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2006年10月 8日 (日)

ガーデニング三昧

IWANAの庭

薔薇は好きですか。

Iwana31

前述のヤコブセンはこうも語っています。

「私はバラには関心を抱いたことがない。とくにモダンローズは、けばけばしくて下品な花だと思う。」  でも、IWANAはバラが嫌いではありません。

現在のイングリッシュガーデンの源流となったウィリアム・ロビンソンの「野生庭園」の主張は「庭には観賞用園芸種ではなく、原種かそれに近い多年草を植えて自由に生育させよ」という事だった。品種改良されて大輪化した見栄えの良い花よりも野の花への愛着を提唱した。

「園芸上達術」の著者、キャサリン・ホワイト女史は「ピースローズを小さな花瓶に活けておくだけでグロテスク」とまで述べています。

イギリスを訪れるガーデナーに最も人気があるシシングハースト庭園。これを作り上げたニコルソン夫婦が、この世を去ったのは、IWANAが子供のころであるが(ナニモカンケイナイガ)、このニコルソン夫婦に対して歴史家ディヴィッド・キャナディンは「英国貴族の衰退と没落」のなかで、この夫婦こそ貴族気どりの俗物であり、庭園に植える植物にも、その気どりが現れていると痛烈に批判しています。

彼らは「ミドルクラスや都市住民の匂いが少しでも染み付いている花を情け容赦なく排除した。」たとえば「アザレアは植物のいわば新興住宅地住民であるために不適当」「シャクナゲはディナーにはぜったいお呼びしたくない肥満の株式仲買人」と。シシングハースト庭園の鼻持ちなら無い貴族趣味(しかし残念ながら彼等の出身はそうではなかった)を、こう非難しています。

しかしまあ、シシングハースト庭園の洗練は見事なものです。

でもね「ほら、私たちの趣味はあなた方より正しいのよ」と言っているようなキガスルのは、IWANAの出自のせいでしょうか。

美しいに、正しいか正しくないか、なんてね。

派手で下品でもバラは美しいし咲いたら楽しいのです。

女だってそうだぜ。 エリザベス。

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