証した上で、批判されるべきは徹底的に、更に糾弾されるべきだと思うのです。でも、宗教の自由も認めていて、アベちゃんと、そのオトモダチグループのナンミョーのみなさんがナンミョーホーレンゲキョーと祈るくらいは勝手にシンドバットと思っています。

松岡利勝の死。恥知らずと思っていたけれど、少しは恥という事も知っていたのだなと思う今夜のIWANAです。

高市ナントカなんていう馬鹿女は、「もっと一緒に頑張りたかった」なんて泣いて見せたけど、オイオイまだまだ一緒に頑張るつもりだったのか?と、つくづく美しい内閣だなって感心してしまう。

アベちゃんなんか、少ないボキャブラリーのなかから、頑張ったつもりで、「慙愧に堪えない」なんて難しい言葉を使うものだから、ネットで早速笑い物にされてしまった。

きっこの日記によれば。


で、この「慙愧」というのは、辞書には次のように解説されています。

ざんき 【慙愧/慚愧】
仏教語で、「慚」は自己に対して恥じること、「愧」は外部に対してその気持ちを示すこと。
総じて、自分の言動や行動などの見苦しさや過ちを反省して、心に深く恥じ、その反省の意を表明すること。「―に堪えない」

アベチャンだって、自らの醜さを恥じていたんだなって笑ってしまう。

そして「安らか」な死顔だったと。馬鹿いうなよアベチャン、安らかなワケないだろう。そんな言葉はヨイヨイの爺さんが死んだ時に使う言葉だぜ。

「死人に口無し」なんてノタマッタ文部大臣、正直すぎるよアンタ。これで幕引きって事にしたいのだろうけど、世の中を甘く見ない方が良いと思うよ。

だから、徹底的に、松岡の悪行とそれを追認したアベちゃんとナンミョーの皆さんの構造を検証し批判するべきだと思うのよ。

きつこの日記、さすがだね。冴えてるよ。

きっこの日記

http://www3.diary.ne.jp/user/338790/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月27日 (日)

大賀・若林コレクション オールドノリタケ展

527_019 ブログを見て、京都の岡崎にある細見美術館からメールを戴いた。オールドノリタケ展の招待券を送って戴いたから今日さっそく出かけてきた。

527_014 「オールドノリタケ名品集」の大賀弓子さんのコレクションとあって見ないわけにはいかない。更に彼女の講演も行われるとあって、岐阜から二時間弱、在来線を乗りついて出かけた。

527_016 素晴らしかった、圧倒的に素晴らしかった。ノリタケミュージアムもジュールも色あせるくらい素晴らしかった。とりわけメープルリーフの逸品に圧倒された。

コレクションは、財力と共に、コレクターの眼力が大きく物いうが、彼女の素晴らしい眼力に感服。

527_017 観光地の美術館の興ざめな事は、見当違いのオバサンが大きな声で、お友達にマルデ見当違いな解説を、関係ない私にまで聞こえるように解説してくれたりする事だったりするけれど、今日は、キチンとした学芸員の解説付き。

527_018 大賀氏を囲んで館内のカフェでのティータイム、更に茶室での対談、別室で特別コレクションの拝観と今日はオールドノリタケ三昧の至福の一日。

大賀・若林コレクション オールドノリタケ展  7月8日まで

細見美術館

http://www.emuseum.or.jp

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月26日 (土)

ウェリントンブーツ

519_004 イギリス版ゴム長。

IWANAが釣りとガーデニングに20年以上愛用している長靴。もちろん長靴を履いて歩き回る程の庭ではないのが笑ってしまうけれど、洗車にも・・・。

まるで乗馬靴の様に細身でスタイリッシュ。イギリスのウェリントン将軍が履いていた事からイギリス人はこれをウェリーと呼ぶ人もいるという。土踏まずから甲にかけてテープで補強されていて歩いてもブカブカせず歩きやすい。

日本のゴム長のズボッと履けてスボッと履けるイージーさも良いけれど、使われない日のゴム長の寂しさがイケナイ。物置の隅に埃を被ったゴム長。サイズだってイイカゲンで、履き心地なんてものは期待されていないところが悲しい。黒なんて、なんにも期待されていない色だもの。黒ないしは白、給食おばさんの白、はたしてあれだって清潔を期待されているだろうか。

最高にイケナイのは、釣具屋で売られている長靴、黄色と青の配色でガンダムファッション。あれはイケマセン、釣り人が皆、馬鹿に見えます。長靴という物は濃い茶か濃い緑で有るべきだよ。

