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2006年12月 9日 (土)

アフリカの椅子 怪鳥カラオの椅子

椅子のコレクション 1       コートジボワール(象牙海岸) セヌフォ族

Isu_garasu_008

怪鳥カラオ(日本名サイチョウ)が手摺りにあしらわれ、脚部は男女それぞれ2対の立像。アフリカ人の店で購入したが、ここの女主人がとても上品で高貴な女性だった、生粋のアフリカンなのだがフランス人の様な語り口で。

アフリカの王様の椅子との触込みだった。ブログを書くにあたって調べていたら、日本民藝館所蔵のセヌフォ族の“カラオ像”に全く同じディテールを見つけた。セヌフォ族にはポロと呼ばれる男子秘密結社があり、カラオの長い嘴は男根を表す、カラオは秘密結社への加入儀礼の際、最後のトレーニングの場面に登場する重要な鳥。

東北福祉大学の芹沢美術工芸館蔵のセヌフォ族の祠あるいはトレーニングハウスのIsu_garasu_004 扉の装飾バターンにも同じものが見られる。ポロ結社への加入儀式の際トレーニングハウスで使われた物だろうか。

日本民藝館の館長、柳宗理はアフリカンアートを「美の始源体」と呼んで、美の生誕の源、今日言われる美術でもないアートでもない、それ以前の美の発芽。即ち無意識の美 Unconscious beautyと絶賛している。

Isu_garasu_012

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