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2006年12月22日 (金)

わらべ観音像

小林愚童作

Gudou_002 何にもとらわれない、何にも執着しない、何にもこだわらない世界が「無一物」の世界であり「無尽蔵」の世界。涅槃の世界とは、何も無いが同時に全てのものが手に入る世界。

「無尽蔵」の鍵は、こだわりを捨てる事、いや、こだわりを超える事で得られるのかも知れません。こだわらずに得たものには大して意味はないのですから。

百八どころか八万四千ともいう煩悩に溺れた人生だったけれど、好きで集めた「物」たちに好きな理由を言葉にするのが「物」への功徳と、夕暮れから「物」がたりを始めてみると、好きだった理由は今でも明快で心変わりの無いことに驚いた。男と女ならば付き合ううちに思いも変わるだろう。

言葉まみれのブログは、はたして「物」がたりに適当であったかどうか自問自答の今日この頃です、出来れば訪問者の皆様には、物のマチエールが網膜にもたらす快不快だけで反応していただきたい。

この三ヶ月、好きな事だけさせていただいた、そしてつくづく、好きな事だけをしてきた人生だと知った。家内には感謝感謝の朝夕です。語るべき物は未だ少し残っているけれど、語り終えたら自分の人生も終わってしまいそうで、ここらで「物」がたりの第一部を終わろうと思います。

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コメント

長いこと読ませていただきました。
書くほうはさぞかし大変だったことでしょう。
いわく「福禍はあがなう縄の如し」というまでもなく、幸せと不幸はいつも隣り合わせです。
作者はそういう中で、こだわりを持ち、物に対する執着の世界を語りそして今という時間を輪切りにしていました。
再開は、今までとこれからが交差する人間交差点如き感触ですかな?人間の欲と業などはいかが?
梅の咲く頃の再開をお待ちしております。

投稿: Wienの薔薇 | 2006年12月22日 (金) 23時21分

Wienの薔薇様
重ねてのお立ち寄り、有難うございます。
T様、いやWienの薔薇様、貴兄の励ましあってのブログでした。困難な中にあって貴兄との交信がIWANAにとって何よりの力になっています。欲と業のブログ、それもまた一興ではあります。IWANAは、その時は黙って誰も知らない世界でブログを始めます。貴兄にだけは内緒でURLをお知らせ致します。   メリークリスマス。

投稿: 団塊堂主人 IWANA | 2006年12月22日 (金) 23時37分

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