まだまだイケナイ長靴があります。ホームセンターで売られているガーデニング用の花柄の長靴、たまんないです。なぜ花柄が必要なのよ。グリーン一色で何故いけないのよ。女性だからといってナゼ花柄が必要なのよ。まるで、絣模様の雨合羽みたいだよ。長靴だって様式美というものが有るんだよ。

なんて事を思いつつ、長靴はイギリスだよなと思いつつ、実はこれは日本製。ガレージの片隅のタイヤの傍が定位置だけど、置いてあるだけで、毅然として、凛として気品があるよ。男だってそうだぜ、使われていないオフタイムに、如何に毅然として凛としているかって大事な事だぜ。

ただし、この細身で長いというデザインは、屈んでする仕事の多い、小さな我が家の庭での仕事には少し不便。凛とした男が卑屈な仕事には向かないのと同じ?

こんな汚い物をアップして、どうよって思うけれど、いよいよ語るべき「物」が尽きた感じ、そりゃそうでしょう半年以上かたり続けたのだもの。でも切羽ツマって出てくる物が意外とIWANAらしい物だったりして。

これだって、20年の歳月がゴムを変色させて、内部の補強テープが浮かんできた、写真に撮って見ると、古色が出て、とてもいい感じ。

IWANAの人生そのものだよ、この長靴は。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月23日 (水)

薔薇とブッドレアのベルプル

519_003 ベルプル・つまり呼び鈴を引く為のヒモ。

執事もメイドも居ない我が家だけれど、そして鳴らすベルが有るわけでもないけれど、オイとつぶやけば皆が振り向く我が家だけれど、我が家の階段の窓の装飾に。

ちなみに上部にある金の金具はノッカーと呼ぶ、これが鐘を撞くハズの物。

呼鈴を引く為のヒモを起源にフランス人の好きなゴブラン織りのタペストリーとした装飾品。

薔薇とアスチルベの絵柄なんてオシャレで上品。ドアの両側の装飾、階段の明かり取りの装飾、縦長の部分のアクセントに都合がいい。

*当初、IWANAはブッドレアをアスチルベと間違えてアップしました。日陰同盟の、るいさんのご指摘で薔薇と一緒に描かれているのはブッドレアという花だという事が判明しました。この欄の下のコメントをクリックしていただくと内容が解ります。確かに、薔薇と日陰の代表的な花のアスチルベが一緒に描かれているのはオカシイですね。そして定番の組み合わせというのが在るののですね。チャイナペインターのるいさんならではのご指摘です。

Made in France

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年5月20日 (日)

オールドノリタケ アール・デコの時代

Deco_002 1918年ノリタケのバックスタンプ(裏印)は、M-NIPPON印からM-JAPAN印に変更されます、これはアメリカで施行された関税法による原産地表示の義務付けによるJAPAN表記への統一の要請によるものですが、ノリタケ製品に大きな変化が見られるのもこの時代です。

1920年代というのは、デザインの世界ではとても大きな、変化の時代です。第一次世界大戦が終わり1920年代が始まると、自動車が普及し豪華列車や豪華客船による観光旅行が盛んになり、人々はジャズを聞き、カクテルを飲み、チャールストンを踊りました。

「ソフィスティケーテッド・レディ」、モダンで粋な女たち。

1920年代には人々のライフスタイルは大きく変わります。この時代を象徴するのがソフィスティケーテッドという言葉の持つ意味の変化です。

Deco_001 この言葉は、混ぜ物をした、世間ずれをしたといった意味合いから20年代に入るとスマートとかモダンといった意味に変り、更に洗練されたとか文化的なという意味に変わっていきます。

女性が化粧をするようになったのがこの20年代です。それまで化粧というのは、特別な女性だけがするものでした。ソフィスティケーテッドは自然な状態から離れている事を示します。自然な物から人工的な物の美学が確立されたのがこの時代です。

大正9年(1920)東京の市バスに、女性の車掌が採用されます。タイピストやマネキンガールといった新しい職業に颯爽と女性が進出していきます。短い髪、ショートスカート、口紅やコンパクトが入ったハンドバック。映画や雑誌の発達で、世界のファッションの流行はほぼ同時に日本の女性をも虜にします。

ノリタケもこの時代に呼応してJAPANへの表記の変更のみならずモダンスタイル、つまりアールデコデザインの製品を作り出していきます。ニューヨークのノリタケのデザインオフィスでイギリス出身のシリル・リーによって起こされたデザインは、名古屋に送られ、名古屋で焼かれた製品は、アメリカの百貨店に並ぶ事となります。

