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2006年10月12日 (木)

アメリカは北朝鮮を核爆撃する

アメリカはアイゼンハワー以来核兵器を持たない相手には核兵器を使わないという暗黙の原則を維持してきた。核を持たない日本に二発の原爆を投下した事はアメリカのトラウマであった。

021月ブッシュ大統領はアメリカのこれまでの基本戦略を一変して先制攻撃戦略を始めると発表し「核兵器を持っている相手に対しては核攻撃を行う」ことを明確にした。

金正日は核を持つ事で軍事的に一流国家になろうとしたが、これが誤算だった。核によってアメリカの爆撃目標となった。

032月アメリカ上院軍事委員会は小型の核爆弾を開発するための予算として1500万ドルを計上すると決めた。

イラク戦争の際、アメリカはバンカーバスターズと呼ばれる、地下30メートルを攻撃できる地下壕攻撃用の爆弾を投下したが、フセインをしとめる事はできなかった。

これに替わる物が小型核爆弾である。

ブッシュ政権の首脳は金正日が核兵器を開発しようとしている以上、アメリカは核兵器で金正日を攻撃する権利があると考えている。

イラク戦争が始まったとき金正日は金剛山の奥深く逃げ込んだらしい。

北朝鮮の金剛山系は、ミサイルや爆撃機の攻撃に立ちはだかる天然の要塞である。たとえ10トンクラスの超大型の爆弾を使ったとしても金正日をしとめる事は不可能である。

金正日が核を持った事で、核兵器で叩き潰すことに何の良心の呵責も感じない。

朝鮮半島には石油が有るわけでも金があるわけでもない、特別な資源などない。

アメリカの関心はテロリストを助ける北を叩くことだけである。アメリカからみると北朝鮮は大きな損害を覚悟してまで軍事行動を行う価値がない。

アメリカは朝鮮戦争で13万人の戦死者を出している。あんな事は、もうこりごりである。

効率よく戦う事は重要である。

イラク戦争後、グアムには巨大な爆撃機が集結して爆撃訓練を繰り返している。潜水艦基地が整備され最新型の原潜も配属されている。

グアムは北朝鮮を攻撃するアメリカにとってもっとも有利な場所にある。北朝鮮の首都ピョンヤンまでは4000キロ、超音速の爆撃機で四時間かかるが、アメリカの戦闘爆撃機の能力からみればそれほど難しくはない。北朝鮮のミサイルはグアムを攻撃する能力はない。

北朝鮮は国民総生産の三分の一を軍事費に当て地上軍100万予備軍700万を持ち、その75パーセントを38度線のすぐ北の地下深くに潜ませており戦車の総台数は3700台を超し。大砲は一万三千門以上がソウルに照準をあわせている。北朝鮮の軍事力をアメリカは恐れている。

韓国の現政権は反米政権である。02年に起きた大規模な基地反対運動では、ただの基地反対を越えて、ひたすらアメリカが嫌い、憎いという感情があふれていた。13万人の犠牲を出してアメリカが守った国であるにもかかわらず。

アメリカが北を攻撃したとき韓国民の怒りがアメリカに向かって爆発する恐れがある。在韓米軍は人質になる恐れがある。北と地上で戦うのは、家庭内の問題として韓国軍の役割である。

アメリカはすでに在韓米軍を縮小している。ラムズヘルドは在韓米軍を釜山近くまで引揚げ動きやすいようにしたいと述べた。

アメリカは在日米軍基地を使いたくないと考えている。北に対してアメリカが戦争とりわけ核攻撃を行った場合日本のマスコミは全力を挙げてアメリカ批判を強めるだろうと懸念している。

日高義樹氏は、「アメリカは北朝鮮を核爆撃する・その衝撃のシナリオ」徳間書店036月刊のなかでこう述べて、アメリカの北朝鮮爆撃を2005年夏以降としていた。幸いな事に時期は少し遅れた。しかし此処に書かれた全てが、今、現実のものとして我々の目の前で展開されようとしている。日高レポートの精度に驚くと同時に、其処に書かれた今後について、戦争を知らない、本当に戦争を知らない団塊のIWANAはただ愕然とするのみである。著作権を省みず抜粋したが、ここまではジャーナリストの事実のレポートであり三年も経過すれば許されると考える。しかし、その後についての日高氏の分析の転載は著作権を侵すと考えて遠慮したが、「金正日亡きあと、日本に本当の危機が訪れる」については、我々世代がツクヅク平和ボケであったと思わざるを得ない。是非、著作権を侵すことなく著書を購入の上、お考え戴きたいと思う今日この頃です。

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