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2006年10月 9日 (月)

オールドノリタケコレクション 5

第一次世界大戦による世界的好況とディナーウェアの本格生産の成功でノリタケは大正時代に一つのピークを迎えます。モールドシリーズは日本陶器発足時の中期製品群を代表するアイテム。石膏型に凹型に彫刻を施し、泥ショウを流し込んで作る。犬やら馬、インディアンの絵柄などに良い物があり海外のコレクターには人気のアイテム。でもIWANAには土産物屋のマグカップとオーバーラップして、どうもイタダケナイ。そのせいか、このアイテムの生産期間は1910年頃から1920年ごろまでと短い。英国向きのマルキ印の製品が少ないのを見ても、やはりアメリカ的というべきか。いささか装飾過剰であったノリタケが工業製品として色々なものを削ぎ落としていく過渡期のアイテムと言えないだろうか。

モールド ナッツボウル

裏印 グリーン HAND PAINTED M-JAPAN

大正7年頃(1918) 米国輸出向け

見込みに栗の絵柄がモールドで描かれた渋いボウル。手の込んだ形もナカナカお洒落。大正ロマンだよね。西洋の物まねの豪華さを脱皮し、渋みといった日本的なものと、アーリーアメリカンあるいはカントリースタイルといったテイストの融合と言ってはどうだろう。イーセンアーレンンのテーブルの上が見事にマッチする。

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