Deco_004_1 オールドノリタケがコレクションとして注目を集める事となったのはアメリカのハワード・コトラーという人物のアールデコ陶磁器のコレクションですが、それまでオールドノリタケのアールデコは、その原色の色使いと、安っぽいラスター彩(真珠貝の表面の様な釉薬)から下手物と見られていました。ノリタケの人達すら輸出用のアールデコの陶磁器をラスターという事で別格に扱っていました。

キワモノがブームになる、キワモノがキワモノ故にブームになるという事は良くある事です。原色の色使いが60年代のポップアートに共鳴したと言えば言い過ぎだけど、兎に角、コトラーのコレクションにより、人々はオールドノリタケのアールデコに、新しい価値を見出していきます。

オールドノリタケは、テーブルウェアと呼ばれる食器類と、ファンシーウェアと呼ばれる土産品に大別されます。アールデコ期のテーブルウェアのラスター彩のマヤカシの豪華さはイタダケナイけれど、ファンシーウェアには妙に惹かれるところがある、なかでもデコレディには。

女性が化粧をし始めた時代、女性が自由を確保して社会進出を果たした時代、それは、とりもなおさず男も自由になった時代でもあると思うのです。

Deco_005 デコレディの魅力、男も女もピカピカだった時代のノスタルジーなんだな。

新しい仕事にも慣れ、体調も整い、久々に長々とブログしました。夏のボーナスでは、デコ物のフィギュアを一体追加したいと、明日からまた頑張ろうと思う、IWANAの今日この頃です。みなさん如何お過ごしですか。

本文の一部は、海野弘著 アール・デコの時代、井谷喜恵著 オールドノリタケの美から引用致しております。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月19日 (土)

日陰の薔薇が満開

519_006 日陰の薔薇が沢山咲きました。我が家の北側壁面、道路に面して置かれた薔薇です。

朝日は存分に当たるのですが、日中は完全日陰。

先日も、るいさんへのコメントで紹介したのですが、

「日陰の中心で愛を叫ぶ掲示板」などというサイトがあって、日本全国の日陰で薔薇を育てるという、プロの園芸家に言わせれば無謀な試みにチャレンジしている人達の掲示板なのです。

日陰同盟などと名乗ってはいますが、誰でも歓迎の面白い掲示板なのです。すでに三年以上経つのかな、とても素晴らしいメンバーと実践的な書き込みでとても参考になる素晴らしい掲示板なのです。519_007 IWANAは日陰に限らず薔薇のサイトとしては日本一のサイトだと思っています。主宰者の「るい」さんはチャイナペイントのプロなのですが、彼女の機知に富んだ運営が、相変わらず人気の秘密です。

このサイトでは、日陰のオープンガーデンという事で毎年、「日陰まつり」などというイベントもやってて、日陰の俳句コンテストやら薔薇をテーマにした面白い写真のコンテストもやってて毎年盛り上がっています。年代はさすがに団塊という訳ではなく少しIWANAよりお若い方ばかりです。

519_008 日向の庭なら薔薇は何の問題もなく育ちます。日陰で困難に遭っているからこそ見える物があります。広大な畑で何万本の薔薇を育ててる園芸家の言葉より、ここの皆さんの言葉の方が参考になる事が多いのです。世の中の事もそうだよね。

日陰の中心で愛を叫ぶ掲示板

http://www1.ezbbs.net/15/torevi/

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年5月16日 (水)

フォールディングハンドシャベル

U-Dig-It Shovel

Ae_002 ガーデニングで、IWANA愛用のハンドシャベル。折り畳み式の携帯用シャベル。オールステンレスで頑丈な造り。水でサッと流せば何時もキレイな状態を保てる。オシャレな革製のベルトケース付き。

植物採集にも最適。IWANAは、釣りのお供に持って行って山野草を・・・・。

このシャベル、園芸屋さんではなく、オシャレなアウトドアショップでバックパッカー用に売られている物。理由をよくよく考えてみたら、つまり「雉射ち用」。山歩きでの隠語では「ちょっと雉を射ちに行って来る」とは「しゃがんで用をたす」って事、つまりバックパッカーのフィールドでのトイレ用シャベル。これをオシャレな革のケースに入れてベルトから下げて歩くのってどうよって思うけれど、大切な事だものね。Ae_003

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月13日 (日)

