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2006年12月21日 (木)

松本民芸家具 馬足ウィンザーチェア

椅子のコレクション 4   windsor chair

Isu_garasu_006 イギリスのカントリーファニチュアの代表格がウィンザーチェア。もちろん、人それぞれだけれどIWANAは、そんな気分なのです。

ウィンザーチェアーとは、17世紀後期、イングランド地方の地主階級のダイニングやリビング用の椅子として使われた物のスタイル。

このボウバック・弓状に湾曲した背もたれのスタイルは18世紀中期以降に現れたスタイル。楡の厚い座板は鞍型に削られ、轆轤で挽かれた背棒、脚、肘木を直接座板に柄継(ほぞつぎ)している。猫脚の手の込んだ物。頑丈で実用的で「民芸的」である。

松本民芸家具のカタログでは、これを猫脚ウィンザーチェアとしているが創始者の池田三四郎氏は馬足ホースレッグとも呼ぶと「木の民芸」の中で解説している。

たしかに猫よりは馬という気分。ついでながら脚を支える突っ張り棒を「貫」ストIsu_foot_005 レッチャーと呼ぶがこの椅子の形はカウホーン・ストレッチャーと呼ぶ。木を曲げてあたかも金属の様な美しい曲線を作り上げている。

イギリスのカントリースタイルの物が妙に日本の家屋にピッタリと合うのは何故だろうか、たとえば松本民芸館、古い土蔵を展示室としているが全く違和感もなく建物が建てられた当時からそのまま其処に在るような溶け込みようである。

Isu_foot_004 この椅子、納品まで一年近くかかったが、説明では、栃の葉国体に天皇が使われる椅子として注文があり一緒に作っているから大変遅れたとの説明があった。

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