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2006年11月15日 (水)

月夜野工房 グラヴュール菖蒲文花器

団塊堂セレクション ② 

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被せガラスに菖蒲の図柄を陽刻したカメオガラスの花器。菖蒲の花の彫刻の良さ、裾の部分の、青と緑の色ガラスの複雑な色合いが素晴らしい。

IWANAが未だ、飛ぶ鳥を15分に一羽くらい落としていた30代の始め頃、購入した品。デパートが未だデパートらしかった時代、IWANAは文化催事を担当していました。とても経費のかかる海外展を毎月のように派手に打ちまくっていたのです。ベネチアガラス美術展・エミールガレ展・ウィーン展・ドイツ陶器東西交流展・マジョリカ陶器展・・・。夢の様な時代でした。

IWANAは、自分が担当した催事、とりわけ思いいれがあった催しでは、必ず記念の品を買い入れる事にしていました。催事の立ち上げの休日出勤、徹夜の飾りつけ、撤収と、残業代も面白いくらい戴いていたのです。

文化催しといってもデパートの事ですから必ず、販売催事を併催します。こんな時は、普段手に入らない様な面白いものが良く出ます。しかしこれが売れるとは限らないのです。ついつい罪滅ぼしに残業代を充てることになります。

今日も前置きが長くなりました。

この花瓶、エミールガレ展の際に購入したものです。いくら残業が多いとはいえガレを買う金はありません。国産の物です。上越クリスタルという会社の物のようです。量産品というわけではなく工房の作品と言っていいとおもいます。当然、個体ごとに出来不出来があります。百貨店勤めの特権です、嫌というほど品を選ぶ事が出来ます。その販売催事のなかで一番出来のよかった品です。以来二十数年、これ以上の品が売り場に並ぶ事はありませんでした。

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