Adam & Eve 8角グラスセット

Ae_001 団塊の世代が結婚ラッシュだった頃、デパートの贈答用品売り場もお祝いやら返礼の需要で活況を呈していた。

「アダム アンド イブ」とても懐かしい響きでしょう。黒と白を基調としたアールデコあるいはモダンのデザインのショップで、箱は黒に金色のロゴ、包装紙は白の艶があるコート紙。とてもオシャレだったんだよね。

IWANAは友人の結婚祝いは必ず此処と決めていたもの。沢山贈ったし沢山戴いた筈なのだけれど、我が家を探して見たのだけれど残っているのは、このガラスセットだけ。

「たち吉」のお家騒動で忽然と消えたブランドだけれど「昭和の」「団塊の」といった括りで陶器やガラスを挙げるとしたらIWANAは、このアダム アンド イブを挙げるよね。

もう少ししたら、スージークーパーがアンティークとして火が付いた様に、「Adam & Eve」がコレクターアイテムとして火が付くかも知れないって思っているのよね。あなたのお宅にアダムアンドイブは有りませんか?

| | コメント (4) | トラックバック (9)

2007年5月 6日 (日)

雨の日曜日

Rein_001 名利に使われ

閑かなる暇なく

一生を苦しむるこそ

愚かなれ

   中野孝次

連休最後の日曜日は、はしゃぎ過ぎた連休を諭すように、しっとりとした雨。

庭の緑も雨にぬれて艶やかさをましています。

とても充実した七ヶ月でした。IWANAは、明日からまた勤めに出ます。

昨夜は小洒落た七輪の焼肉屋で家内とササヤカな失業の打ち上げをしました。

家内の我慢のお蔭で、とても充実した自己実現の七ヶ月を過ごす事ができました。

Rein_002 「低く暮らし高く思う」などと負け惜しみを言ってみつつ、明日からまた第三の人生を始めます。

「名利」とは程遠い仕事だけれど、そんな事にこだわる必要もなくなりました。ささやかに生延びて、ささやかに楽しんで、ありがたく暮らしていきます。そして、いま少しコレクションが増えますように。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年5月 4日 (金)

菊花石の真贋・顛末記 第二弾

先日来、菊花石の贋物について書いていたら、愛知県のMさんからメールを戴きました。

この方、凄い方で、菊花石に徹底的に嵌まり込んだ方。

岐阜の根尾谷に足しげく通い菊花石を拾い、今までに削った石は200から300個との事。200から300って、明治の始めならともかく、かなり通わないと有り得ない話。仕事にも支障が出るくらい嵌まり込んだとの事。凄い人なんです。IWANAは好きですねそういう人。

本当の菊花石が焼いて模様が消えるものかどうか、拾って来た石の研磨から外れた物を送るから焼いて見ませんかとの事。

Kikutest さっそくMさんの厚意に甘えて送って戴いた。

どうですかこれ、凄いよMさん16個も送ってくれました。彼の太っ腹にびっくり。結構いいものも混じっていて、小品盆栽の添えにでもしたら、とてもオシャレと思えるものまで。

でも勿体無いよね、これを焼いてしまうなんて。

幸い、窯も小さく全部一度に入れる訳にも行かないので、とりあえず数個入れて加熱開始。Kikutest_008

10:00スタート 300°を目指す。

10:40  230° 変化なし

10:50  250° 変化なし

11:00  300° 変化なし

この時点で 前回の菊花石は贋物と判断。前回は、2-300度で模様が消えた。

11:00から11:10  300°で固定。変化なし。

11:50  500°  変化なし。

Kikutest_012

12:00  600°  サンプルを取り出す。 変化なし

12:43  700°  サンプルを取り出す。模様の一部褐色に変化。

13:05  800°  模様に変化あり。 サンプルを取り出す。Kikutest_013 Kikutest_011

13:35   900°  完全に模様見えず。 サンプルを取り出す。模様完全に消える。

14:25  1053°  実験終了。

それでは、ビフォーアフター

Kikutest_002 術前

Kikutest_020 術後

左から 800° 700° 600°のサンプル

Kikutest_022 変化したサンプルの表面をリューターで削ってみた。

700°の物は表面のみの変化

800°の物は内部まで変化

 結論。

菊花石の花は700°あたりから変化し800°あたりで消える。

花はなくなるが、色の変化で、表面の花が焼けてなくなるというものではない。

過日アップした贋物は、2-300°で花が消えた。消えた後、表面に薄く陰刻の様なものが残ったが今回は傷跡は残っていない。

花以外の石の白い部分は残っている。

Kikutest_001 Kikutestl           

1053°まで焼いた物。

という訳で、Mさん存分に確かめる事が出来ました。

如何でしょう。

残った試料は、我が家の玄関でお披露目させていただきます。

Kikutest_007

テスト方法等で、ご意見がありましたら、是非コメントをお願いします。Mさんのお蔭で試料は未だ充分あります。再度テストする事も可能です。IWANAは素人ですので、間違いがあれば遠慮なくご指摘下さい。

Mさん、ご協力ありがとうございました。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年5月 3日 (木)

バラ開花宣言

Kaika_004 我が家のバラが咲き始めました。

今年、我が家のバラはとても元気で、これから一ヶ月は薔薇屋敷? 

まず一番手はペネロップ。建物の北壁面、朝日だけは存分に当たるけれど日中は完全日陰、それでも今年は存分に蕾を付けて大きな花が咲き始めました。

連休後半初日の今日は薔薇に釣られて、名古屋の鶴舞公園へ。

渋滞の郊外を避けて電車で名古屋へ。

Kaika_003_1 憲法記念日の、鶴舞公園は、外では右翼の害宣車、中では護憲派の集会。池では右翼の軍歌をあざ笑うかのように、亀が甲羅干し。

藤の花がとても綺麗で、この紫の高貴が汚される事が無いようにと耳を塞ぐ。Kaika_002

薔薇には少し早すぎた。Kaika_001

でも、そんな事は承知の上の事、IWANAの本当の目的は、吹上ホールの名古屋骨董祭。家内に、謀られたと言われながら、今回二度目のお出まし。

予告  明日のブログは、菊花石真贋騒動顛末記の第二弾。凄いネタが届きました。お楽しみに。Kaika_005

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 2日 (水)

オールドノリタケコレクション 9

⑫  フライング・スワンズトレイ 

Flying Swans          裏印  M-NIPPON印 グリーン

   1910年頃 (明治43年頃)

図柄は、ロイヤル・ウースター社のボールドウィンの手になるフライング・スワンズのコピー。

Charles Henry Clifford Baldwynは鳥を描く事が非常に巧みで、ウースター社で作品へのサインを許された数少ない優秀なペインターの一人。ノリタケに限らず1900年代のニッポンモノと呼ばれる明治期の輸出陶器に盛んに模写された図柄。

Swan_001

ならば、尊敬してやまない、愛するノリタケは偽物を作っていたのか、そんなはずが無いでは無いかと叱られそうだけれど、そうですコピーなのです。デザイン盗用なのです。

当時、爆発的に人気があったウースター社のフライング・スワンズのデザイン、ノリタケだけではなく、各社競ってこれをコピーしたようです。そういう時代だったのです。

アメリカ名、フライングギース。アメリカ北西部には、Canadian Geeseと呼ばれる美しい雁が生息していてそれと錯覚されていた。

コレクションを始めたころ、写真集で見たフライングスワンズの水指、ファーナー 植木鉢カバーに塗りの蓋を誂えて水指にした物だったけれど、フライングスワンズを見て、これがとても印象的で・・・。当時あるウェブサイトでカップアンドソーサーを見つけたのだけれどタッチの差で逃してしまい。また最近あるサイトで見つけたのだけれど、諸般の事情から家内に言い出せずに トホホ・・。

でも、今日見つけてしまったんだな骨董市で。フライングスワンズが四点も並んで居たんだよ、これって夢か?って思ったんだけど、うち三点はライジングサンの裏印の物、レベルが少し低くて、我がIWANAコレクションへの参加資格なしと判断。もちろん今月の少ない小遣いとの兼ね合いもあって、このM-NIPPON印の小物のトレイ一点で納得。

背景は、青と謂うよりミントグリーンに近い色調。ボールドウインの白鳥の多くは向かって右に首を向けて左から右へ飛ぼうとしているが、ノリタケのそれの多くは飛翔方向が逆。ボールドウインの白鳥は翼を高く上げ舞い上がろうとする躍動感あるが、ノリタケのそれは翼が水平に近く、一羽一羽の間隔が広い。ボールドウインのそれはSwan in flight飛び立つ白鳥というタイトル。ノリタケの白鳥図の背景は、他に、灰色の暈かし、黄色、茜色る物が存在する。

骨董は、時間をかけて、ゆっくり構えていると良い物が時々ふっと現れる。ガツガツしないでニコニコ笑って、通りをユッタリ見ていると、三日に一度くらいは凄い美人が通り過ぎざまに、ニッコリ笑って会釈してくれるみたいで、骨董って良いよね。時間を価値に換えるって、こうゆう事なんだなって。

Swan_003

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »